
※本記事は、2025年10月時点での情報を元に執筆しています。
「日本昔話って、どの話がおすすめ?」
「定番ならこれ!って日本昔話が知りたい」
そろそろ子どもに物語絵本を読ませたい。
日本昔話なら、自分の子どものころに親しんだ記憶があって、教訓や優しさも自然に伝えられそう。
だからこそ「まずは日本昔話から」と考える方も多いでしょう。
でも、いざ選ぼうとすると、有名な話が多くて迷ってしまう…。そのように悩まれて、この記事に出会ったのではないでしょうか。
そこで今回は、はじめての物語読み聞かせにぴったりな、定番かつ人気の日本昔話15作品を厳選してご紹介します。
この記事では、見出しタイトルにて、各話の特徴や魅力を一言のキャッチコピーで伝え、
「うちの子にはこの話が合いそう!」
と直感的に選べるよう工夫しています。
また、それぞれの日本昔話を描いた絵本も、おすすめポイントとあわせてご紹介しています。
いずれも、日本昔話らしい雰囲気を感じられる色彩・タッチで描かれている一冊です。
記事を最後まで読み終えるころには、「この日本昔話をまず読んであげたい」と思える作品に出会えるはずです。
ではさっそく、おすすめの日本昔話を作品ごとにみていきましょう。
1.ももたろう|おともの3匹といざ冒険!

『ももたろう』は、大きな桃から生まれた男の子が、犬・猿・キジとともに鬼退治に向かう日本昔話の代表作です。
ワクワクする冒険と、仲間との協力、勇気ある行動が描かれています。
特に大人も子どもも読んで楽しめる、日本ならではの物語の魅力は以下の通りです。
【物語の魅力】
- 桃から生まれるファンタジーな冒頭
- おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川で洗濯という昔の人々の生活風景
- 桃が川を流れる「どんぶらこ どんぶらこ」という言葉の面白さ
- きびだんごで仲間にした、犬・猿・キジとともに鬼退治へ行く展開
仲間を得て協力し、鬼を倒す姿には、「みんなで力を合わせれば、大きなことも成し遂げられる」という教訓が込められています。
「勇気を出して頑張ってみよう」と子どもの前向きな気持ちを引き出すきっかけにもなるでしょう。
驚き・ワクワク・ドキドキなど、子ども心を大いにくすぐる冒険のお話です。
〈絵本を使って読むなら以下がおすすめ!〉
出典:Amazon
| タイトル | ももたろう (日本傑作絵本シリーズ) |
| 出版社 | 福音館書店 |
| 価格(税込) | 1,210円 |
| 対象年齢 | 5歳~ |
| ポイント |
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2.かぐやひめ|切なくも美しい物語

『かぐやひめ』は、竹から生まれた美しい娘と、老夫婦に育てられ、月へ帰るまでの切ない別れを描いた昔話です。
にぎやかな冒険とは違い、不思議さや感情の揺らぎを優しく感じ取れる物語として親しまれています。
日本ならではの物語の魅力は以下の通りです。
【物語の魅力】
- 竹から小さな姫が生まれるというファンタジー
- 竹取を仕事にする素朴な暮らしの描写
- 求婚者たちへの「無理難題」の面白さ
- 月からの迎えの行列など、物語を取り巻く幻想的な雰囲気
帝や高貴な身分の男性たちが求婚する場面では、富と権力を使ってかぐや姫の心を手に入れようとしますが、誰も成功しません。
「お金や力では、人の気持ちは変えられない」
「もっと大事なことがあるのでは?」
という、メッセージをうかがわせます。
月に帰ることになったとき、姫が涙を流して別れを惜しむ場面も注目です。
「大切な人とのつながり」や「別れの切なさ」に触れさせたい場合に、おすすめの物語です。
〈絵本を使って読むなら以下がおすすめ!〉
出典:Amazon
| タイトル | かぐやひめ (日本名作おはなし絵本) |
| 出版社 | 小学館 |
| 価格(税込) | 1,100円 |
| 対象年齢 | 要問い合わせ |
| ポイント |
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3.うらしまたろう|海の国への不思議な旅

