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鉄板!学校が楽しくなる一年生の読み聞かせ絵本35選

ランドセルを背負った子どもの後ろ姿

※本記事は、2025年11月時点での情報を元に執筆しています。

「読み聞かせで一年生が喜んでくれる絵本を選びたい」
「ワクワク・ドキドキ、楽しめるような絵本はないかな」

そんな思いで絵本を探して、このページにたどり着かれたのではないでしょうか?

一年生になると、学びや友達づくりなど、楽しいこともあれば、新しい挑戦に戸惑うこともあるはず。でも、どんな絵本を選んであげたらいいのかわからない…。

そんな思いに応える絵本を、今回は下記のジャンルに分けて紹介します。

それぞれの絵本は、一年生が喜ぶ顔を浮かべながら選べるよう、下記の情報を交えて説明しています。

  • あらすじ
  • 低学年への読み聞かせにおすすめのポイント
  • 実際に読んだ人の感想
  • おすすめのポイントを生かすための読み聞かせのコツ

最後までお読みいただくと、一年生にぴったりの絵本がきっと見つかり、ワクワクしながら学び、心を育むような、素敵な読み聞かせの時間につながるはずです。

それでは、一年生におすすめの絵本をジャンル別にご紹介していきます。

目次

1.学校生活を楽しく描いた絵本 5選

教室 

小学校に入学して、新しいことばかりの一年生。

はじめての教室、給食、友達との出会い…そんな「はじめて」の連続に、胸をときめかせながら過ごしているはず。

まずは、小学校や新一年生の生活を描いた絵本を紹介します。

タイトルおすすめポイント
いちねんせいのがっこうたんけん
いちねんせいのがっこうたんけん出典:Amazon
普段の学校生活で気づいていない、“小学校の面白さ”に興味を抱くきっかけになる1冊です。

価格(税込):1,650円

給食番長
給食番長出典:Amazon
「偏食の子ども像」が番長に!学校給食をもっと身近に感じられます。

価格(税込):1,650円

しょうがっこうがだいすき
しょうがっこうがだいすき出典:Amazon
もっと楽しく学校で過ごすコツを、先輩の目線でアドバイスしてくれます。

価格(税込):1,540円

がっこうだって どきどきしてる
がっこうだって どきどきしてる出典:Amazon
ドキドキの一年生に、「学校も実は不安な気持ちを感じている」と寄り添います。 

価格(税込):1,540円

まよなかかいぎ
まよなかかいぎ出典:Amazon
一年生にもなじみのある文房具が、実は学校生活を応援してくれています。

価格(税込):1,518円

「学校っていいな」「明日も行くのが楽しみ」「こんなこともあるの?」

そんな気持ちを引き出し、新一年生の毎日をもっと楽しく、ワクワクさせられます。

それぞれの絵本がどんなお話なのか、確認していきましょう。

1-1.いちねんせいのがっこうたんけん

いちねんせいのがっこうたんけん出典:Amazon

『いちねんせいのがっこうたんけん』は、一年生のしゅんちゃんが通う小学校を舞台に、一年生と二年生が一緒に学校探検するお話です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 実際の小学校にある教室や施設を巡るので、一年生が「うちの学校にもある!」と盛り上がりやすい
  • 学校の描写が細かく、普段の学校生活で気づいていない、“小学校の面白さ”に興味を抱くきっかけになる

小学校を「探検」するこの絵本は、「知らないだけで、まだまだ楽しいことがいっぱいありそう!」という期待を抱かせます。

いちねんせいのがっこうたんけん出典:Amazon

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 娘は「本当にこういう風にするの?」「こんなのもあるの?」と驚いた様子でした
  • 「うわー!同じ!」と喜んだり、「ちょっと違う」と気づいたり。学校での体験談と一緒に盛り上がりました

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、子どもたちが絵本のなかの班の一員になって、学校探検を楽しめます。

  • 人体模型への驚きなど、学校の面白さの描写は、少し強調したり、雰囲気を演出してみたりと差別化する
  • 子どもたちのセリフは、ワクワクドキドキ、感情をこめて読む

学校の知っているところ知らないところ。子どもたちと実際の体験談を交えながら一緒に盛り上がりたい方にぴったりの一冊です。

タイトルいちねんせいのがっこうたんけん
出版社佼成出版社
価格(税込)1,650円

 

1-2.給食番長

給食番長出典:Amazon

『給食番長』は、「嫌いなものは残せばいい」と1年2組をそそのかした番長を取り巻くお話。

家出した給食のおばちゃんたちのかわりに、3人の子分と一緒に「美味しい給食を作ってやろう」と張り切るものの…というストーリー展開です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 一年生の視線を奪うようなダイナミックな絵柄で「偏食の子ども像」を、親しみやすい番長として描いている
  • 「ご飯を作ってくれる人」に気づかせて、一年生に他者を思いやりの心を育むきっかけになる

この絵本の魅力は、破天荒だけど憎めない番長の“笑えるエピソード”を通して、「給食は残さないで」というメッセージを自然と伝えられること。

給食番長出典:Amazon

読み聞かせを楽しみながらも、給食を作ってくれる人たちへの思いやりの大切さにも気づかせてくれます

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 食育を促す絵本は沢山ありますが、こちらはユーモラスなタッチでも綺麗事は描かれていないので、子どもたちも何か考えさせられると思います
  • 子どもも終始、楽しく読んでいました。学校でも、人気の作品だそうです

また、下記のようなコツを意識すると、楽しい読み聞かせを通して、子どもの心に自然と「食育の気づき」を残せるでしょう。

  • 番長のセリフを元気いっぱいに読み、ハチャメチャな様子を演出する
  • 「また残してるわ」というセリフなどは悲しみを込めて、作ってくれる人の気持ちへ共感を誘うように読む

「食べなさい!」と叱るのではなく、面白さを通して、食の大切さや作り手への思いやりに気づいてほしい方におすすめしたい絵本です。

タイトル給食番長
出版社好学社
価格(税込)1,650円

 

1-3.しょうがっこうがだいすき

しょうがっこうがだいすき出典:Amazon

『しょうがっこうがだいすき』は、現役の小学二年生が先輩として、一年生に向けて書いたアドバイスを絵本にしたものです。

小学校生活がもっと楽しくなるように、という思いがいっぱいつまっています。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 小学生の視点で、一年生に伝えたいアドバイスが、学校生活をイメージしやすい絵とセットで描かれている
  • 「こうしたらいい」「これが大事」と、学校生活に不安な気持ちを抱えている一年生に寄り添える内容

「あなただけじゃない。みんなそんな不安や緊張、困りごとに直面する」と、一年生の立場に立って優しく、楽しくなるコツ伝えてくれます。

読後に実際に小学校で試すことで、一年生の生活がもっと楽しくなるかもしれません。

しょうがっこうがだいすき出典:Amazon

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 小学一年生の子が読んで、じっくり色々考えているようでした
  • 読んでみて、「がんばろう!」と自然と前向きな気持ちになったようです

また、読み聞かせの際は、下記のコツを意識して、先輩からの「こうしたらいいよ」という気軽なアドバイスの感じを出すと良いでしょう。

  • 後輩に優しく声をかけているお姉さん/お兄さん像をイメージして読む
  • ときおり、実際に先輩が後輩に話しているように、「君はどう?」など、共感を誘う問いかけを入れる

小学校生活を楽しく、前向きに思えるようなコツを絵本を通して知ってほしい。そんな方にぜひ選んでほしい一冊です。

タイトルしょうがっこうがだいすき
出版社学研プラス
価格(税込)1,540円

 

1-4.がっこうだって どきどきしてる

がっこうだって どきどきしてる出典:Amazon

『がっこうだって どきどきしてる』は、生まれたての学校の視点で、子どもたちの一日を描く、ユニークな設定の絵本です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 新生活をドキドキしながら送る一年生に、「学校も実は不安な気持ちを感じている」と寄り添う内容
  • 学校も子どもたちと一緒に、笑ったり勉強したりする姿が描かれている

小学校での面白いことや、つまらないことも、学校も実はドキドキしながら見守ってくれている…。

気づかないだけで、実は一緒に先生の問いかけに応えているのかも?笑っているのかも?…と、不思議な面白さに引き込まれてしまう絵本です。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 自分だけじゃなくて学校のほうも不安でどきどきしてるんだって思えたら、ちょっと安心できそうだと思いました
  • 「がっこう」だって緊張してどきどき。子どもたちに優しくそっと寄り添ってくれるような一冊です

