
※本記事は、2025年11月時点での情報を元に執筆しています。
「小学校低学年の時期に、本を読む喜びやお話の世界に入り込む楽しさをたくさん味わってほしい」
「『また読んで!』と声が挙がる、最高の読書体験をさせてあげたい」
そんな思いで絵本を探して、このページにたどり着かれたのではないでしょうか?
でも、どんな絵本を選んであげたらいいのかわからない…と悩む方の思いに応える絵本を、今回は下記のジャンルに分けて紹介します。
それぞれの絵本は、
- あらすじ
- 低学年への読み聞かせにおすすめのポイント
- 実際に読んだ人の感想
- おすすめのポイントを生かすための読み聞かせのコツ
を交えて説明しています。
最後まで読んでいただければ、低学年の子どもにぴったりの絵本が見つかります。
さらに、読み聞かせのコツを意識すると、低学年の子が夢中になるような体験につながるでしょう。
それでは、低学年におすすめの絵本をジャンル別にご紹介していきます。
目次
1.王道の名作!低学年におすすめの定番・ロングセラー絵本5選
「どの絵本を選べば良いか迷ってしまう」
「まずは、ハズレのない一冊を知りたい」
そんなときは、長年読み継がれてきた定番・ロングセラー作品がおすすめです。
低学年の子どもたちの心をつかんで離さない、そんな「王道の名作」を厳選してご紹介していきます。
| タイトル | おすすめポイント |
スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし 出典:Amazon | 1977年度から国語教科書に採用され続ける“王道中の王道”です。 価格(税込):1,650円 |
三びきのやぎのがらがらどん 出典:Amazon | 繰り返し構造と“ハラハラの型”が時代を超えて愛される定番の一冊です。 価格(税込):1,320円 |
11ぴきのねこ 出典:Amazon | 半世紀以上“ユーモア絵本の王道”として、愛されるロングセラーです。 価格(税込):1,320円 |
めっきらもっきら どおんどん 出典:Amazon | リズム感と“異世界冒険”が面白い、ファンタジー絵本の定番作です。 価格(税込):1,100円 |
ももたろう 出典:Amazon | 日本昔話の“王道中の王道”として、世代を超えて親しまれる物語です。 価格(税込):1,210円 |
長く愛されてきた作品には、シンプルで心に残る話、思わず笑顔になる展開、読み聞かせしている大人まで虜にする…そんな魅力があります。
それぞれの絵本がどんなお話なのか、確認していきましょう。
1-1.スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし
出典:Amazon
『スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし』は、黒い体をもつ小さな魚・スイミーが主人公のお話です。
仲間を失いながらも海を旅し、赤い魚たちと力を合わせて“大きな魚”をつくり、こわい捕食者に立ち向かいます。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 1969年刊行、1977年度から国語教科書に採用され続ける“王道中の王道”で、長く読み継がれる名作
- 色彩豊かな海の世界や緊張と解放の展開が続き、子どもたちが引き込まれやすい
- 仲間と力を合わせる勇気や「自分にできる役割」を見つける喜びが描かれ、低学年の成長に寄りそいやすい内容
スイミーが出会い、考え、仲間とともに挑む物語の流れが、「協力するって素敵だな」「自分にもきっと役割がある」と自然に感じさせてくれます。
ページをめくるたびに広がる海の色や生き物の描写も美しく、聞き手の想像力をのびやかに刺激してくれるでしょう。
出典:Amazon
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 子どもたちは目を輝かせてお話の世界に浸っていました
- 小さなスイミーが仲間を失ってから成長していくさまに、息子の心の引き出しが一つ増えたように感じます
また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、子どもたちがスイミーたちに自分を重ね、物語に入り込みやすくなるでしょう。
- スイミーの“発見”や“ひらめき”の場面では、声にわずかな高揚感を意識して、前向きな気持ちを強調する
- 考える動作のあとは少し間を取るなど、スイミーの行動をイメージしながら、文と文の間を調整する
教科書にも採用されてきた名作を通して、仲間と協力する勇気や自分らしさの大切さを伝えたい方におすすめです。
| タイトル | スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし |
| 出版社 | 好学社 |
| 価格(税込) | 1,650円 |
1-2.三びきのやぎのがらがらどん
出典:Amazon
『三びきのやぎのがらがらどん』は、橋の向こうの草場へ行こうとする三びきのヤギが、橋の下にすむトロルに出会うお話です。
小さなヤギと中くらいのヤギは機転を利かせて難を逃れ、最後に大きなヤギが力強くトロルに立ち向かいます。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 昔から語り継がれてきた北欧の民話で、繰り返し構造と“ハラハラの型”が時代を超えて愛される定番の一冊
- 小→中→大の順にヤギが登場し、子どもが展開を予想しやすい構造で、最後に期待を裏切る痛快な展開
- トロルとのやりとりの緊張感と、大きなヤギの豪快な勝利が、読み聞かせで一気に盛り上がる
三びきのヤギの登場が同じリズムで続くため、低学年の子も展開をつかみやすく、ページをめくるたびに「次はどうなる?」と心が動きます。
ラストの大ヤギの豪快な逆転劇は、予想を気持ちよく裏切り、読み聞かせの場に大きな笑いとスッキリ感を生み出すでしょう。
出典:Amazon
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- そして大きいヤギがトロルをこっぱみじんにするところは、良い意味で子ども心には強烈です
- 迫力あり、リズム感があり、何度読んでも飽きない、やっぱり名作だと感じる絵本です
読み聞かせの際は、小→中→大と繰り返し現れる場面や、トロルとの緊張感ある掛け合いが伝わるよう、下記の工夫を意識して読むと効果的です。
- 聞き手が“一緒に橋を渡る気分”になれるように、橋が揺れる音をリズミカルに読む
- トロルの登場場面はやや低くゆっくりめの読み方で、最後の大ヤギとの対決はテンポよく読んで爽快感を引き出す
昔から愛される「繰り返し×ハラハラ展開」の定番を通して、読み聞かせの時間を思いきり盛り上げたい方におすすめの一冊です。
| タイトル | 三びきのやぎのがらがらどん |
| 出版社 | 福音館書店 |
| 価格(税込) | 1,320円 |
1-3.11ぴきのねこ
出典:Amazon
『11ぴきのねこ』は、お腹をすかせた11匹ののらねこが、“湖に怪物のような大きな魚がいる”と聞き、みんなで捕まえに出かけるお話です。
何度も失敗しながらも工夫をこらし、ユニークな方法で協力して大きな魚を捕まえるものの、思わぬ結末を迎えてしまう…といった展開があります。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 1967年刊行以来、半世紀以上愛され続ける“ユーモア絵本の王道”として、親子で楽しめるロングセラー
- 11匹が力を合わせながらも失敗を重ねる展開が、低学年の「どうなるの?」というワクワクを刺激する
- 最後に待つ“期待を裏切るどんでん返し”が、読み聞かせで大きな笑いと驚きを生む