『うらしまたろう』は、助けた亀のお礼に竜宮城に招かれ、美しい夢のような時間を過ごした青年の物語です。
前半の「優しさが報われる」展開と、後半の「時の流れの不思議さ」が印象に残るファンタジーな雰囲気が漂う昔話です。
日本ならではの物語の魅力は以下の通りです。
【物語の魅力】
- 浜辺で亀を助けるという優しさをきっかけとした始まり
- 竜宮城という異世界へのワクワクする展開
- 乙姫さまとの出会いや、ごちそう・宴の華やかさ
- 不思議な“開けてはいけない”玉手箱のお土産
「優しい行いから意外な良いことが返ってくる」と伝える一方、地上に戻った浦島太郎には、過ぎ去った日々を思い知る結末が待ち受けます。
この結末は、「約束や忠告は守るべき」という教訓とともに、時間の儚さ・戻らない日々への憧憬も感じさせます。
優しさから始まった物語が、切ない結末で締めくくられることで、読後に「なぜこんなふうに終わったの?」と物語の解釈を考えられる作品です。
〈絵本を使って読むなら以下がおすすめ!〉
出典:Amazon
| タイトル | うらしまたろう (日本傑作絵本シリーズ) |
| 出版社 | 福音館書店 |
| 価格(税込) | 1,430円 |
| 対象年齢 | 4歳~ |
| ポイント |
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4.かさじぞう|思いやりが幸せを運ぶ

『かさじぞう』は、貧しくても優しい心を忘れないおじいさんとおばあさん、そしてその善意に応えるお地蔵さまの物語です。
雪深い冬の情景を舞台にした、優しさあふれる日本昔話として印象に残っている方も、多いのではないでしょうか。
日本ならではの物語の魅力は以下の通りです。
【物語の魅力】
- 貧しい暮らしでも心豊かな老夫婦の姿
- お地蔵さまが夜中に尋ねてくる不思議な展開
- 「笠売り」という伝統工芸を生業にした時代背景
売れ残った笠だけでなく、自分の笠まで、被せてあげるおじいさんの行動は、「見返りを求めない純粋な親切」を感じさせるでしょう。
全ての存在に対して平等に思いやることの大切さが、冬の情景でよりいっそう、温かなものとして描かれています。
〈絵本を使って読むなら以下がおすすめ!〉
出典:Amazon
| タイトル | かさじぞう |
| 出版社 | 福音館書店 |
| 価格(税込) | 1,320円 |
| 対象年齢 | 4歳~ |
| ポイント |
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5.かちかちやま|ずるいタヌキをこらしめる

『かちかちやま』は、ずる賢いタヌキにひどい目にあわされたおばあさんのために、ウサギが知恵を使って仕返しをする物語です。
原作には残酷な場面も含まれているため、「ちょっと怖いけど教訓性の高い話」として親しまれています。
日本ならではの物語の魅力は以下の通りです。
【物語の魅力】
- 「かちかち」「ぼうぼう」など独特の擬音語
- くりの実や唐辛子入りみそ、木の舟・土の舟を利用した仕返し
悪事を働いたタヌキにウサギが賢く立ち回る展開は、「悪いことをすれば、いずれ自分に返ってくる」という因果応報の教訓が描かれています。
物語を読むうちに、「悪いことは良くない」ということを子どもに学ばせられるお話です。
ただし、原作の結末は残酷なシーンを含むため、読み聞かせに絵本を使う場合は、商品ページのあらすじやレビュー、あるいは書店で内容確認されることをおすすめします。
〈絵本を使って読むなら以下がおすすめ!〉
出典:Amazon
| タイトル | かちかちやま (日本傑作絵本シリーズ) |
| 出版社 | 福音館書店 |
| 価格(税込) | 1,320円 |
| 対象年齢 | 4歳~ |
| ポイント |
※原作に忠実なストーリー展開となっている点にはご注意ください。 |
6.つるのおんがえし|部屋をのぞいてはダメ