読み聞かせの際には、下記のようなコツを意識すると、生まれたばかりの学校が緊張しつつ、色んな気持ちを抱いている様子が伝わります。

  • 「学校なんて嫌い」と言われたときは悲し気に、子どもたちと一緒に笑っているときは楽しげに読む
  • 用務員さんや先生のセリフは少し大人っぽく、学校や子どもたちは少しトーンを高めに読む

新一年生の生活にまだまだドキドキしている子どもたちに、ユニークな視点から「大丈夫だよ」と応援してあげたい方におすすめの絵本です。

タイトルがっこうだって どきどきしてる
出版社WAVE出版
価格(税込)1,540円

 

1-5.まよなかかいぎ

まよなかかいぎ出典:Amazon

『まよなかかいぎ』は、小学生のゆうきくんが学校で使っている道具たちによる、会議の様子を描いたお話です。

鉛筆やノート、クレヨンや定規などが、昼間のゆうきくんの頑張りを報告しあいます。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 一年生にもなじみのある文房具が、実は学校生活を応援してくれているという内容
  • 頑張っている姿を誰かがちゃんと見ていてくれるよ、というメッセージ性がある

この絵本の魅力は、「気づいていないだけで、身近な物が応援してくれているかも」という可能性を伝えてくれること。

「まさか~」という反応もあるかもしれませんが、「自分だって頑張っている…」と不安を感じる一年生の心強い味方になってくれるはずです。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 親としては「早くできるように」と急いてしまいますが、この絵本は子どもたちの背中を優しく押してくれます
  • 小学生の「あるある」話に、子どもたちも共感してくれると思いました

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、道具たちが真剣かつ熱心にゆうきくんを応援する気持ちが、子どもたちに伝わるでしょう。

  • 報告が進むごとに、道具たちのセリフに熱が入るように声のトーンを調整する
  • ゆうきくんの成長・頑張りが嬉しくてたまらない、という感じをイメージしながら読む

「小さな頑張りも無駄ではない、きっと誰かが見ていてくれているよ」と、一年生の気持ちに寄り添える絵本をお探しの方におすすめの作品です。

タイトルまよなかかいぎ
出版社理論社
価格(税込)1,518円

 

2.一年生の行事が待ち遠しくなる絵本 5選

リレー 

一年生の学校生活には、音楽会や運動会、プール開き、芋ほりなど、子どもたちにとって、特別な一日で、季節の思い出として心に残るものばかり。

小学校の一年をもっと楽しみにさせてくれる絵本を紹介します。

タイトルおすすめポイント
いちねんせいの1年間 さんかんびに おめでとう!
まよなかかいぎ出典:Amazon
参観日に父親が来るかどうかそわそわしている女の子の気持ちに共感できます。

価格(税込):1,540円

つるつるプール
つるつるプール出典:Amazon
プールで楽しむひやむぎの子どもの姿に、一年生の夏が待ち遠しくなります。

価格(税込):1,430円

よーいどん!
よーいどん!出典:Amazon
ドキドキする一年生も、ヘンテコな運動会の様子に、ワクワクできます。

価格(税込):1,540円

いもいも ほりほり
いもいも ほりほり出典:Amazon
ぶたのきょうだいが芋ほりを楽しむ姿に、当日が待ちきれなくなりそうです。

価格(税込):1,650円

パピプペポー おんがくかい
パピプペポー おんがくかい出典:Amazon
動物たちが参加する素敵な音楽会に、本番を想像して楽しめます。

価格(税込):1,210円

絵本を通して、「どんなことをするんだろう?」「早くその日が来ないかな!」と、子どもたちをワクワクさせられます。

それぞれの絵本がどんなお話なのか、確認していきましょう。

2-1.いちねんせいの1年間 さんかんびに おめでとう!

いちねんせいの1年間 さんかんびに おめでとう!出典:Amazon

まずは、初めての参観日にドキドキしながらお父さんを待つ、あすかちゃんを描いた絵本です。

「参観日に行けるかどうかはわからない」と言われていたけれど、本当に来てくれるだろうか?…不安と期待に胸いっぱいの一年生の姿を描いています。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 参観日に保護者がやってくるのを待ち遠しく思っている一年生のそわそわする気持ちが、丁寧に描かれている
  • 絵本のラストでは、クラス中から「おめでとう」と祝福されるホッとする展開がある

一年生たちもお父さんが来るまでうずうずし、到着したときは、ホッと一息つくはず。

聞いているみんなで、「よかったね!」と嬉しい気持ちを共有でき、自分の参観日のことに思いをはせる子もいるかもしれません。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • お父さんがやってきてホッとしたところにうれしいお知らせ。予想もできないサプライズに幸せな気分に!
  • 参観日ってどの子も「来たかな?」ってキョロキョロします。女の子の気持ちがとってもわかる絵本です

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、あすかちゃんの気持ちにもっと、子どもたちが感情移入しやすくなります。

  • お父さんに「行けるかどうかわからない」と言われた回想シーンは、少し心細い感じを出す
  • ラストのおめでとうの場面は、驚きと喜びをいっぱい感じられるように明るく読む

絵本を通して、これから参観日を迎える一年生たちに「ドキドキするね。待ち遠しいね」と、そわそわする気持ちを共有してほしい方におすすめです。

タイトルいちねんせいの1年間 さんかんびに おめでとう!
出版社講談社
価格(税込)1,540円

 

2-2.つるつるプール

つるつるプール出典:Amazon

『つるつるプール』は、ひやむぎの子どもたちが、先生とプールに行き、大混雑するなか、2本のひやむぎが迷子になってしまう…というお話。

ひやむぎなどの麺たちが流れるプールではしゃぐという設定に、夏を待ち遠しくなる絵本です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 夏の代名詞の一つ「ひやむぎ」がプールに行く独特の世界観が、一年生の興味を引きやすい
  • 麺が流れるプールで泳ぐなど、一年生にもわかる面白いポイントが盛り込まれている
  • 「迷子にならないよう気を付けて」というメッセージ性もある

この絵本では子どもの好きな夏の風物詩が登場。「ピンクのひやむぎ好き!」「流しそうめんだ」と、夏を待ち遠しく思わせる内容になっています。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • ひやむぎならではの色々が新鮮で面白かったです。夏にまた読みたい!
  • つるつる食べたくなる…。めんつゆがあればそのまま食べられそうです

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、夏のイメージを子どもたちに伝え、夏の到来を待ち遠しく感じさせるでしょう。

  • プールに飛び込む「チャプン」などオノマトペは、動作をイメージさせるように、手ぶりを付けて読む
  • 「流しそうめんだ」など声が上がったら、「みんなは何が好き?」と問いかけて、夏の楽しみを共有する

新しい友達ができた一年生の夏が待ち遠しくなるような、「夏のここが好き」と盛り上がるきっかけにしたい方にぜひおすすめしたい一冊です。

タイトルつるつるプール
出版社PHP研究所
価格(税込)1,430円

 

2-3.よーいどん!

よーいどん!出典:Amazon

『よーいどん!』は、ちょっとヘンテコな運動会を舞台にした絵本です。

子どもたちは真剣な表情で競技に取り組みますが、開始の合図がだじゃれだったり、走る後ろをニワトリたちが続いたりと、奇想天外な運動会です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 参加する子どもたちの真剣な様子と、ヘンテコな運動会のギャップが楽しい
  • 運動会に不安を感じている子の気持ちも前向きになるような面白さがある
  • 奇想天外な運動会が描かれ、「次はどうなる?」とハラハラ、目が離せない展開

よーいどん!出典:Amazon

先を予想できない展開にいつの間にか夢中になり、みんなで笑って、読後には「運動会って楽しいかも!」と思わせてくれる魅力があります。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • あー、緊張の瞬間!と思いきや次のページは「うどん」。リアクションの多いクラスは、ここでズッコケてます
  • 「よーい、うどん」に笑ってくれます。水に飛び込むときには「なんで体操服のまま?」というツッコミも

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、ヘンテコ具合をより面白く演出し、「運動会が楽しみだね」と子どもたちと盛り上がれます。

  • 「よーい」のあとは少し間を開けてから、「うどん」のページをめくる
  • 読後、「本番でも緊張したら、よーいうどんを思い出してみて!」と緊張をほぐす一言をかける

楽しみな子も不安な子も一緒に、運動会について笑いながら楽しめる一冊を探している方に、ぜひ手に取ってほしい一冊です。

タイトルよーいどん!
出版社童心社
価格(税込)1,540円

 