ねこたちが何度も挑戦しては失敗し「次こそは!」と工夫していく流れが、子どもたちの好奇心をかき立て、自然と物語に引き込んでいきます。
ページをめくるごとに高まる期待と、最後の「えーっ!」と驚くような大どんでん返しが、読み聞かせの場をいっきに盛り上げてくれる一冊です。
出典:こぐま社
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 骨だけになるところではびっくりの大笑い。お腹がふくらんだねこたちを見てまた大笑いでした
- 何度も失敗して、最後にはやっと捕まえるという話の展開に子どもは夢中になります
読み聞かせの際には、ねこたちの作戦会議→挑戦→大失敗→再挑戦のテンポや、結末の意外性がより伝わるよう、下記のコツを意識してみましょう。
- 11匹の台詞や反応は、少しコミカルな抑揚をつけて、聞き手がねこたちを応援したくなる空気をつくる
- チャンス到来の緊張場面と、オチの“あーあ!”の場面で明確にトーンを切り替え、笑いが起こる間を取りながら読む
親世代にも愛され続けてきた“ユーモア絵本の定番”で、低学年に驚きと笑いの体験を届けたい。そんな方におすすめの一冊です。
| タイトル | 11ぴきのねこ |
| 出版社 | こぐま社 |
| 価格(税込) | 1,320円 |
1-4.めっきらもっきら どおんどん
出典:Amazon
『めっきらもっきら どおんどん』は、友だちがおらず退屈していた男の子・かんたが、神社でめちゃくちゃな歌を歌ったことをきっかけに始まる物語。
たどり着いた世界で、3人のへんてこな子どもたちと大騒ぎしながら遊び、やがて現実へ戻っていきます。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 1990年刊行以来、リズム感と“異世界冒険”の面白さで世代を超えて愛される、ファンタジー絵本の定番作
- 歌をきっかけに始まる冒険、突然現れる3人組など、低学年が「次どうなるの?」と夢中になりやすい
- 擬音語・歌・動きのシーンが多く、読み聞かせで盛り上がる“参加したくなるリズム”が満載
かんたの退屈さが一気に吹き飛ぶように、物語は急展開で異世界へ跳び込みます。
ページをめくるたび、画面いっぱいに飛び出すキャラクターや、テンポのよいかけ合いがあり、一緒に遊んでいるような気分を味わわせてくれます。
出典:Amazon
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 読み終わったころには「オバケたちとあそびた~い」という声がたくさんあがります
- 歌を歌うところは、子供が大好きで毎回一緒に歌っています
読み聞かせのコツとして、“歌・掛け声・遊びのリズム”が伝わるよう、下記の工夫を意識すると、物語に没頭しやすくなります。
- 「めっきらもっきらどおんどん」の歌やオノマトペは、節や抑揚をつけ、自然に動きたくなるリズムをつくる
- 次の展開が気になるページでは、少し間を開けてめくり、驚きや期待を演出する
歌をきっかけに異世界へ広がる冒険の定番として、子どもたちと一緒に声を出し、ワクワクの共有体験を楽しみたい方におすすめの一冊です。
| タイトル | めっきらもっきら どおんどん |
| 出版社 | 福音館書店 |
| 価格(税込) | 1,100円 |
1-5.ももたろう
出典:Amazon
『ももたろう』は、川から流れてきた桃から生まれたももたろうが、犬・猿・キジを仲間にして鬼ヶ島へ向かう物語です。
きびだんごで三匹と心を通わせ鬼を倒し、お姫さまを連れて村へ帰ります。そして、姫をお嫁にもらい、老夫婦とともに幸せに暮らします。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 日本昔話の“王道中の王道”として、子どもから大人まで世代を超えて親しまれる物語
- 「つんぷく かんぷく」や「うーまい ももっこ」など耳に残る言葉のリズムが、自然と物語世界に誘う
- 仲間と協力して鬼を倒す展開がわかりやすく、勇気や助け合いの大切さがすっと心に入る
昔ながらの言い回しや、繰り返し表現、ゆったりした語感が多く、読んでいるうちに“語り”の心地よさが広がる作品です。
鬼退治のシーンも丁寧な描写で進むため、低学年の子でも安心して流れを追え、登場人物のセリフや行動に素直に反応しやすい構成になっています。
出典:福音館書店
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 娘は初めて聞くお話のように、わくわくしながら楽しみ、絵の細部まで楽しんでいました
- 力強く美しい絵と、リズムの良い文章、納得できる起承転結。桃太郎の絵本のなかで、この絵本が一番好きです
読み聞かせの際は、昔話らしい語り口と、耳に残るセリフの面白さが伝わるよう、下記の工夫を意識すると子どもたちがより夢中になります。
- 「つんぷく かんぷく」や「うーまい ももっこ」などの独特な言葉は、少しゆっくり・やや大げさに読む
- 仲間との出会い~鬼退治までの展開は、場面ごとに間をつくり、昔話の“語り”のリズムを意識して読む
歌のように耳に残る昔話の言葉づかいと、仲間と協力する王道ストーリーを通して、低学年に“昔話の面白さ”を伝えたい方におすすめの一冊です。
| タイトル | ももたろう |
| 出版社 | 福音館書店 |
| 価格(税込) | 1,210円 |
2.読むたび笑顔に!子どもと一緒に声に出して盛り上がれる参加型絵本5選
低学年の子どもにとって、直感的に「面白い!」と感じられる体験は心に残るもの。
読み聞かせの時間が、一方的に“読むだけ”ではなく、子どもと一緒に盛り上がる楽しい時間に変わる、そんな参加型絵本を紹介します。
| タイトル | おすすめポイント |
だじゃれどうぶつえん 出典:Amazon | ダジャレが理解しやすく、言葉の面白さをそのまま楽しめます。 価格(税込):1,100円 |
しゃっくりガイコツ 出典:Amazon | くり返す擬音のリズムが心地よく、すぐに口ずさみたくなります。 価格(税込):1,650円 |
おうさまのまえで みぎむけーみぎ! 出典:Amazon | 右・左を間違えやすい低学年の子が共感しながら楽しめます。 価格(税込):1,540円 |
てんてんきょうだい 出典:Amazon | 「でんでんづげだら、どうなる?」とみんなで盛り上がれます。 価格(税込):1,320円 |
とっています 出典:Amazon | 「次はどんな“とっています”? 」と好奇心をくすぐって、ワイワイできます。 価格(税込):1,210円 |
声に出して楽しめる「参加型」の絵本は、低学年の子どもにはぴったりです。
リズミカルな言葉の繰り返しや、ユーモアたっぷりのセリフ、思わず真似したくなる掛け声。
聞いているうちに、子どもたちの口から「〇〇!」と声が飛び出すことでしょう。
また、「どう思う?」と、絵本の方から語りかけてくるタイプの作品も、大いに盛り上がります。
それぞれの絵本がどんなお話なのか、確認していきましょう。
2-1.だじゃれどうぶつえん
出典:Amazon
『だじゃれどうぶつえん』は、動物たちのダジャレが次々飛び出す、ユーモア満載の一冊。
ペンギンやライオンなどが主役となって、言葉遊びをくり広げる様子を描いています。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- ダジャレが理解しやすく、言葉の面白さをそのまま楽しめる
- 声に出して反応したくなるダジャレが続き、やり取りが生まれやすい
低学年は、言葉遊びへの興味が一気に広がる時期。だじゃれはなかでも、子どもが「面白い!」と感じやすいもの。思わず口に出したくなるはずです。
出典:Amazon
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 見たとたんに大笑い!なぜこうなるの~と、子供たちが言う場面も!