『つるのおんがえし』は、冬の日に助けた一羽の鶴が、美しい娘の姿となって老夫婦のもとに現れ、恩返しをする物語です。
絵本や紙芝居の題材として親しまれてきた定番の昔話で、「善い行いは報われる」という教訓と、「約束を破ったことで訪れる別れ」が描かれています。
日本ならではの物語の魅力は以下の通りです。
【物語の魅力】
- 助けた鶴が美しい娘となって現れ、恩返しにくる不思議な展開
- 鶴が自分の羽を抜き取り、機を織る姿
- 「のぞかないで」という約束と、それが破られる転機
- 正体を明かし、鶴が飛び去っていく切ない結末
鶴との約束を破ってしまう場面からは、「約束は軽く扱うべきではない」という教訓が読み取れます。
信じ合う気持ちの尊さや、相手を思いやる心に自然と触れられるでしょう。
「約束の大切さ」や「人との信頼」を子どもに伝えたいときに、ぜひ読んであげたい昔話です。
〈絵本を使って読むなら以下がおすすめ!〉
出典:Amazon
| タイトル | つるの おんがえし (いわさきちひろの絵本) |
| 出版社 | 偕成社 |
| 価格(税込) | 1,100円 |
| 対象年齢 | 4歳~ |
| ポイント |
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7.さるかにがっせん|仲間と一緒に立ち向かう

『さるかにがっせん』は、ずるい猿にだまされたかにが、仲間と協力して仕返しをする昔話です。
勧善懲悪の物語として長く語り継がれてきた定番の昔話で、身近な動物や道具が登場する親しみやすさも魅力となっています。
日本ならではの物語の魅力は以下の通りです。
【物語の魅力】
- おにぎりと柿の種をめぐる、猿とカニのやりとり
- カニを助けるために集まる、くり・蜂・うすなど個性豊かな仲間たち
- くりがはじけ、蜂が刺すなど、耳に残る表現
- 仲間の知恵と連携によって、猿をこらしめる痛快な仕返しの展開
カニが仲間と力を合わせて猿をこらしめる場面からは、「1人では難しいことも、協力すれば乗り越えられる」という教訓が読み取れます。
子どもにとって「友達と力を合わせること」を考えるきっかけにもなるでしょう。
「協力する力」や「勇気を出すこと」を伝えたいときにぴったりの物語です。
ただし、一部シーンには、残酷な描写を含みます。
読み聞かせに使う本を選ぶ際は、商品ページのあらすじやレビュー、あるいは書店で内容確認されることをおすすめします。
〈絵本を使って読むなら以下がおすすめ!〉
出典:Amazon
| タイトル | さるかにがっせん (日本の昔話えほん 3) |
| 出版社 | あかね書房 |
| 価格(税込) | 1,430円 |
| 対象年齢 | 要問い合わせ |
| ポイント |
※原作に忠実なストーリーで構成されており、残酷なシーンを含む点にはご注意ください。 |
8.したきりすずめ|欲張るとこうなる

『したきりすずめ』は、心優しいおじいさんと、欲張りなおばあさんの対比を通して、優しさと欲の怖さを描いた昔話です。
特に「小さなつづら」と「大きなつづら」の場面は、記憶に残る印象的なシーンとして知られているでしょう。
日本ならではの物語の魅力は以下の通りです。
【物語の魅力】
- おじいさんがかわいがっていたすずめの舌を、おばあさんが切ってしまうという衝撃的な始まり
- すずめを探して、山奥のすずめの宿を訪ねる不思議な展開
- 何が出てくるかドキドキする「小さいつづら」「大きいつづら」を選ぶシーン
おじいさんとおばあさんの“選択の違い”を通して、「欲ばりは損をし、正直な人は報われる」という明快な教訓が描かれています。
素朴なストーリーのなかに、善と悪の分かれ目をわかりやすく示す構成は、子どもにも伝わりやすい内容です。
欲張らず、正直でいることの大切さを、親子で一緒に味わえる昔話です。
〈絵本を使って読むなら以下がおすすめ!〉
出典:Amazon
| タイトル | したきりすずめ (日本傑作絵本シリーズ) |
| 出版社 | 福音館書店 |
| 価格(税込) | 1,650円 |
| 対象年齢 | 4歳~ |
| ポイント |
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9.わらしべちょうじゃ|1本のわらが幸せを呼ぶ