2-4.いもいも ほりほり

いもいも ほりほり出典:Amazon

『いもいも ほりほり』は、ぶたのきょうだいが芋ほりに出かけるお話です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 歌いながら芋ほりする様子など、子どもに芋ほりの楽しさがよく伝わる内容
  • 掘った芋に名前を付けたり、美味しく食べたりするきょうだいの姿に、芋ほりの日を待ち遠しく感じられる

「いもいも ほりほり」と歌いながら優しく芋を掘り出したり、芋の形で名前を考えたり楽しみ、最後は美味しくいただきます。

いもいも ほりほり出典:Amazon

芋ほり前に読んでも「早く行きたいな!」と待ち遠しくなり、芋ほり後に読めば「ぼくが掘った芋はこんな形だった!」と盛り上がるでしょう。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • いろんな形の芋が掘れて、うちの子は「おしりいも」にウケていました
  • 「これあったね」「こんなのなかった」と、自分たちが掘ったときに出てきた芋の形と比べていました

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、「芋ほり」についてみんなで一緒にワイワイ楽しめるでしょう。

  • 「いもいも ほりほり」の歌の場面はみんなで一緒に読んでもらう
  • 名前を考える場面では、「前に掘った時はどうだった?」と子どもたちに聞いてみる

秋の芋ほりシーズンに合わせて、芋ほりの楽しさが伝わる一年生にぴったりのお話をお探しの方に、ぜひおすすめしたい作品です。

タイトルいもいも ほりほり
出版社講談社
価格(税込)1,650円

 

2-5.パピプペポー おんがくかい

パピプペポー おんがくかい出典:Amazon

『パピプペポー おんがくかい』は、さまざまな動物が、れんがの劇場で色んな歌を発表する音楽会の様子を描いた絵本です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 一年生も思わず一緒に歌いたくなる、色んな言葉遊びの歌が登場する
  • 動物たちが素敵な発表をする様子が描かれ、音楽会に参加している雰囲気を感じられる

「パピプペポ」を使う「パピプペポンマーチ」など、一緒に口ずさみたくなる歌が登場します。

パピプペポー おんがくかい出典:Amazon

さまざまな動物の発表があるので、子どもたちも音楽会に参加している気分になり、「本番も楽しみ」と前向きな気持ちになって楽しめます

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 楽しい歌が多く、私もこの発表会をライブで聞いてみたいなと思いました
  • 言葉遊びはもちろん楽しいですが、音楽まで聴こえてきそうな臨場感です

また、下記のようなコツを意識すると、より臨場感のある読み聞かせにつながるでしょう。

  • 歌の紹介は司会者っぽく、「続きましては」など言葉を足してみる
  • 色々な歌があるので、それぞれ種類の違う節をつけて読み、音楽会の多様性を演出する

音楽会や発表会の雰囲気を味わえる、色んな歌をみんなで楽しめそうな絵本を探している方におすすめしたい絵本です。

タイトルパピプペポー おんがくかい
出版社偕成社
価格(税込)1,210円

 

3.友達っていいなと思える絵本 5選

手を重ねる子どもたち 

一緒に笑ったり、けんかしたり、ちょっとすれ違ったり…そんなやりとりのなかで、一年生は少しずつ「人と関わること」を学んでいきます。

ここでは、「友達っていいな」と感じられる、一年生にぴったりの絵本を紹介します。

タイトルおすすめポイント
ごめんねともだち
ごめんねともだち出典:Amazon
友達関係に悩みやすい一年生に寄り添う、「ごめんね」がテーマの内容です。

価格(税込):1,100円

ええところ
ええところ出典:Amazon
悩む親友に寄り添い、長所を探してあげる優しさが描かれています。

価格(税込):1,430円

いろんな ともだち All Different
いろんな ともだち All Different出典:Amazon
個性的なキャラクターを通して、誰にでも素敵なところがあると気づかせます。

価格(税込):1,540円

けんかのきもち
けんかのきもち出典:Amazon
ケンカのあとすぐに謝れない、リアルなモヤモヤ感に共感できます。

価格(税込):1,320円

ふたりはともだち
ふたりはともだち出典:Amazon
相手を思いやる親友同士のやり取りに、「友達って素敵だな」と感じます。

価格(税込):1,045円

絵本を通してなら、友達と心を通わせる喜びや、思いやり・仲直りの大切さを伝えられます。

それぞれの絵本がどんなお話なのか、確認していきましょう。

3-1.ごめんねともだち

ごめんねともだち出典:Amazon

『ごめんねともだち』は、オオカミとキツネの2人が初めての大げんかをする話です。

仲直りがしたいのに、「ごめんね」って一言が出ない。心の中なら言えるのに、というモヤモヤを描いた絵本です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 友達関係に悩みやすい一年生の気持ちに寄り添う
  • 最終的に「友達っていいな」と思える結末

単なる“仲良しな2人のお話”ではなく、友達関係のなかで子どもが実際に感じる“モヤモヤやすれ違い”に寄り添います

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 自分との共通点を見つけ、同じ気持ちになってるようでした
  • 仲直りして、もっと友達を大切にする気持ちを育てられる!ラストの歌に笑いました
  • 子どもはもちろん、大人でも「あるある」と共感させられる内容です

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、モヤモヤやすれ違いが起きたときの登場人物の気持ちに、感情移入しやすくなります。

  • オオカミとキツネの心の動きをイメージしながら、読むトーンを調整
  • 悪いことをしたと悔やんでいるときはため息交じりに
  • 仲直りできたときは興奮混じりの嬉しい声で読む

友達との関わり方に悩みはじめる一年生へ、「ごめん」ってなかなか言えないけど、勇気を出してみてと伝えたい方へおすすめの一冊です。

タイトルごめんねともだち
出版社偕成社
価格(税込)1,100円

 

「おれたち、ともだち!」シリーズ 出典:偕成社

「おれたち、ともだち!」シリーズでは、オオカミとキツネのコンビが、仲良くなったり、喧嘩したり、やきもちを焼いたり…と、友達関係に悩む一年生にぴったりのテーマが描かれています。

こちらもあわせて、読み聞かせしてあげるのはいかがでしょうか。

\シリーズ全巻セットはこちら/

3-2.ええところ

ええところ出典:Amazon

『ええところ』は、「自分には良いところが一つもない」と悩む一年生のあいちゃんと、親友のともちゃんの温かな友情を描いたお話です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • あいちゃんを親友のともちゃんが励ます姿に「友達の良いところ探しって素敵だな」と思える
  • 視点を変えれば良いところも見つかる可能性や、友達への思いやりの気持ちが、一年生に自然に伝わる内容

この絵本では、「そんなことないよ」と寄り添うだけでなく、友達の長所を一生懸命見つけてくれる、優しい心を持つ子を描きます。

ええところ出典:Amazon

その姿から、見えないだけで素敵なところはきっとあると、一年生に自然と伝えられるでしょう。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 読み進めるうちに、友達のいいところを探そうとする優しい心も理解できた様子でした
  • 自己肯定感を育てるために、小学生への読み聞かせにちょうどいい絵本です

なお、この絵本は全体を通して関西弁で描かれており、聞きなれない子は少し戸惑うかもしれません。

そのため、読み聞かせの際は下記のようなコツを意識すると、子どもたちが方言に慣れ、思いやりや自己肯定感を育むきっかけをつかめるでしょう。

  • 「ええところ」は「良いところ」だよと最初に伝えておく
  • ほかにも、「ないんや」は「ないよ」など、戸惑いそうな箇所は、言い換えの言葉も添える

絵本を通して友達を思いやる気持ち、誰にでも良いところはあると伝えてあげたい方に、ぴったりの一冊です。

タイトルええところ
出版社学研プラス
価格(税込)1,430円

 

3-3.いろんな ともだち All Different

いろんな ともだち All Different出典:Amazon

『いろんな ともだち All Different』は、「みんなちがって、たのしいね」をテーマにした絵本。

個性豊かなキャラクターが楽しく、お互いの違いを受け止め、素敵だと感じる様子を描いています。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • キャラクターの見た目が個性的で、特徴やできること・できないことが一目でわかりやすい
  • 「お互いこんな長所があるから、一緒だともっと楽しい」と伝え、誰にでも素敵な部分があると自然に感じられる

 

この絵本は、「自分にもほかの人にも素敵なところがあって、だから一緒だと楽しい。最高の友達になれる」というメッセージ性があります。

いろんな ともだち All Different出典:Amazon

色んな性格・特技・苦手なことなど、友達と自分の違いにも気づき始める一年生に、個性を認め合うって素敵だなと感じさせてくれる内容です。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 多様性や「人と比べないでもいい」というところが、子どもにも良いテーマだと感じます
  • 幼い子供が自然と多様性を理解していく過程が描かれており、小学1年生くらいの子どもにぴったり!