- ひたすらだじゃれの連発。良い意味でくだらなく楽しく読める絵本です
下記のような読み聞かせのコツを取り入れると、言葉遊びの面白さが一段と際立ちます。
- ダジャレ部分を少し強調してテンポよく読む
- 絵本のなかの動物の仕草を軽くまねて読んでみる
言葉遊びにワクワクし始める低学年への読み聞かせを、だじゃれを使って盛り上げたい方にぴったりの一冊です。
| タイトル | だじゃれどうぶつえん |
| 出版社 | 絵本館 |
| 価格(税込) | 1,100円 |
2-2.しゃっくりガイコツ
出典:Amazon
『しゃっくりガイコツ』は、しゃっくりが止まらないガイコツが、何をしても「ひゃっくりぴゃっくり」。
困り果てた彼を救うためオバケくんが教えてくれた、“ガイコツならでは”の方法をガイコツくんが試すお話です。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- くり返す擬音のリズムが心地よく、すぐに口ずさみたくなる
- 「どう止めるのだろう?」という展開への好奇心をくすぐり、集中して聞ける
音の楽しさに敏感な低学年が、思わず声を出して参加したくなるような、盛り上がりやすい内容です。
出典:Amazon
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- なんとかしゃっくりを止めようと試行錯誤する姿に、「そんな方法あり~?」と口々に反応がありました
- 「ガイコツなのにできるの!?」と子どもたちも、笑いっぱなしでした
低学年が反応しやすいリズムや擬音をより楽しんでもらうには、下記のような読み聞かせの工夫が役立ちます。
- 「ひゃっくりぴゃっくり」をリズムを変えて読んでみる
- ガイコツくんやオバケくんの声色を少しだけ変える
音の繰り返しが好きな時期の子どもたちに、キャラクターの出す面白いリズムを真似て楽しんでほしい方におすすめしたい作品です。
| タイトル | しゃっくりガイコツ |
| 出版社 | あすなろ書房 |
| 価格(税込) | 1,650円 |
2-3.おうさまのまえで みぎむけーみぎ!
出典:Amazon
『おうさまのまえで みぎむけーみぎ!』は、王さまの前で隊列をそろえようと奮闘する家来たちの物語。
右や左がそろわず大混乱しますが、練習を重ねて挑む姿がコミカルに描かれています。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 右・左を間違えやすい場面に「確かにそうかも」と低学年の子が共感しながら楽しめる
- 失敗しても前向きに挑戦する姿が、子どもに安心感を与える
右・左の理解が曖昧な時期だからこそ、「あ、わかる!」と共感して笑える内容になっています。
出典:Amazon
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 同じようなセリフが何回も出てくるけど、毎回読み方を変えるだけで、ゲラゲラ笑ってくれます
- 若干怪しくも、「右手、左手?」と挙げて楽しんでいました
読み聞かせの際は、低学年の子たちが、家来と一緒に整列している雰囲気を楽しめるように、下記のコツを意識してみましょう。
- 一緒に整列している雰囲気を味わえるよう、号令のセリフをきびきびと読む
- 「みぎ!」の号令を読むとき、実際に顔を右に向ける
絵本のセリフを真似て声に出したり、実際の身振り手振りも交えたりと、体全体を使って楽しんでほしいという方に、おすすめしたい一冊です。
| タイトル | おうさまのまえで みぎむけーみぎ! |
| 出版社 | KADOKAWA |
| 価格(税込) | 1,540円 |
2-4.てんてんきょうだい
出典:Amazon
『てんてんきょうだい』は、点々から生まれた兄弟が、ことばに点をつけて意味を変えていく言葉遊び絵本。
「か」→「が」など、日本語の面白さとリズムを楽しめます。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 「でんでんづげだら、どうなる?」「どうなるどうなる?」の繰り返しが楽しい
- 濁点を付けると意味が変わる日本語の面白さに気づける
文字や音の仕組みに気づき始める低学年が、「ことばの変化って面白い!」と感じられるきっかけになる絵本です。
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 小学校の読み聞かせに使うと、子どもたちの反応も良く、先生の食いつきも良かったです
- 子どもたちにめちゃめちゃウケました。最後の場面が最高でした
言葉の変化の楽しさをより引き立てたいときは、下記のような読み方を取り入れると低学年に伝わりやすくなります。
- 「どうなるどうなる?」と変化するページの前で間を取る
- 濁点が多いので、発音が聞きやすいように少しゆっくりめに読む
子どもたちが思わず声を出して参加したくなる「言葉遊びの時間」を楽しませてあげたい方に、おすすめの一冊です。
| タイトル | てんてんきょうだい |
| 出版社 | ポプラ社 |
| 価格(税込) | 1,320円 |
2-5.とっています
出典:Amazon
『とっています』は、おすもうさんが次々と“いろいろな とっています”を披露するユーモラスな絵本。
言葉は同じでも意味が変わる面白さを、楽しく味わえます。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 同じ言葉の“違う意味”に「えっ、これもとっています?」という気づきがある
- 「次はどんな“とっています”? 」と好奇心をくすぐる内容
言葉遊びに興味を持つ低学年の子どもに、“ことばの奥行き”を楽しみながら味わえる内容となっています。
出典:Amazon
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- シンプルなのに、飽きずに何度も読むたび、笑ってしまい、みんなで楽しめました
- 子どもたちと一緒に読むと、クスクスと笑い声がこぼれるので、こちらも笑顔になる絵本です
読み聞かせの際は、下記のコツを取り入れると、低学年の子に同音異義語の楽しさが伝わりやすくなります。
- シーンによって「とっています」の抑揚や声色を変えてみる
- 新しい「とっているもの」を読む際は、強調するために少し間を取る
言葉の楽しさに子どもが自然と反応するような、「一緒に声を出して盛り上がれる」読み聞かせをしたい方におすすめしたい一冊です。