『わらしべちょうじゃ』は、1本のわらをきっかけに、貧しい若者が幸運をつかんでいく物語です。
希望を与えるサクセスストーリーとして親しまれ、「わらしべ長者」という言葉そのものも、幸運を少しずつつかむ慣用句として定着しています。
日本ならではの物語の魅力は以下の通りです。
【物語の魅力】
- たった1本の“わら”から始まる、次々と品物が変わっていくワクワクする展開
- 人との出会いで運が開けていく、日本的な“縁(えにし)”の不思議さ
青年が人との出会いを大切にし、人を思いやることで、1本のわらしべが、より大きな物へと変わっていく…。
そんな展開から、「困っている人に自分の物を差し出す優しさ」が読み取れます。
「親切心は意外な形で、大きな幸せとして返ってくる」というメッセージも伝わるでしょう。
〈絵本を使って読むなら以下がおすすめ!〉
出典:Amazon
| タイトル | わらしべちょうじゃ (むかしむかし絵本 17) |
| 出版社 | ポプラ社 |
| 価格(税込) | 1,980円 |
| 対象年齢 | 3~5歳 |
| ポイント |
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10.きんたろう|熊と力比べの勝負!

『きんたろう』は、怪力で心優しい男の子・金太郎が熊と相撲を取ったり、森の仲間たちと仲良く過ごしたりする物語です。
昔話のなかでも特に知名度が高く、五月人形や童謡のモチーフとしても広く親しまれています。
日本ならではの物語の魅力は以下の通りです。
【物語の魅力】
- まさかりを担いだ、赤い腹かけ姿の金太郎という、強烈なビジュアル
- 熊や動物たちと力比べをする、迫力あるシーン
- 動物たちと友達になり、一緒に遊ぶという素朴で親しみやすい展開
- 足柄山の自然のなかで育つ、たくましく元気な少年像
金太郎はたいへんな怪力の持ち主ですが、決して乱暴者ではなく、困っている動物に会った際は、惜しむことなく力を使ってあげる優しい子です。
「力任せだけでなく、優しさや勇気と結びついてこその本当の強さである」というテーマが読み取れるでしょう。
強くて優しいヒーローが出てくるお話を読ませたいなら、ぜひおすすめしたいお話です。
〈絵本を使って読むなら以下がおすすめ!〉
出典:Amazon
| タイトル | きんたろう (日本の民話えほん) |
| 出版社 | 教育画劇 |
| 価格(税込) | 1,320円 |
| 対象年齢 | 2・3歳〜 |
| ポイント |
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11.おむすび ころりん|おむすびが不思議な穴へ

『おむすび ころりん』は、優しいおじいさんが落としたおむすびを追いかけるうちに、不思議な穴のなかでねずみたちと出会う物語です。
耳に残る「ころりん」という擬音と、テンポの良い展開で親しまれており、昔話のなかでも特に人気の高い作品の一つとなっています。
日本ならではの物語の魅力は以下の通りです。
【物語の魅力】
- おむすびが穴に落ちていく「すっとんとん」というリズミカルな擬音語
- 穴のなかのネズミたちが登場する、ちょっと不思議でかわいらしい世界
おじいさんがネズミたちにお礼として宝物をもらうという展開から、「優しさはめぐりめぐって自分に返ってくる」というメッセージが読み取れます。
また、心優しいおじいさんと欲張りな隣人の対比が明確で、「欲張りおじいさんにはなりたくない!」などと自然に考えるきっかけを与えます。
教訓性もわかりやすく、読んでいて子ども心をくすぐるお話をお探しの場合、ぜひ手に取っていただきたい物語です。
〈絵本を使って読むなら以下がおすすめ!〉
出典:Amazon
| タイトル | おむすび ころりん (絵本・日本むかし話) |
| 出版社 | 偕成社 |
| 価格(税込) | 1,320円 |
| 対象年齢 | 4歳~ |
| ポイント |
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12.ちからたろう|力でみんなを助ける!