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、子どもたちが、登場人物の色々な個性を自然と感じやすくなるでしょう。

  • 登場人物それぞれで、少し声色を変えて演じ分けてみる
  • 「~だったらよかったのに」とつぶやく箇所は悲しげに、長所の描写は明るい調子で読む

友達の得意なこと苦手なことなど、お互いのことをもっと知りたい。そう思えるきっかけを与えられる絵本をお探しの方におすすめです。

タイトルいろんな ともだち All Different
出版社講談社
価格(税込)1,540円

 

3-4.けんかのきもち

けんかのきもち出典:Amazon

『けんかのきもち』は、けんかをしたときの中々おさまらない「けんかの気持ち」に寄り添う絵本です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 負けたときのモヤモヤ感、謝罪を受け入れつつ「きっとこんどはかつ」という決意までの心の動きが描かれている
  • 「すぐに仲直り=正解とは限らない」「もやもやが残るのは普通だ」と一年生の複雑な心を受け止めてくれる

一年生になると少しずつプライドが芽生えてきて、悔しさが残り素直に謝れない、気持ちを切り替えられないという子もいます。

けんかのきもち出典:ポプラ社

でも実は、そんな心の揺れはよくあることで心の成長のあかし。大事なことだよと、子どもたちにそっと伝えてくれる絵本です。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 読んだときすごく共感したようで、「読んで」のリクエストをされました
  • 子どもの心の成長にとって大きな「ケンカ」を、真っ向から迫力をもってとりあげた素晴らしい絵本

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、子どもたちがより、たいの気持ちに感情移入できるでしょう。

  • ケンカに勝てなかったとき、母に泣きつく場面などは、悔しさいっぱいに読む
  • こうたに謝られた場面では、苛立ちの感情を込めて叫ぶように読む

すぐに仲直りが正解とは限らない。悔しいと感じる自分の気持ちも大事にしてあげてね、と伝えたい方にぜひ選んでほしい一冊です。

タイトルけんかのきもち
出版社ポプラ社
価格(税込)1,320円

 

3-5.ふたりはともだち

ふたりはともだち出典:Amazon

『ふたりはともだち』は、仲良しのかえる、がまくんとかえるくんの2人が繰り広げる友情物語です。

『はるがきた』『おてがみ』のほか、合計5編のエピソードが収録されています。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 相手を思いやる親友同士のやり取りが描かれ、一年生に「友達って素敵だな」と素直に感じさせる
  • くすっと笑ってしまうやり取りが面白く、飽きずに物語に夢中になれる

『おてがみ』では、手紙をもらったことがないがまくんに、君が親友であることが嬉しいという手紙を内緒で送ります。

がまくんは「とてもいい手紙だ」と答え、2人で手紙を待つ…といった展開。一年生の心に「こんな友達をつくりたい」という憧れを感じさせるはず。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 大きな出来事が起こるというのではないのですが、話の端々に2人の友情が感じられます
  • がまくんとかえるくんの空気感がほのぼのと温かく、「友達っていいな」と思ってくれると感じました

また、このお話は2人の個性の違いがそのまま友情の味わいになっているので、読み聞かせの際は、下記のようなコツを意識してみましょう。

  • がまくんは少しわがままだけど自分に正直な性格なので、少しゆっくり、気持ちをそのままセリフに反映して読む
  • かえるくんはおおらかでプラス思考なので、明るく軽やかな口調を意識してみる

「友達っていいものだよ、毎日ちょっとしたことが楽しくなる」と、一年生の子の友達づくりを応援してあげたい方にぴったりの絵本です。

タイトルふたりはともだち
出版社文化出版局
価格(税込)1,045円

 

4.勉強が楽しくなる!一年生の学びを広げる絵本 5選

 

一年生になると、国語や算数、理科や社会など、たくさんの「はじめての勉強」が始まります。

ここでは、学びの楽しさを見つけるきっかけになる絵本を紹介します。

タイトルおすすめポイント
ひらがなだいぼうけん
ひらがなだいぼうけん出典:Amazon
ひらがなの「あるある」がたくさん。習い立ての一年生が夢中になれます。

価格(税込):1,650円

さんすう サウルス
さんすう サウルス出典:Amazon
算数の考え方って楽しいと、一年生に気づかせてくれる内容です。

価格(税込):1,320円

たすひくねこ
たすひくねこ出典:Amazon
可愛い猫の様子を応援しながら、足し算・引き算に親しめます。

価格(税込):1,320円

これがほんとの大きさ!
これがほんとの大きさ!出典:Amazon
実物大の動物の特徴がたくさん!生き物への好奇心を刺激します。

価格(税込):1,980円

はしれ!たくはいびん
はしれ!たくはいびん出典:Amazon
荷物がどう運ばれるのかが一年生にもわかりやすく、丁寧に描かれています。

価格(税込):1,320円

絵や物語を通して、ひらがな・言葉、数や身の回りの不思議、社会の仕組みに触れることで、「もっと知りたい!」という気持ちが沸き起こるはず。

それぞれの絵本がどんなお話なのか、確認していきましょう。

4-1.ひらがなだいぼうけん

ひらがなだいぼうけん出典:Amazon

『ひらがなだいぼうけん』は、本のなかの文字が主人公となり、夜にそっと出てきて大冒険する様子を描いた絵本です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • ひらがなの本格的な習得が始まる一年生にピンときやすい、「文字のあるある」が盛りだくさんで楽しめる
  • 間違えやすいひらがなの形に、読み聞かせを通して自然に触れられる内容

大冒険の影響で「さ」が「き」になったり、くるっとまわって「ち」になったり。ひらがなを学ぶ一年生に「あるあるな間違い」が飛び出します。

ひらがなだいぼうけん出典:偕成社

ひらがなの大騒動に笑いながら、一年生が自然に文字の形の違いに親しめる内容となっています。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 丁度似た文字の比較などを習ったところ、ということもあってみんな興味津々でした!
  • 「へなのか、くなのか…」というところのフレーズは全部覚えて、暗唱してくれます

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、文字の形に親しみながら、子どもたちに楽しんでもらえるでしょう。

  • 「さ」や「ち」など文字の部分は聞き取りやすいように、はっきりと区切って発音する
  • 「さ」と出てきたら、みんなで「さ」を空中でなぞるなど、一緒に書いてみる

読み聞かせを通して文字の形に興味を持ち、もっとひらがな学習を楽しんでほしい、という方にぜひおすすめしたい一冊です。

タイトルひらがなだいぼうけん
出版社偕成社
価格(税込)1,650円

 

4-2.さんすう サウルス

さんすう サウルス出典:Amazon

『さんすう サウルス』は、数えるのが得意なさんすうサウルスが、森のなかを歩きながら、色んな問題を算数で解決していくお話です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 恐竜が色々な算数の技で解決していく展開に、一年生が自然と「算数って色々役に立つのだな」と感じられる
  • 「考え方を使うって楽しい」と、一年生の知的好奇心を刺激する

さんすうサウルスは問題に行き当たると、「どうしようか」と思考をめぐらせて、「そうか、こうすれば!」とひらめき、解決します。

さんすう サウルス出典:Amazon

「こうすればどうかな?」「考えるって面白い!」という気持ちを自然に育ててくれる内容です。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 算数を習い始めた一年生が、一緒になって問題を解きながら楽しんでいました
  • まだ解けなくても「算数を使っていろんなことができるんだ!」と、子どもにも理解できたようでよかったです

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、ストーリーを楽しむなかで自然に、算数の考え方に親しんでもらえるでしょう。

  • 「弟が何匹生まれた?」などの一年生にも理解しやすい場面では、一緒に数を数えてみる
  • 掛け算などの難しい考え方は、足し算に置き換えるなど、わかりやすく説明を加えてあげる

算数に苦手意識を持つ子にも「さんすうって、色々使えて面白いんだな!」と感じてもらいたい方に、ぜひ選んでほしい一冊です。

タイトルさんすう サウルス
出版社福音館書店
価格(税込)1,320円

 