| タイトル | とっています |
| 出版社 | 世界文化社 |
| 価格(税込) | 1,210円 |
3.予想できるけど楽しい!繰り返しの展開が魅力の絵本5選
「同じような場面がまた来た!」とわかっていても、ページをめくるたびに笑ってしまう。
低学年の子どもたちは、そんな“わかってしまうのに楽しい”瞬間が大好きです。
ストーリーがシンプルゆえに、セリフや絵のユーモアが引き立ち、読み聞かせの楽しさが倍増する…そんな繰り返しの展開が面白い絵本を紹介します。
| タイトル | おすすめポイント |
おだんごぱん 出典:Amazon | 「動物に出くわす→逃げる」の繰り返しで、次は?と予想するのが楽しめます。 価格(税込):1,320円 |
キャベツくん 出典:Amazon | 「食べたらどうなる?」「こうなる!」「ブキャ!」の繰り返しの展開が面白い! 価格(税込):1,650円 |
ゴリラさん だめです 出典:Amazon | ダメといううさぎと、困らせるゴリラの繰り返しが笑いを誘います。 価格(税込):1,540円 |
うろおぼえ一家のおかいもの 出典:Amazon | “うろおぼえ”の事態が繰り返される展開が面白いです。 価格(税込):1,540円 |
おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん 出典:Amazon | 「おじいちゃんのおじいちゃんはどんなひと?」の質問の繰り返しで時が遡る! 価格(税込):1,650円 |
繰り返しのパターンがある絵本は、展開がわかりやすく、みんなで一緒に楽しめる安心感があります。
「次はどうなるかな?」「あっ、やっぱり!」と、子どもたちが自然に声を出したり、先を予想したりして盛り上がれるのも魅力です。
それぞれの絵本がどんなお話なのか、確認していきましょう。
3-1.おだんごぱん
出典:Amazon
『おだんごぱん』は、焼きたてのおだんごぱんが家を飛び出し、動物たちから逃げ回る物語。
ウサギ、オオカミ、クマからも上手に逃げたのに、口のうまいキツネには予想外の展開を迎えます。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 「動物に出くわす→逃げる」の繰り返しがあり、「次も逃げられるよね?」と先を予想するのが楽しい
- 「おまえなんかにつかまるかい」という“お断りの歌”がリズミカルで盛り上がりやすい
お馴染みのパターンがくるか…?という予想が楽しく、低学年の子をワクワクさせることでしょう。
出典:Amazon
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- おだんごぱんが巧みな話術で色々な動物たちから逃げ回るのが楽しかったようです
- 楽しい歌の繰り返しと、民話の単純なストーリーに引き込まれているようでした
おだんごぱんと動物たちが織り成すシーンを盛り上げるには、下記の読み聞かせのコツを意識してみましょう。
- おだんごぱんのセリフは自信たっぷりに読む
- 歌のセリフは、言葉のリズムを楽しめるように節をつけて読む
展開の繰り返しとリズミカルな歌で、読み聞かせの時間を盛り上げたいという方におすすめの一冊です。
| タイトル | おだんごぱん |
| 出版社 | 福音館書店 |
| 価格(税込) | 1,320円 |
3-2.キャベツくん
出典:Amazon
『キャベツくん』は、キャベツを食べたらどうなる?という会話から始まるストーリー。
キャベツくんとブタヤマさんの不思議で楽しいやりとりが魅力となっています。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- なんでもキャベツになってしまう不思議な世界観にワクワクする
- 「食べたらどうなる?」「こうなる!」「ブキャ!」の繰り返しの展開が面白い
繰り返し展開の安心感もあり、「どこがキャベツになる?」と予想する楽しみもある、想像するのが好きな低学年の子どもたちにぴったりの一冊です。
出典:Amazon
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- ちょっと不思議で、でも引きつけられる。繰り返しのリズムが楽しかったようです
- 子どもたちに読んだら大爆笑。同じようなフレーズの繰り返しで予想ができ、その通りになっても大笑いでした
また、下記のような読み聞かせのコツを意識してみると、不思議な展開にワクワク、待ち遠しく感じさせるでしょう。
- 「どうなるんだ?」「こうなる!」の展開のあと、少し間を開ける
- ブタヤマさんが驚く場面など、登場人物になりきってセリフを読む
低学年の子どもたちに、ちょっと不思議な世界観に驚きながら楽しんでほしい。そんな方におすすめしたい作品です。
| タイトル | キャベツくん |
| 出版社 | 文研出版 |
| 価格(税込) | 1,650円 |
3-3.ゴリラさん だめです
出典:Amazon
『ゴリラさん だめです』は、心配性のうさぎ・うさやまさんが畑を荒らすゴリラに戸惑いながらも向き合う物語。
「だめですよ」という、うさやまさんに対し、ゴリラはいつも全然いうことを聞かない…そんな展開の繰り返しがあります。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- うさぎとゴリラの“同じやりとり”の繰り返しが、先を予想して盛り上がれる
- 困り顔のうさやまさんが次はどう反応するのか、好奇心をそそる展開
お決まりの展開を予想しつつ、次の対応が気になります。
“くるぞ、またくるぞ”という期待と「どうなる?」という予想が楽しい、低学年の子と相性の良い内容です。
出典:Amazon
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 段階的な繰り返しの表現に構えつつ、「ほらやっぱり!」と毎回喜んでいます
- 子どもたちはワクワクと、先を想像しながら楽しめていました
また、下記のような読み聞かせのコツを意識してみると、低学年の子たちに、次の展開を待ち遠しくさせるでしょう。
- うさやまさんの「だめですよ」の次のページは、間を開けてめくる
- 聞き手の反応が盛り上がるよう、いうことを聞かないゴリラの行動のあとも少し間を取って読む
お決まりの展開ながら、「うさやまさんは次どうする?」とワクワク感も!