『ちからたろう』は、体の垢から生まれた怪力の男の子が、仲間とともに悪い化け物を退治する物語です。
全国的な超定番作品ではないものの、そのインパクトのある誕生シーンと勇ましい活躍で、多くの人の記憶に残る昔話として親しまれています。
日本ならではの物語の魅力は以下の通りです。
【物語の魅力】
- 垢から生まれるという、強烈でユニークな誕生
- 生まれたその日から怪力を発揮し、悪者をやっつける痛快な展開
- 怪物退治などの活躍を通じて描かれる、頼れるヒーロー像
ちからたろうは、1人で戦うのではなく、旅の途中で仲間を増やし、最後は力を合わせて化け物に立ち向かいます。
仲間と協力し、勝利する場面は、「一緒に頑張れば強くなれる」「化け物だっていちころ!」という前向きでワクワクする気持ちを抱かせるでしょう。
「勇気を出すこと」や「力を人のために使う大切さ」を伝えたいときにおすすめの昔話です。
〈絵本を使って読むなら以下がおすすめ!〉
出典:Amazon
| タイトル | ちからたろう (むかしむかし絵本 5) |
| 出版社 | ポプラ社 |
| 価格(税込) | 1,980円 |
| 対象年齢 | 3~5歳 |
| ポイント |
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13.はなさかじいさん|優しさが花を咲かせる

『はなさかじいさん』は、心優しいおじいさんがまいた灰で、枯れ木に花を咲かせる奇跡の物語です。
日本の代表的な昔話であり、「枯れ木に花を咲かせましょう~」のフレーズを耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。
日本ならではの物語の魅力は以下の通りです。
【物語の魅力】
- 灰をまいて枯れ木に花を咲かせる、美しく象徴的なクライマックス
- かわいがっていた犬が宝のありかを教える、不思議で温かい展開
- 「ここほれワンワン」など耳に残るフレーズ
心優しいおじいさんの行いが奇跡を起こし、美しい花を咲かせる場面には、「思いやりはめぐって幸せをもたらす」というメッセージが込められています。
正直なおじいさんと、欲張りなおじいさんの対比もあり、「意地悪や欲張りは良くない」という考えにも触れられます。
「優しさ」や「思いやり」の教訓とあわせて、美しい情景を感じられるお話を探している方に、ぜひおすすめしたい昔話です。
〈絵本を使って読むなら以下がおすすめ!〉
出典:Amazon
| タイトル | よみきかせ日本昔話 はなさかじいさん (講談社の創作絵本 よみきかせ日本昔話 春の巻) |
| 出版社 | 講談社 |
| 価格(税込) | 1,430円 |
| 対象年齢 | 5歳~ |
| ポイント |
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14.一休さん|とんちでピンチを切り抜ける

『一休さん』は、室町時代に実在した僧(一休宗純)の幼少期をもとにした、とんち話の代表的なお話です。
将軍さまや大人たちが出す難題を、知恵と機転で見事に解決していく痛快な展開が親しまれています。
日本ならではの物語の魅力は以下の通りです。
【物語の魅力】
- とんちで人をうならせる、知恵比べの展開
- 「この屏風の虎を縛ってください」など、驚くような機転で言葉の裏をかく名場面の数々
- 難題をさらりと解決してしまう、一休さんのユーモラスなキャラクター性
一休さんのどんな難題にも「無理だ」とはいわず、発想を変えることで解決していく姿は、「工夫すれば道は開ける」という希望を感じさせます。
また、一休さんのとんちは、どれも驚き・ユーモアがあるものばかりで、ズバリ解決した際は、その痛快さにどんどん引き込まれていくはず。
「考えるって面白い!」というきっかけになるような、ワクワクする展開が描かれたお話です。
〈絵本を使って読むなら以下がおすすめ!〉
出典:Amazon
| タイトル | 一休さん (日本名作おはなし絵本) |
| 出版社 | 小学館 |
| 価格(税込) | 1,100円 |
| 対象年齢 | 要問い合わせ |
| ポイント |
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15.いっすんぼうし|小さな体で鬼退治!