4-3.たすひくねこ

たすひくねこ出典:Amazon

『たすひくねこ』は、宝の地図を拾った猫たちが冒険の旅に出るお話です。猫たちが増えたり減ったり、足し算引き算をしながら物語が進みます。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 「猫が何匹いるか」、増えたり減ったりの足し算・引き算の仕組みが、習い立ての一年生にもわかりやすい
  • 冒険の途中で脱落してしまうかわいい猫たちの姿に、応援しながら夢中になれる内容

場面ごとに「何匹か」が見やすくなっており、「次はどうなる?」と予想を楽しみつつ、算数を習い立ての一年生にも数の変化に親しめる内容です。

たすひくねこ出典:Amazon

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 絵が可愛いし、クスッとポイントや掛け声ポイントなど仕掛けが結構あり、楽しんで聞いてくれました
  • 毎ページごとに足し算引き算の数式も書いてあり、絵のなかの数と答えを合わせながら集中して楽しめました

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、楽しみながら、数の変化に自然と親しんでもらえるでしょう。

  • 絵のなかの猫の数を一緒に数えて、画面の数式と答え合わせをする
  • 「次はどうなるかな?」と、ページをめくる前に問いかけてみる

足し算・引き算を習い立ての一年生に、「勉強」を感じさせない形で数に親しんでほしい。そんな方にぜひ、手にとってほしい作品です。

タイトルたすひくねこ
出版社マイクロマガジン社
価格(税込)1,320円

 

4-4.これがほんとの大きさ!

これがほんとの大きさ!出典:Amazon

『これがほんとの大きさ!』は、本物と同じサイズで、色々な動物たちの大きさを紹介する絵本です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 一年生の好奇心を刺激する迫力ある貼り絵で、見開きいっぱいに実物大の動物たちの特徴を表現
  • 「本物は絵本には一部しか収まらない」「絵本でもこれくらいしかない」と、絵本と比べながら想像できる

ダイオウイカの目玉や、ゴリラの大きな手。生き物の色んなサイズが、見開きの大画面で表現され、実物大の大きさに驚きます。

好奇心の芽がぐんぐん育つ一年生たちが、生き物に興味を持つきっかけになるでしょう。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 実物大の迫力には圧倒されたようで、子どもたちからは大きな歓声が上がっていました
  • こんなに大きかったんだとか、こんなになっているのかとか、発見がたくさんあり、大人も子どもも楽しめます

また、次のようなコツを交えて読み聞かせすると、「本物はこんななの?」「すごい!」という反応を引き出せるでしょう。

  • ページをゆっくりとめくり、「次はどんな動物が出てくるのだろう?」と期待させる
  • 絵本を近くで見せて、自分の手など、身近なサイズと比べてもらう

子どもたちに驚き、ワクワクしてもらいながら、理科的な興味を養ってほしいという方に、おすすめの一冊です。

タイトルこれがほんとの大きさ!
出版社評論社
価格(税込)1,980円

 

4-5.はしれ!たくはいびん

はしれ!たくはいびん出典:Amazon

『はしれ!たくはいびん』は、おじいちゃんの畑で採れたりんごが宅配便の車に集荷されたあと、どのように孫たちのもとに届くか、を描いた絵本です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 集荷からお届けまでの流れが順を追って描かれているので、荷物がどう運ばれるかが一年生にもわかりやすい
  • どれだけの人が一つの荷物を運ぶのに関わっているのか、社会の仕組みに触れられるきっかけになる

一つの荷物が宅配便の営業所に到着し、選り分けられ、大きなトラックで国道を通って別の町の仕訳センター、営業所へと次々運ばれていきます。

はしれ!たくはいびん出典:Amazon

一年生にも身近な宅配便の荷物が、実はたくさんの人の手を伝って運ばれたのだと驚き、社会の仕組み・複雑さに興味関心を持ってくれるでしょう。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 細かい描写があり、車好きの男の子にはたまらないようでした
  • 小学生になった上の子は、宅配便の仕組みを理解しながら読んでいたようです

また、読み聞かせの際に下記のコツを意識すると、荷物が旅する様子を子どもたちと一緒に追体験できます。

  • 運ばれていくリンゴの箱が、絵本のどこに描かれているか一緒に探してみる
  • 「次はどこに運ばれるかな?」とページをめくる前に質問してみる

身近な物を題材に一年生に社会の仕組みを知ってもらい、「ほかはどうかな?」と好奇心が育つきっかけにしたい方におすすめの絵本です。

タイトルはしれ!たくはいびん
出版社偕成社
価格(税込)1,320円

 

5.心も大きく育つ一年生の思いやりの心を育む絵本 5選

 

小学校生活が始まると、家族のほかにも先生や友達、地域の大人など、たくさんの人と関わるようになります。

そこで続いては、やさしさや思いやりの心に触れられる絵本を紹介します。

タイトルおすすめポイント
バスが来ましたよ
バスが来ましたよ出典:Amazon
自分で考えて人に優しくする小学生の姿に、自らを投影できる内容です。

価格(税込):1,540円

どうぞのいす
どうぞのいす出典:Amazon
「次の人のため」に、相手を思いやる動物たちの姿が描かれています。

価格(税込):1,100円

すきなこと にがてなこと
すきなこと にがてなこと出典:Amazon
誰かの苦手は誰かが支えてくれるという、支え合いのつながりがわかります。

価格(税込):1,540円

てぶくろ
てぶくろ出典:Amazon
動物たちの姿に、どんな相手も先入観なく受け入れる心の広さを感じます。 

価格(税込):1,100円

わらしべちょうじゃ
わらしべちょうじゃ出典:昔ばなし絵巻
誰にでも親切に接する若者の姿に、優しさはめぐって返ってくると気づけます。

価格(税込):1,018円

「コミュニケーションの大切さを知ってほしい」「相手を思いやり、優しくする心を持ってほしい」「人とつながる温かさを感じてほしい」

そんな気持ちに応える、絵本です。

それぞれの絵本がどんなお話なのか、確認していきましょう。

5-1.バスが来ましたよ

バスが来ましたよ出典:Amazon

『バスが来ましたよ』は、毎朝バスを待つ全盲の男性に、同じバスで通学する小学生が「バスが来ましたよ」と声をかけ、その様子を見たほかの子も…。

そんな「小学生による善意のリレー」が続いていくさまを描いています。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 「自分で考えて、人に優しく・親切に接する小学生の姿」に自らを投影できる内容
  • 小さな声で「バスが来ましたよ」と勇気を出して伝えるシーン

一年生になると、いろんな人との関わりがぐっと増え、困っている人を見かけることもあるでしょう。

とはいえ、たとえ困っていたとしても、知らない人に声をかけるのはなかなか勇気が要ります。

だからこそ、緊張しながら「バスが来ましたよ」と声をかける小学生の姿にハッとする子も多いはず。

バスが来ましたよ出典:アリス館

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 実話だからこそ、その光景にいろいろなことを感じることができます
  • 大人でも声かけはハードルが高く、勇気がいります。このリレーが続いてほしい!

また、読み聞かせの際には次のコツを意識すると、女の子の勇気を出して声を上げる気持ちや、自分から前に出て行動する様子を伝えられます。

  • 「バスが来ましたよ」のセリフの前は間を開けて、ようやく声をかけられた!…とドキドキが伝わるように読む
  • 女の子がかわりに降車ボタンを押す場面は、自信を持ってサッと行動できたかのように、キリッとした感じで

「わたしも/ぼくも、勇気を出して声をかけてみようかな」と、そんな小さな親切への一歩を踏み出す応援をしたい方におすすめの一冊です。

タイトルバスが来ましたよ
出版社アリス館
価格(税込)1,540円

 

5-2.どうぞのいす

どうぞのいす出典:Amazon

『どうぞのいす』は、うさぎさんが作った「どうぞのいす」に、ロバがどんぐりのカゴを置いたところから始まる、思いやりのリレーを描きます。

動物たちは素直にどうぞの気持ちを受け取り、代わりに次の人のことを思いやり、自分なりに考えて行動する、あたたかい絵本です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 子どもの心に温かなテーマを印象付ける、親しみある優しい絵柄と心地よい言葉づかい
  • 「次の人のため」を思いやる動物たちの思いやりのリレーを描いた内容

どうぞのいす出典:Amazon

自分だけが嬉しいよりも、ほかの人も嬉しいほうがずっといいはずと、思いやり」を想像することから始まるのだと一年生に伝えられるでしょう。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • お友だちと関わりを持つようになり始めた頃に読むと、優しさって何かを自然に感じられるのでは、と感じました
  • 読み終わったあとは「どうぞ」という言葉が色々な場面で使えるようになっていました