子どもたちをハラハラさせるお話をお探しの方にぴったりの一冊です。
| タイトル | ゴリラさん だめです |
| 出版社 | イースト・プレス |
| 価格(税込) | 1,540円 |
3-4.うろおぼえ一家のおかいもの
出典:Amazon
『うろおぼえ一家のおかいもの』は、なんでも忘れがちなあひる一家が買い物に挑むドタバタ劇を描いた作品です。
うろおぼえで困ってしまい、ヒントをもらい、先に進む…という繰り返しのパターンが笑いを誘います。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- “うろおぼえ”の事態が次々と起き、繰り返しの面白さを味わえる
- 「たしか○○じゃなかったっけ?」「そうだったそうだった」と少しずつ答えに行き着く様子が楽しい
低学年になると、“ちょっとしたズレ”にツッコミたくなることもしばしば。
始終のんびりとしたうろおぼえ一家の様子に、「しっかりしてよ~」なんて、思わず笑いがこぼれるかもしれません。
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 親子でゲラゲラ笑いながら読みました
- 「えー!全然違うよー!!」と大笑い。次々現れるうろおぼえストーリーに子供たちも大喜びでした
下記のような読み聞かせのコツを意識してみると、うろおぼえ一家による「どうだったっけ?」の展開を一層面白く演出できるでしょう。
- うろおぼえ一家のセリフは、ほかの登場人物のものよりゆっくりと読む
- 「そうだったそうだった」というフレーズは、ホッとした雰囲気が伝わるように読む
うろおぼえを繰り返し発揮する展開に、「もう忘れないでね」「確かに忘れるときもあるよね」とみんなで楽しみたい。
そんな方にぜひ選んでほしい一冊です。
| タイトル | うろおぼえ一家のおかいもの |
| 出版社 | 理論社 |
| 価格(税込) | 1,540円 |
3-5.おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん
出典:Amazon
『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』は、「おじいちゃんのおじいちゃんってどんなひと?」という問いから始まります。
どんどんさかのぼるおじいちゃん歴はやがて原始時代に…!という展開が楽しいお話です。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 「おじいちゃんのおじいちゃんはどんなひと?」と質問を繰り返す度に時が遡る面白さ
- 早口言葉のような「おじいちゃんのおじいちゃんの…」というリズム
ひいひいひいひい…と繰り返しが伸びていく面白さに、低学年の子たちは「まだ続くの?!」と笑って盛り上がることでしょう。
出典:Amazon
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 最後は早口言葉のようでへろへろになりましたが、娘はけらけら大笑いでした
- ひいひいひいひい…と続くのが楽しいみたい。読んでいる方も一緒に楽しめる!
また、下記のような読み聞かせのコツを意識してみると、繰り返しの展開・だんだん伸びていく言葉の面白さを演出できます。
- 長くなる箇所は、ページが進むほど 息を吸い直して頑張って読む感じをあえて見せ、ギリギリ感を出す
- 「ひい」が最も長く続くページを開いた瞬間に「うわっ、ながっ!」とつぶやいてみる
ページをめくるごとに“ひい”が伸びていく楽しさに、読み手も子どもも笑って盛り上がれる、印象に残る読み聞かせをしたい方にぴったりです。
| タイトル | おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん |
| 出版社 | ビーエル出版 |
| 価格(税込) | 1,650円 |
4.次の展開が読めない!どうなるの?と思わず引き込まれる絵本6選
次に紹介するのは、次の展開が読めないからこそワクワク・ドキドキする絵本です。
次のページが待ちきれなくなるような、面白さ・楽しさが詰まった絵本を集めました。
| タイトル | おすすめポイント |
よかったねネッドくん 出典:Amazon | 奇想天外な「運の良い場面」と「悪い場面」が交互に訪れるストーリー展開です。 価格(税込):1,540円 |
しんごうきピコリ 出典:Amazon | 信号の色がどんどん変わる“予測不能な展開”がワクワクさせます。 価格(税込):1,430円 |
ぶたのたね 出典:Amazon | “ぶたが木になる”というとんでもない発想が、低学年の想像力を刺激します。 価格(税込):1,430円 |
まないたに りょうりを あげないこと 出典:Amazon | “しゃべるまな板”という発想と予想外の展開に夢中になれます。 価格(税込):1,540円 |
かぶとむしランドセル 出典:Amazon | 予想を軽く超えるランドセルの騒動の連続で、「次はどうなるの?」とハラハラ! 価格(税込):1,540円 |
ぼくのジィちゃん 出典:Amazon | “ダサいと思っていたジィちゃんの正体”。予想外の結末にアッと驚きます。 価格(税込):1,430円 |
「えっ、どうなるの?」「よかった~!」と、思わず声が出てしまう…低学年の子どもたちはそんなハラハラする展開に夢中になるはず。
「もしかしてこうなるかも?」「いや、違うかな?」と考えるうちに、すっかり物語の世界に引き込まれていきます。
それぞれの絵本がどんなお話なのか、確認していきましょう。
4-1.よかったねネッドくん
出典:Amazon
『よかったねネッドくん』は、主人公の男の子がパーティーに招待され、飛行機で向かうお話。
その道すがら、次々と災難に襲われてしまうスリル満点の冒険絵本です。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 奇想天外な「運の良い場面」と「悪い場面」が交互に訪れるストーリー展開
- 不運のページは白黒、幸運のページはカラーになっており、視覚的にもわかりやすい
低学年の子にも「大ピンチ!」がわかる場面のあとに、「よかった~」と一息つける幸運がくるシンプルな構成で、スッと話のなかに引き込まれます。
さらに、どの場面も「え~!」と驚くような予想外の展開。
「次の不幸ではどうなっちゃうの…?」と、子どもたちをハラハラドキドキ、夢中にさせることでしょう。
出典:偕成社
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 展開が「うそ~!」みたいなコント調の展開でものすごくはまります
- 次の展開が気になってどんどんページをめくってしまいます
- ネッドくんの身に起こる災難と幸運が交互にやってきて、ハラハラドキドキ!