『いっすんぼうし』は、小さな男の子が知恵と勇気で鬼を退治し、やがて立派な大人になる物語です。
桃太郎や浦島太郎と並ぶ、日本の昔話のなかでも非常に有名な定番の物語の一つといえます。
日本ならではの物語の魅力は以下の通りです。
【物語の魅力】
- 一寸ほどの小さな体で生まれる、ユニークな誕生設定
- お椀を船に、箸を櫂(かい)にして都へ向かう、どこかかわいらしい印象を抱かせる旅のシーン
- 針を刀にして鬼に立ち向かう、知恵と勇気の戦い
- 打ち出の小槌で大きくなり、幸せをつかむ結末
小さな体ながら、「都に行く」「鬼に立ち向かう」という大きな目標に挑む一寸法師。
この前向きな姿勢は、子どもに「自分も頑張れば苦手なことだってできるかも!」という気持ちを自然と感じさせます。
「大きな壁にも挑戦する勇気」や「夢を信じる気持ち」を伝えたいときにおすすめの昔話です。
〈絵本を使って読むなら以下がおすすめ!〉
出典:Amazon
| タイトル | いっすんぼうし (日本傑作絵本シリーズ) |
| 出版社 | 福音館書店 |
| 価格(税込) | 1,210円 |
| 対象年齢 | 4歳~ |
| ポイント |
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16.定番かつ王道な日本昔話を一気に読める!シリーズ絵本

ここまで、定番の日本昔話のおすすめをご紹介してきました。
「うちの子にはまずこのお話から読み聞かせようかな」と、気になる作品が見つかったことと思います。
とはいえ、1冊ずつ分けてお話を用意するのも手間といえば手間。
「いくつかのお話をまとめて用意するのも良い考えかも」と思い浮かんだ方もいらっしゃるでしょう。
そこで最後に、定番の日本昔話がまとめて読める、シリーズ絵本をご紹介します。
16-1.日本昔ばなしアニメ絵本(16冊セット)
出典:Amazon
『日本昔ばなしアニメ絵本』」は、下記の日本昔話を収録した、合計16冊の絵本シリーズです。
今回の記事でおすすめしている昔話のうち、13種類のお話が含まれています(赤い太字で表示)。
- かちかち山
- さるかにばなし
- 一休さん
- かぐやひめ
- ももたろう
- いっすんぼうし
- はなさかじいさん
- こぶとりじいさん
- したきりすずめ
- おむすびころりん
- ぶんぶくちゃがま
- うらしまたろう
- かさじぞう
- きんたろう
- つるのおんがえし
- 12支のはなし
イラストはアニメ調で、子どもにも親しみやすい明るく楽しいタッチが特徴。
物語の展開がわかりやすく描かれており、「昔話は初めて」という小さなお子さんにも読み聞かせしやすい内容となっています。
出典:Amazon
| タイトル | 日本昔ばなしアニメ絵本 16冊セット |
| 出版社 | 永岡書店 |
| 価格(税込) | 6,195円 |
| 対象年齢 | 3歳~ |
16-2.昔ばなし絵巻(全10巻)
出典:昔ばなし絵巻
『昔ばなし絵巻』は、落ち着いた温かみのある、かわいらしいイラストが特徴的な絵本です。
現在、下記の昔話がシリーズ展開しています。
- わらしべちょうじゃ
- ねずみのよめいり
- いなばのしろうさぎ
- きつねのかんちがい
- つるのおんがえし
- ききみみずきん
- かさじぞう
- いっすんぼうし
- うさぎとかめ
- きこりのおの
シリーズとして絵本化する際、お話の選定基準として、「人生を歩む上で大切なメッセージは何か」という内容を重視。
手書きイラストとあわせ、子どもが親しみやすい絵本として仕上げました。

出典:昔ばなし絵巻
「昔話のリアルでちょっと怖い感じは避けたい」
「子どもが受け入れやすい、かわいらしいイラストの絵本がほしい」
「生きる上で大切なことを、絵本を通して伝えておきたい」
という方はぜひ、昔ばなし絵巻はいかがでしょうか。
| タイトル |
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| 出版社 | EVO出版 |
| 価格(税込) | 各1,018円 |
| 対象年齢 | 3~5歳 |
17.まとめ
最後に今回の内容を振り返ります。
この記事では、おすすめの日本昔話をご紹介しました。
いずれも「どれから読もうか迷う場合はまずこれから!」という、人気作・定番の日本昔話ばかりです。
「そろそろストーリーのあるお話を読ませたい」「人気の日本昔話に親しんでほしい」
「日本昔話を通して、いろんな気持ち・考えを受け取ってほしい」
そのような思いに応えるラインナップとなっています。
ぜひ、お子さんにぴったりの物語から、読み聞かせを始めてみてはいかがでしょうか?