また、下記のようなコツを意識しながら読み聞かせすると、ほのぼの温かな、動物たちの思いやりリレーの情景が伝わります。

  • 動物たちがそれぞれ、美味しそうに食べる様子を手振りで示す
  • 「からっぽにしてしまってはあとのひとにおきのどく」のあとは、「どうするかな?」とゆっくりページをめくる

その場で困っている人に優しくすることと同じように、ほかの誰かのことも思いやることの大切さも伝えてあげたい。そんな方におすすめの作品です。

タイトルどうぞのいす
出版社ひさかたチャイルド
価格(税込)1,100円

 

5-3.すきなこと にがてなこと

すきなこと にがてなこと出典:Amazon

『すきなこと にがてなこと』は、みんな一人ひとり得意・不得意があって、誰かの苦手を誰かの得意が支えてくれる…そんな社会の在り方を描いた絵本です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 人の得意・苦手をセットで表し、「だけどほかの人が支えてくれる」という構図が一年生にも理解しやすい
  • 「人々の支え合いの輪は、最終的に世界につながる」という壮大さにワクワクできる

Aさんにはこんな得意・苦手があるけど、Bさんが助けてくれているよと、多様な人々のつながりが順序よく、丁寧に描かれています

すきなこと にがてなこと出典:Amazon

「友達、家族、町の人などがお互いに支えあって今の社会がある」と、一年生に驚きやワクワクを感じさせる内容です。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 誰もが得意不得意があって、誰かの得意で支えられる。内容・文章のテンポも良く、子どもが好きな本です
  • 読んでいて面白かったです。テーマが子どもにもわかりやすく、「ぼくは~」と好きなことを教えてくれました

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、人と人とのつながり・支え合いの形を、子どもたちが理解しやすくなるでしょう。

  • 誰の得意・苦手かをわかりやすくするため、各イラストを指さしながら読む
  • 「〇〇だけど~」のあとは、「誰にどんなふうにつながっているかな?」と、少し間を取る

これから広い世界に出ていく一年生に、自分と他者の在り方を認め、支え合うことの素敵さを感じてほしい方に、おすすめしたい絵本です。

タイトルすきなこと にがてなこと
出版社くもん出版
価格(税込)1,540円

 

5-4.てぶくろ

てぶくろ出典:Amazon

『てぶくろ』は、おじいさんが森のなかで落とした片方の手袋に、次々と仲間入りしていくお話です。

動物たちが入るたび、手袋のなかはどう見てもいっぱい。なのに「端っこなら入れるかも」とぎゅっと体を寄せて仲間に迎え入れる描写が描かれます。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 子ども心を引きつける「まだ大丈夫?」「もう入れない?」「まだ入れるの?!」とハラハラする展開がある
  • 大きなクマも最後には迎え入れてあげる、「どんな相手でも先入観なしに受け入れる心の広さ」を感じさせる内容

てぶくろ出典:Amazon

相手をそのまま受け入れる優しさを「まだ入るの?!」という驚きとともに、一年生にもスッと心に届く形で伝えてくれます。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 動物の名前が繰り返されるので、わざと忘れたりすると○○がいないよ。とワクワクして集中して聞いています
  • オオカミなどの怖い動物も仲良く入っていることが驚きです

また、下記のようなコツを意識して読み聞かせすると、子どもたちも手袋のなかの一員となり、仲間入りしたい動物たちとのやり取りを楽しめます。

  • 「ふたりになりました」となど数が増えたあとは、間を開けて、「まだ入れるかな?」と尋ねてみる
  • 動物たちのセリフに合わせて声のトーンを調整するなど、演じ分けて個性を出す

どんな人も先入観なしに素直な気持ちで接する気持ち、譲り合いの大切さに自然と触れてほしい。そんな方におすすめしたい作品です。

タイトルてぶくろ
出版社福音館書店
価格(税込)1,100円

 

5-5.わらしべちょうじゃ

わらしべちょうじゃ 出典:昔ばなし絵巻

『わらしべちょうじゃ』は、お告げで“わら一本”を手にした若者が、出会う人に親切に接し、持ち物がより良いものへと変わっていく物語です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 困っている人に分け与える若者の姿に、“やさしさはめぐって自分に返ってくる”ことを自然に感じられる
  • 一年生に「相手を思いやる心」の大切さを伝えてくれる
  • 淡く温かなイラストと、耳に残る5・7・5のリズムが、やさしい物語の雰囲気をより親しみやすくしている

親切が良い形で返ってくる展開に、子どもたちは自然と、「困っている人を助ける優しい心」の大切さを感じるでしょう。

昔ばなし絵巻の穏やかな絵柄と語り口によって、一年生が主人公の気持ちの動きに寄り添いながら、思いやりの意味を考えやすくなっています。

わらしべちょうじゃ出典:昔ばなし絵巻

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、若者の親切な行いから物が次々と良いものへ変わる展開に、子どもたちをワクワクさせられます。

  • わらが次々と別の物に変わる場面では、子どもが「次は何になるの?」と期待できるようにゆっくりめくる
  • 親切にする場面は声のトーンをやわらかくして、若者の思いやりや誠実さが伝わる読み方を心がける

人を思う優しい心がめぐりめぐって幸せにつながる姿を、一年生にもわかりやすく伝えられる絵本を選びたい方におすすめの一冊です。

タイトルわらしべちょうじゃ
出版社EVO出版
価格(税込)1,018円

 

 

物語を楽しみつつ、心が育つ気付きを与えたい場合は、下記の絵本シリーズもおすすめです。

昔ばなし絵巻

出典:昔ばなし絵巻

シリーズ「昔ばなし絵巻」は、『わらしべちょうじゃ』ほか、全10巻。

昔話を通して、人に思いやりを持って優しくすることのほか、子どもの感受性を豊かにする大切なことを描いています。

例:

  • いっすんぼうし → 勇気をもって物事に立ち向かう心
  • きこりのおの → ウソをつかず大欲をかかない心

ぜひほかのお話も読んでみてはいかがでしょうか。

\『昔ばなし絵巻』シリーズはこちら/

6.一年生の「やってみたい」気持ちを後押しする絵本 5選

カートを押す子ども 

はじめてのおつかい、料理への挑戦、妹や弟とのお留守番…。一年生になると、少し背伸びして「自分でやってみる」場面が増えてきます。

「自分にもできるかも」「やってみたい!」と、背中をそっと押してくれる絵本を紹介します。

タイトルおすすめポイント
はじめてのおつかい
はじめてのおつかい出典:Amazon
初めてのおつかいに緊張しつつ乗り越える主人公に、勇気をもらえます。 

価格(税込):1,320円

こんとあき
こんとあき出典:Amazon
こんのために出かける姿に、「自分も頑張ってみよう」と前向きになれます。

価格(税込):1,430 円

おまかせコックさん
おまかせコックさん出典:Amazon
「自分も作ってみたい!」と思える、美味しそうな料理の描写があります。

価格(税込):1,540円

サラダでげんき
サラダでげんき出典:Amazon
お母さんのために挑戦する姿に、「まずはやってみよう」と励まされます。

価格(税込):1,320円

あさえとちいさいいもうと
あさえとちいさいいもうと出典:Amazon
妹の留守番の様子を描き、おねえさん・おにいさんであることに気づかせます。

価格(税込):1,320円

“おねえさん・おにいさんとしての挑戦”は、少し緊張するけど、ワクワクもいっぱい。

それぞれの絵本がどんなお話なのか、確認していきましょう。

6-1.はじめてのおつかい

はじめてのおつかい出典:Amazon

『はじめてのおつかい』は、主人公のみいちゃんが、お母さんにおつかいを頼まれ、1人で牛乳を買いに出かける様子を描いたお話です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 初めてのおつかいに、神経をとがらせ緊張しながらも自分の力で乗り越える主人公に、一年生が勇気をもらえる
  • 「1人の外出のあるある」が丁寧に描かれていて、実際のおつかいの様子を追体験できる

自転車にベルを鳴らされて驚いたり、坂道で転んだり。店に到着したら誰もおらず、声をかけようにも小さい声しか出ない…ドキドキの連続です。

はじめてのおつかい出典:Amazon

みいちゃんのように頑張れるかもと、一年生の背中をそっと後押ししてくれるでしょう。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 緊張しながらも一歩前進する様子は、子どもたちの心をぐっとつかんでいるようでした
  • 一生懸命なみいちゃんの気持ちが伝わるようで、じっと食い入るように絵本を見つめ、聞いてくれます