下記の読み聞かせのコツを意識すると、子どもたちによりドキドキ感を楽しんでもらえるでしょう。
- 不幸のページは、少し「ため」を作ってからめくる
- 幸運のページは、ネッドくんの嬉しさや安堵が伝わるように明るい声に切り替える
先の読めないスリルある展開に子どもたちをドキドキワクワクさせたい方にはぜひ、手に取っていただきたい一冊です。
| タイトル | よかったねネッドくん |
| 出版社 | 偕成社 |
| 価格(税込) | 1,540円 |
4-2.しんごうきピコリ
出典:Amazon
『しんごうきピコリ』は、パトカーと車たちが“ふしぎな色”に変わる信号機にふりまわされるお話です。
水色や見たこともない色になるたびに、とんでもない動きをさせられる車たちの姿が楽しく描かれています。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 信号の色がどんどん変わる“予測不能な展開”に、低学年の子がワクワクしやすい
- 信号機という身近なテーマなので、「次は何色?」「車はどうなる?」と想像しながら楽しめる
身近な題材が一瞬で“へんてこな世界”に変わるので、低学年の子が状況を理解しやすく、先を予想しながら笑顔で聞き入る一冊です。
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 「次はこうなる!」なんて楽しく予想していました
- 信号機がまさかこんな色に?という展開に、「え~っ」と驚きつつ楽しそうでした
読み聞かせのコツとして、信号の色が変わるワクワクをさらに盛り上げたいときは、次のような読み方を試してみると効果的です。
- 色が変わる場面は少し間を置いて、期待感を高める
- 車の動きは声の調子を変えて、変化をはっきり表す
見慣れた信号が突然“へんてこな色”になる驚きは、低学年にとって入り込みやすい展開。ページをめくる楽しさを味わわせたい方におすすめの一冊です。
| タイトル | しんごうきピコリ |
| 出版社 | あかね書房 |
| 価格(税込) | 1,430円 |
4-3.ぶたのたね
出典:Amazon
『ぶたのたね』は、足の遅いオオカミが“ぶたを育てる種”を手に入れ、夢中でお世話をする物語です。
実ったぶたをつかまえようとした瞬間、思わぬハプニングに巻き込まれるユーモラスな展開が魅力となっています。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- “ぶたが木になる”というとんでもない発想が、低学年の想像力を刺激する
- 突然の大騒動で展開が急に変わり、意外性がしっかり味わえる
予想できないアイデアの連続は、低学年が「どうなるの?」とワクワクしやすい展開。
オオカミの必死さも笑いにつながり、読後の満足度が高いお話です。
出典:Amazon
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- ありえないことだらけですが、こういったお話は、やっぱり子供にウケます
- 娘は「そんなにたくさん食べられるの?」とぶたの豊作を想像してニヤニヤしていました
ありきたりな設定では面白くない。低学年の予想が追い付かないような突飛な世界観のお話で驚かせてあげたい、という方にぜひ選んでほしい一冊です。
| タイトル | ぶたのたね |
| 出版社 | 絵本館 |
| 価格(税込) | 1,430円 |
4-4.まないたに りょうりを あげないこと
出典:Amazon
『まないたに りょうりを あげないこと』は、料理をねだったまな板と、優しいコックの関係を描いたお話。
こっそり食べさせるほど太っていくまな板の様子が、だんだんと笑えてくる愉快な一冊です。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- “しゃべるまな板”という発想そのものが、低学年のツボに刺さりやすい
- 場面ごとの小さな驚きが積み重なり、テンポよく笑える
日常の道具が「もしも…」で動き出す展開は、低学年が入り込みやすい設定です。
まな板がむしゃむしゃエビを食べてしまうなんて…と、読み聞かせのあとキッチンのまな板を確認しに行きたくなることでしょう。
出典:Amazon
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 小学校で読み聞かせてきましたが、ものすごく食い付きが良かったです
- 興味津々となり、夢中で聞いてくれました。途中でふきだす子もいて楽しかったみたい
また、次のような読み聞かせのコツを意識すると、コックとまな板のおかしなやり取りがより一層、子どもたちの笑いを誘うかもしれません。
- まな板の変化に驚いたり、料理をお願いされて困り顔で受け入れたりする、コックのキャラクターになりきる
- まな板の声はちょっとおねだり上手な感じで、コックの声と抑揚を変える
身近なものが動き出したら?というワクワク感だけでなく、どんどん大きくなるまな板に、「いったいどうなるの?」とひやひや感も味わえる…。
そんなドキドキも詰まった絵本をお探しの方に、ぜひ手に取ってほしい作品です。
| タイトル | まないたに りょうりを あげないこと |
| 出版社 | 講談社 |
| 価格(税込) | 1,540円 |
4-5.かぶとむしランドセル
出典:Amazon
『かぶとむしランドセル』は、主人公のみっちゃんが入学祝いでもらった、本物そっくりのランドセルが巻き起こす騒動を描いたお話。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- ランドセルが動き出す、という身近な物が動く設定が低学年の好奇心をくすぐる
- 予想を軽く超えるランドセルの騒動の連続で、「次はどうなるの?」とハラハラする
ランドセルがかぶとむしみたいになって動く!…というトンデモ設定に、低学年の子どもたちは驚きとともに、目を輝かせるかもしれません。
困らされるみっちゃんの姿に、「自分もこんなことされたら…やだな」と共感し、ランドセルの動向にハラハラすることでしょう。
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 「こんなのやだ~」と言いつつ、ラストの飛ぶ場面ではちょっとうらやましい様子でした
- 予想しないランドセルに子どもたちは目を丸くしていました
- 低学年の子にもウケが良い、面白い作品です
また、ランドセルの予測不能な行動をより楽しませたいときは、下記のような読み方を意識すると、子どもたちの反応がより豊かになります。
- ランドセルの行動を読むときは、「なんてことだ!」と驚きの気持ちを込めて読む
- 登場人物になりきって、感情移入しながらセリフを読む
低学年の子にも共感できるけど、展開は予想外の連続でハラハラドキドキを味あわせてあげたい、という方におすすめの絵本です。
| タイトル | かぶとむしランドセル |
| 出版社 | PHP研究所 |
| 価格(税込) | 1,540円 |
4-6.ぼくのジィちゃん
出典:Amazon
『ぼくのジィちゃん』は、運動会に来てくれたおじいちゃんを「ダサい」と思っていた“ぼく”の心の変化を描くお話。
運動会当日に明かされるジィちゃんの秘密に、子どもたちもびっくりすること間違いなしです。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 低学年の子に刺さる、“ダサいと思っていた大人の正体”が反転する意外性
- 運動会という親しみのある舞台設定が、子どもたちの共感を生み、物語に引き込みやすい
おじいちゃんに限らずとも、「うちの家族って実はすごいんだ!」となれば、自分の事のように嬉しくなってしまう子は多いはず。
最後のどんでん返しは、読み手も一緒に「すごい!」と驚く感動の展開を迎えます。
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 途中から子供たちの顔がニヤニヤしはじめ、最後のほうは大ウケでした!