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、みいちゃんになりきって、ドキドキワクワクした気持ちを感じられるでしょう。

  • 「おつかいできるかしら」問いのあと、「ひとりで!」と読む前に少し間を開けて驚きを表現する
  • 店の人に声をかける場面は、やや言いよどむように緊張感を漂わせる

「自分にもできるかしら?」と一歩が踏み出せない一年生に、「できるよ!大丈夫!」と応援してあげたい方に、おすすめの一冊です。

タイトルはじめてのおつかい
出版社福音館書店
価格(税込)1,320円

 

6-2.こんとあき

こんとあき出典:Amazon

『こんとあき』は、あきの大事にしているキツネのぬいぐるみ「こん」を、おばあちゃんに治してもらうため、一緒に電車に乗って出かけるお話です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • こんのために出かけるあきの姿に、一年生が「自分も頑張ってみよう」と前向きになれる
  • ドキドキもあり最後はホッとできる内容なので、子どもたちに「自分にもできるかも」という自信につながる

あきがこんの腕を治すために自分で遠くのおばあちゃんの家に向かう姿は、一年生が経験する「はじめての挑戦」と重なります。

こんとあき出典:Amazon

ハラハラしつつも最後には必ずたどり着ける。この安全な緊張感のある旅を見守ることで、「自分にも乗り越えられるかもしれない」と追体験させます。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 聞き手の子どもたちは、女の子と同化して、自分に起こったこととして、ドキドキしながら聞いていました
  • 最後はハッピーエンドなので、子どもも私も楽しく読み終えることができました

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、物語の緊張感や2人の関係性がより伝わり、子どもたちが夢中になって聞いてくれるでしょう。

  • 「〇〇していると」といった、何か起こりそうな場面では、ページをゆっくりめくる
  • こんのセリフは、しっかり者のお姉さん/お兄さんをイメージして読む

新しいことに挑戦しようと立ち向かう一年生に、自信を持って「やってみよう」と一歩踏み出してほしい。そんな方におすすめしたい絵本です。

タイトルこんとあき
出版社福音館書店
価格(税込)1,430 円

 

6-3.おまかせコックさん

おまかせコックさん出典:Amazon

『おまかせコックさん』は、6人の小さなコックさんたちが、協力してサンドイッチを作る様子を描いた絵本です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 「自分も作ってみたい!」と自然に思える、美味しそうな料理の描写
  • 料理をする小さなコックさんたちの姿に「自分もできそうかも」と思える

小さなコックさんたちが、一つひとつの食材を丁寧に切ったり、運んだりする描写はとにかく美味しそう。サンドイッチの作り方もよくわかります。

おまかせコックさん 出典:金の星社

初めて料理をする一年生が「作ってみたい!」という気持ちになれる、料理への憧れを育てる絵本です。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • この本を読むとお料理したくなるみたいで、積極的にお手伝いしてくれるようになりました
  • 食べ物の絵がとてもリアルで、この本を見ながら実際にお料理できそうです

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、コックさんたちの料理の様子が、いっそう楽しく感じられるでしょう。

  • 「たまご はさんで ソーセージ はさんで」など、料理のステップに節をつけて、楽しそうに読む
  • 「〇〇したら…」となっている場面では、ワクワクさせるため、少しゆっくりページをめくる

「料理って楽しそう、こんな風に作るんだね」と子どもたちの料理への関心・憧れを引き出してあげたい方におすすめしたい一冊です。

タイトルおまかせコックさん
出版社金の星社
価格(税込)1,540円

 

6-4.サラダでげんき

サラダでげんき出典:Amazon

『サラダでげんき』は、病気になってしまったお母さんのために何かしてあげたいと、りっちゃんが動物たちと、美味しいサラダを作るお話。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 声を上げて反応しやすい「動物なりの助言」で進むサラダ作りのワクワク感
  • 挑戦する主人公の姿に、「まずはやってみよう」という気持ちになれる

サラダ作りは、動物たちが思う良いアドバイスを参考に進んでいきます。「それってサラダに合うの?!」と思わず声が上がる場面もあるはず。

サラダでげんき出典:Amazon

素直に助言を受けて、不安ながらもやってみる。「上手くいくかはわからないけど、挑戦が大事」と、一年生の勇気を自然に引き出してくれるはず。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 元気がないお母さんのためにサラダを作る設定が素敵。子どもがまねしてサラダを作りました
  • 野菜をカットする音がリズミカルで、子どもたちにとっても楽しい物語だと思います

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、子どもたちがストーリーに引き込まれ、読後にサラダ作りに挑戦したくなるかもしれません。

  • アドバイスをする動物たちのセリフは、自信たっぷり「とっておきのアドバイス」風に読む
  • 料理の雰囲気を出すため、かつおぶしをかける音や野菜のカット音を付け足してみる

「誰かのために何かしたいと思ったら、まずは一歩踏み出してみて」と一年生に伝えてあげたい方に、ぜひ読んでほしい作品です。

タイトルサラダでげんき
出版社福音館書店
価格(税込)1,320円

 

6-5.あさえとちいさいいもうと

あさえとちいさいいもうと出典:Amazon

『あさえとちいさいいもうと』は、あさえが妹のあやちゃんと2人で留守番する様子を描いたお話。

少し目を離したとたん、妹がいないと気づいたあさえの焦燥。公園にもいなかったら?と不安になる様子にハラハラし、物語に引き込まれます。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 一年生に「下のきょうだいってこうだよね」という“あるある”で、ハラハラさせたりホッとさせたりする展開
  • 一年生が抱えやすい「上の子の気持ち」に寄り添ってくれる内容

あさえとちいさいいもうと出典:Amazon

妹の危なっかしさや幼さを客観的に見ることで、一年生に「自分とは違う」「優しくしてあげないとな」という気持ちを感じさせる内容です。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • あさえの気持ちがよくわかったようで、ドキドキしながら聞いているようでした
  • 自分の妹もまだこんなに小さいんだなと自覚したようで、少し優しくなったようです

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、子どもたちがあさえに自分を重ねやすくなるでしょう。

  • あさえが妹に言うセリフは、発音をはっきりと、おねえさんらしさを意識する
  • あさえの不安や焦りなど、場面ごとの気持ちを想像しながら読む

一年生の子どもたちに、「おにいさん/おねえさんとしての自信」をそっと育てたい方に、ぜひ読んでほしい絵本です。

タイトルあさえとちいさいいもうと
出版社福音館書店
価格(税込)1,320円

 

7.失敗を怖がる気持ちに寄り添える絵本 5選

1年生と母 

小学校生活が始まると、上手くできないことや失敗してしまうことも出てきますが、大切なのは「またやってみよう」と思えること。

この章では、前向きな気持ちを育ててくれる絵本を紹介します。

タイトルおすすめポイント
教室はまちがうところだ
教室はまちがうところだ出典:Amazon
間違いが怖い一年生に「どんどん間違って大丈夫」とエールを送ります。

価格(税込):1,650円

しっぱいしたって いいんだよ
しっぱいしたって いいんだよ出典:Amazon
「失敗してもいい」「相手の気持ちも考えたいね」と受け止めてくれます。

価格(税込):1,320円

ぼちぼちいこか
ぼちぼちいこか出典:Amazon
失敗してもまた挑戦すればいいという前向きな気持ちになれます。

価格(税込):1,320円

ま、いっか!
ま、いっか!出典:Amazon
「次頑張ったらいいさ。なんとかなる!」と、肩の力を抜けるストーリーです。

価格(税込):1,650円

しっぱい なんか こわくない!
しっぱい なんか こわくない!出典:Amazon
失敗して笑われてもあきらめないでと、本当の失敗の正体に気づかせてくれます。

価格(税込):1,760円

絵本を通して、「間違ってもいいんだ」「次はきっとできる」「失敗してもまた挑戦しよう」と、子どもたちを応援できます。

それぞれの絵本がどんなお話なのか、確認していきましょう。

7-1.教室はまちがうところだ

教室はまちがうところだ出典:Amazon

『教室はまちがうところだ』は、「間違うのが怖くて手を挙げられない」という子どもたちに、「間違うことをおそれないで」と励ます絵本です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 間違いが怖くて発表の手が挙げられない一年生に、「みんなそうして伸びていくのだ」と励まされる
  • 間違って大丈夫と伝える先生に、クラス中が盛り上がっていく様子が、一年生に勇気と自信を与える