- 最後、おじいちゃんがかっこよすぎる!小学生の子どもたちの大好きな作品です
また、次のような読み聞かせ方を取り入れると、じわじわと最後のどんでん返しへの期待感が高まることでしょう。
- ジィちゃんのセリフは、落ち着きや余裕を感じられるように、少しゆっくり目に読む
- 物語のなかで変わっていく「ジィちゃんへの“ぼく”の印象」をイメージしながら、”ぼく”のセリフに感情を込める
低学年の子たちを「あっ」と驚かせたい、結末まで驚きとワクワク感をみんなで共有したい。そんな方にぜひおすすめしたい一冊です。
| タイトル | ぼくのジィちゃん |
| 出版社 | 佼成出版社 |
| 価格(税込) | 1,430円 |
5.「わかる〜!」と共感!低学年の“あるある”絵本5選
「わかる」「体験したことがある」からこそ、面白く感じずにはいられない。
子ども自身の目線で感じる日常の“リアル”が描かれているからこそ、自然と共感が生まれるのです。
読み聞かせている大人も一緒に「あるある!」と笑える、そんな身近なテーマの絵本を紹介します。
| タイトル | おすすめポイント |
こどもかいぎ 出典:フレーベル館 | 「怒られたらどうする?」という議題に、低学年の子が共感して楽しめます。 価格(税込):1,694円 |
おこだでませんように 出典:Amazon | なぜかいつも怒られている子の気持ちに、低学年の子が共感できる内容です。 価格(税込):1,650円 |
もっちゃうもっちゃうもうもっちゃう 出典:Amazon | 「トイレに行けないあるある」のシーンを、ユーモアたっぷりに描いています。 価格(税込):1,540円 |
わたし、わすれものが おおいです 出典:Amazon | つい忘れものをしてしまうというテーマが、「あるある」として刺さります。 価格(税込):1,650円 |
おしっこちょっぴりもれたろう 出典:Amazon | 一度は体験したことがありそうな「あるある」が描かれており、共感できます。 価格(税込):1,100円 |
学校での出来事、友だちとの関わり、先生に怒られたときの気持ち…。
そんな“あるある”話にも、「ぼくもある!」「わたしもそう思う!」と、共感したり笑ったり、時には反論したりしながら、ワイワイ楽しめます。
それぞれの絵本がどんなお話なのか、確認していきましょう。
5-1.こどもかいぎ
出典:フレーベル館
『こどもかいぎ』は、スーツを着た子どもたちが集まって会議する様子を描いた絵本です。
「怒られたときはどうしたらいいか」という議題に、真剣に意見を交わします。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 「怒られたらどうする?」という低学年の子の身近なテーマに共感して盛り上がれる
- 登場人物たちと一緒に、「自分ならどうしよう?」と考えるきっかけになる
会議で飛び出すのはどれも子どもらしい意見や提案で、低学年の子にとっては、思い当たるものばかり。
「ぼくもそう思う!」「わたしならこうする!」と共感し、自分も手を挙げて意見を言いたくなってしまうことでしょう。
出典:Amazon
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 絵本のこども達と一緒に、考えながら意見を出して楽しむ姿がみられました
- 「こんな会議を子どもたちといつもやりたい」と思いました
- 「え~っ!」と感嘆し、「うちのお母さんは…」と考えているようでした
また、下記のような読み聞かせのコツを意識してみると、会議の場の雰囲気を感じてもらいやすくなります。
- 「会議に出席している子ども」になったつもりで、挙手をしながらセリフを読む
- 「ぼく/わたしはこう思う!」と、思わず声を上げて反応しやすくするように、子どものセリフのあとに間を作る
みんなでワイワイと、自分はこうだなと、笑いを交えながら盛り上がりたい場合に、おすすめの一冊です。
| タイトル | こどもかいぎ |
| 出版社 | フレーベル館 |
| 価格(税込) | 1,694円 |
5-2.おこだでませんように
出典:Amazon
『おこだでませんように』は、家でも学校でも怒られてしまい、「ぼくはいつもおこられる」と思っている。“ぼく”の心のなかを描いたお話。
“ぼく”が、「おこだでませんように(おこられませんように)」と七夕の短冊に書くシーンが印象的です。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- なぜかいつも怒られている自分/友達/同級生のあるあるを思い返して、低学年の子が共感できる内容
- 「なぜそんなことするのか」「どうして何も言わないのか」といった、怒られる子の気持ちを知って寄り添える
この絵本は、「なんであの子、いつも怒られちゃうようなことするんだろう」という周りの子の疑問にも応えてくれます。
「こういう気持ちで、おこだでませんようにと書いたんだな」と共感を生むストーリーがあるのです。
出典:Amazon
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 息子も自分の思いと重なる部分があるのか、じっと聞き入っていました
- 怒った後は「なんで!怒るの!」と言われ…この男の子の気持ちを読んで、息子も同じ気持ちなんだと感じました
また、読み聞かせのコツとして次のように意識すると、子どもたちが“ぼく”の気持ちに感情移入しやすくなります。
- 突発的な言葉は少し早めに読むなど、“ぼく”になりきってセリフのスピードや抑揚を工夫する
- セリフ以外の“ぼく”の心のなかは淡々と読み、あとから自分の行動を振り返った“ぼく”の気持ちを想像して読む
「もしかしたらあの子の行動には理由があるのかもしれない」。子どもたちの人の気持ちに寄り添えるきっかけにしたい方におすすめしたい一冊です。
| タイトル | おこだでませんように |
| 出版社 | 小学館 |
| 価格(税込) | 1,650円 |
5-3.もっちゃうもっちゃうもうもっちゃう
出典:Amazon
『もっちゃうもっちゃうもうもっちゃう』は、おしっこを我慢した男の子が、工事中のトイレや思わぬ出来事に次々と出会うドタバタの一冊です。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 「トイレに行きたいのに!」という、低学年の子たちみんなが共感できる内容
- 「トイレに行けないあるある」のシーンを、ユーモアたっぷりに描いているので、物語としても夢中になれる
トイレが空いていなくて探し回り、途中で声をかけられ、たどり着いたと思ったら、なぜか迷路になっていて便器が遠い…とハラハラする展開。
出典:Amazon
「もっちゃうもっちゃう」とトイレ探しに走り回る男の子に共感しつつ、低学年の子が最後まで楽しめる内容となっています。
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- お話の内容がとても楽しかったようで、「もっちゃう」を普段でも使っています
- 「すっきり~」の場面で、子どもたちも「できた~」なんてホッと一息。お終いまで読んでウケてました!