間違えて笑われたらどうしようと、クラスで手を挙げられない子に、先生は絵本のなかで、「安心してまちがえや」と明るくエールを送ります。

教室はまちがうところだ出典:Amazon

一緒にたくさん間違えるから「ほんとのもの」が見つかるんだ、と子どもの不安な気持ちを吹き飛ばすような力強い内容です。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • この本の言葉から、小さな勇気が出る子どもがきっといると思います
  • 子どもには目からウロコだったみたい。意識の変化があったのではないかなと思います

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、「間違ってもいいんだ」というメッセージを、一年生の心にまっすぐ届けられるでしょう。

  • 子ども達を安心させるように、先生のセリフは、明るく・軽やかに・大らかに、を心がける
  • 「安心して手をあげろ」の部分は、実際にみんなで一緒に手を挙げるなど臨場感を出す

教室で間違うことが怖い…と不安な一年生に、「ダメじゃないよ。おそれないで」とまっすぐにエールを送りたい。そんな方におすすめしたい絵本です。

タイトル教室はまちがうところだ
出版社子どもの未来社
価格(税込)1,650円

 

7-2.しっぱいしたって いいんだよ

しっぱいしたって いいんだよ出典:Amazon

『しっぱいしたって いいんだよ』は、いとこの失敗を怒ってしまった主人公のガストンが、自分も同じ失敗をして、相手の気持ちにも気づけたお話です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 「他人の失敗をどうしても許せない場合もある」というあるあるに、一年生が共感しやすい
  • 「失敗してもいいんだよ」「相手の気持ちも考えたいね」と優しく受け止めてくれる展開に、安心感がある

ガストンのお父さんは、許せないって気持ちもわかるけど、「そんなつもりなかったのに」という失敗は誰にでもあるんだよと伝えます。

しっぱいしたって いいんだよ出典:Amazon

失敗して初めて気づいた経験がある一年生も多いはず。相手の立場・人の気持ちを考えて行動するって大切だよと、自然と気づかせてくれる内容です。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 失敗して落ち込む娘も笑顔になってくれる一冊です
  • うちの子は、失敗しちゃうとイライラすることもあるよね、友達や親に相談するといいかも、と言っていました

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、失敗してもいいんだよというメッセージを、子ども達の心にスッと伝えられるでしょう。

  • お父さんのセリフは、優しい調子でゆっくりと読む
  • 「〇〇なひともいるよね」というセリフのあと、「どうかな?」子どもたちにも質問を投げかけてみる

失敗してもそこから学んで、相手のことも考えて行動できるようになってほしい。そんな方に、ぜひおすすめしたい絵本です。

タイトルしっぱいしたって いいんだよ
出版社主婦の友社
価格(税込)1,320円

 

7-3.ぼちぼちいこか

ぼちぼちいこか 出典:Amazon

『ぼちぼちいこか』は、主人公のカバくんが次々新しい仕事に挑戦するも、どれもこれも上手くいかないというお話です。

「どないしたら ええのんやろ」と関西弁のまったりした語り口がユーモアを誘います。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 次々失敗する展開だが「カバならではの失敗」なので悲壮感がなく、関西弁の響きもあわせて、子ども受けする
  • カバくんの「ぼちぼちいこか」のスタンスに、失敗してもまた挑戦すればいいという前向きな気持ちになれる

カバくんは失敗しても、どんどん次の仕事に挑戦します。上手くいかなくてもどこかのんびりした様子が面白く、思わず笑いがこぼれます。

ぼちぼちいこか出典:Amazon

失敗やつまずきが多くなる一年生に、あきらめないことの大切さや、「ときどき休もうね」と頑張りすぎない重要性に気づかせてくれることでしょう。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 関西弁も相まって大うけで、アンコール!カバ君の失敗の仕方が面白いようでした
  • 悲壮感もなく関西弁でコミカルに描いてあるので、子供たちも喜んでいました

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、カバくんの動じない雰囲気を醸し出し、子どもたちの笑いを誘うことでしょう。

  • カバくんのセリフは、少しゆっくりめに、落ち着いた調子で読む
  • 淡々と、“あらら、失敗してもうたか、仕方のないやつめ”といった、ちょっと他人事風を意識する

「できなくても焦らないで、ゆっくりやっていけばいいよ」と、頑張る一年生に肩の力を抜いてリラックスしてほしい方に、おすすめしたい一冊です。

タイトルぼちぼちいこか
出版社偕成社
価格(税込)1,320円

 

7-4.ま、いっか!

ま、いっか!出典:Amazon

『ま、いっか!』は、主人公のテキトーさんが次から次へと失敗するものの、全て「ま、いっか!」とやり過ごしていく一日を描いたお話です。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • どんなことにも「ま、いっか!」につながるテキトーさんの失敗談が、一年生にもわかりやすく面白い
  • 「次頑張ったらいいさ。なんとかなる!」と、肩の力を抜くことができるストーリー

テキトーさんは寝坊しても、バスを乗り過ごしても、鞄をなくしても、常にポジティブ思考。「えぇっ!」と思わず突っ込みたくなるほどです。

ま、いっか!出典:Amazon

現実はその限りではないものの、「失敗してもその場で楽しみ、上手く乗り越えていける」と、一年生に気持ちのゆとりを与えてくれることでしょう。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 読み聞かせにあわせて「ま、いっか」と言うことを喜んでいました
  • 話のテンポがいいのと「ま、いっか」の言葉の持つ大らかさが気に入ったようです

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、「ま、いっか!」の失敗談を楽しみつつ、前向きな気持ちになれるでしょう。

  • 「〇〇してしまいました」のあと、少し間を開けてから「ま、いっか!」と読む
  • テキトーさんのセリフは、ひょうきんでのんびり、明るい感じを意識する

新一年生の生活はたいへんなこともあるけれど、ときには「ま、いっか!」と肩の力を抜いてほしい。そんな方に、ぜひおすすめしたい作品です。

タイトルま、いっか!
出版社えほんの杜
価格(税込)1,650円

 

7-5.しっぱい なんか こわくない!

しっぱい なんか こわくない!出典:Amazon

『しっぱい なんか こわくない!』は、世界一のエンジニアになりたいけど、失敗が怖くて人知れず実験を繰り返している女の子、ロージーのお話です。

ロージーは過去の失敗を乗り越えて、新たなメカづくりに挑戦。その過程で失敗は実は成功のもとで、挑戦し続けることが大事なのだと理解します。

一年生への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。

  • 失敗を笑われて落ち込む内容に、一年生が共感して自己投影しやすい
  • たくさん失敗して、落ち込んだ先に、主人公が自分で「本当の失敗は失敗することではない」と気づける展開

しっぱい なんか こわくない!出典:Amazon

失敗すると落ち込み、笑われると挑戦が怖くなる気持ちを知っている一年生に、「あきらめない心」の大切さを教えてくれる絵本です。

実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。

  • 子どもが失敗して落ち込んでいる時に読むと、「大丈夫、次があるよ」というメッセージがきっと伝わるはず
  • 何でも挑戦してみる主人公と自分を重ねてくれた様子で、「やりたい!」が増えたように感じます

また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、ロージーに自分を重ねて、感情移入しやすくなるでしょう。

  • 失敗だったと落ち込むときは悲し気に
  • 実は成功につながっているのだと気づいたときは、嬉しさがわかるように明るいトーンで
  • おじさんが失敗を笑う場面では、ロージーのセリフをたどたどしく読み、大きなショックを受けた感じを出す

一年生にあきらめないで挑戦する気持ちを持ってほしい方に、ぜひ手に取ってほしい作品です。

タイトルしっぱい なんか こわくない!
出版社絵本塾出版
価格(税込)1,760円

 

8.まとめ

最後に、この記事のおさらいをしましょう。

この記事では、一年生の読み聞かせにおすすめの絵本をジャンル別に紹介しました。

たくさんの新しいことに、ドキドキワクワク、ときに不安になることも多い一年生。

そんな彼らが共感できたり、楽しく盛り上がることができたり…そんな絵本が揃っています。

ぜひ、あなたの求めている一冊を手に取り、一年生の子どもたちに、最高の読み聞かせ体験をさせてあげてください!

1日5分。親子の“心育て”習慣、はじめてみませんか
寝る前の読み聞かせで、やさしさや思いやりが自然と身につく。
忙しい日々でも、親子で心を通わせる時間が生まれます。
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