読み聞かせの際は下記のコツを意識すると、男の子がトイレの危機感に奔走する様子に、子どもたちをハラハラさせられるでしょう。
- 「ここならトイレがあるはず」などの場面で、「無事トイレできるか?」という緊迫感を持たせるため、ページをゆっくりめくる
- 男の子のセリフは急いでいる風に、ほかの人は少し余裕がある感じをイメージして読む
低学年の子が共感できるからこそ、ハラハラドキドキを感じずにはいられない、そんなお話をお探しの方におすすめしたい絵本です。
| タイトル | もっちゃうもっちゃうもうもっちゃう |
| 出版社 | 徳間書店 |
| 価格(税込) | 1,540円 |
5-4.わたし、わすれものが おおいです
出典:Amazon
『わたし、わすれものが おおいです』は、つい忘れ物をしてしまう“わたし”と、いつも助けてくれるえみちゃんの友情を描いたお話です。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- つい忘れものをしてしまうというテーマが、低学年の子に「あるある」として刺さり、共感しやすい
- 「あるある」で終わらせずに、「忘れたときどうするか」まで考えさせる内容に学びがある
「こういう理由で、忘れ物ってしちゃうよね」という低学年にもわかるエピソードが描かれており、自然と物語に引き込まれていくでしょう。
出典:Amazon
忘れ物をとがめられるのではなく、「ではどうする?」と問いかける。子どもたちに「こうすればいいのか」と考えさせるきっかけになります。
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 子どもも、「そういうことあるよね」と共感できたようです
- 子どもたちも、「忘れ物をしたあと、失敗をどうカバーできるか」を考えられるようになると感じました
全体として、優しい友達に助けられつつ、忘れ物について考えるお話ですので、子ども達が主人公の立場になって聞ける雰囲気を作りましょう。
読み聞かせの際は、下記のコツを意識してみると効果的です。
- 忘れ物をしたときのセリフは慌てた様子を演出するなど、場面ごとの気持ちを考えて読む
- 忘れ物の理由については少し、「だから仕方がなかったんだよ」という感じを出す
忘れ物はするかもしれないけど、失敗したときにそのまましないことが大切。そんなメッセージを自然に伝えたい方にぴったりの一冊です。
| タイトル | わたし、わすれものが おおいです |
| 出版社 | 東洋館出版社 |
| 価格(税込) | 1,650円 |
5-5.おしっこちょっぴりもれたろう
出典:Amazon
『おしっこちょっぴりもれたろう』は、トイレをすると「ちょっぴり粗相」がついてしまう男の子が主人公の物語です。
自分と同じように困っている人もいるのでは?…と、色んな子に訪ねて回ります。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 低学年の子が一度は体験したことがありそうな「あるある」が描かれていて共感しやすい
- 自分だけでなく「周りの子も同じ気持ちかもしれない」というきっかけになる
この絵本の魅力は、低学年の子たちも「わたし/ぼくだけじゃなかったんだ」なんて、ホッとできるような「あるある」が描かれていること。
子どもには、大人が思っている以上に、「少しだけ、わかんないから大丈夫…」と思いつつも、困っていることが色々あるからです。
出典:Amazon
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 子どもたちは「そうそう!」「これ、よくなるよね」と、次々に反応していました
- それもわかるわかると納得。子どもから大人まで楽しめ、思わず笑ってしまう絵本です
読み聞かせの際は、下記のようなコツを意識すると、子どもたちが「もれたろう探し」に参加している気分になれるかもしれません。
- “ぼく”の発見の喜びを感じるように、「キミ、もれたろうでしょ!?」のセリフは興奮気味に読む
- 子どもたちの“困っているエピソード”は、秘密を打ち明けるように読む
知らないだけで実は、ほかの子も同じ気持ち・悩みを抱えているかもしれないよ。そんな気付きを伝えたい方に手に取ってほしい作品です。
| タイトル | おしっこちょっぴりもれたろう |
| 出版社 | PHP研究所 |
| 価格(税込) | 1,100円 |
6.想像力を刺激!身近な世界×ファンタジーっぽさがワクワクさせる絵本6選
小学校低学年は、「もしもこんなことが起こったら?」と空想を膨らませることに興味を持ち始める時期。
そこで続いては、読み聞かせを通して子どもたちの「もしもの空想世界」を追体験できる、そんなワクワクを感じられる絵本を紹介します。
| タイトル | おすすめポイント |
ぼくのかえりみち 出典:Amazon | 帰り道「白線の上を歩く」ことから始まる大冒険にドキドキします。 価格(税込):1,540円 |
おやつどろぼう 出典:Amazon | 冷蔵庫をのぞくと、おやつどろぼうに遭遇するという、ドキドキの展開! 価格(税込):1,320円 |
おふろだいすき 出典:Amazon | お風呂に次々と動物が現れる状況設定に「もしも」と空想が膨らみます。 価格(税込):1,430円 |
せんたくかあちゃん 出典:Amazon | 思いもよらない物まで洗濯する豪快さに笑ってしまいます。 価格(税込):1,320円 |
ベッドのなかはきょうりゅうのくに 出典:Amazon | 大好きな恐竜の世界にふとんをもぐって行ける、という世界観が楽しいです。 価格(税込):1,540円 |
わんぱくだんのかいていたんけん 出典:Amazon | プールから海の世界に冒険に…という、低学年の想像力を刺激する内容です。 価格(税込):1,320円 |
身近な題材に少しだけ“非現実”のスパイスが加わった物語が、想像力を刺激してくれるはず。
それぞれの絵本がどんなお話なのか、確認していきましょう。
6-1.ぼくのかえりみち
出典:Amazon
『ぼくのかえりみち』は、主人公のそらくんが放課後、道の白線だけを通って帰ることにしたことから始まります。
白線から落ちないようにと出発したとたん、周りが異世界に変化!断崖絶壁に危険な敵の登場。そらくんの大冒険を描いた絵本です。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 「やったことあるな」と低学年の子が共感できる、「白線の上を歩く」ことから始まる大冒険
- 帰り道がこうなったら…と想像して、手に汗握るドキドキの展開
帰り道、「白線から落ちないように」歩いた人も多いはず。もしも、空想が現実になって「落ちてはいけない」スリルある帰り道になったとしたら?
そんな世界がダイナミックに描かれ、子どもたちはハラハラドキドキ。物語のなかに入り込み、手に汗握り、一緒に大冒険を楽しめる内容です。
出典:Amazon
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- うちの子も「ひゃ~怖い~」と言って、ドキドキしながら見ていました
- ちょっとした困難の乗り越え方は、「そうするよね!」って息子と盛り上がりました
読み聞かせの際は、下記のコツを意識すると、低学年の子どもたちが、スリルある大冒険に夢中になれます。
- 次に何が起こるかドキドキさせるように、ページをゆっくりめくる
- 横断歩道を渡るときの「ぽーん ぽーん」など、リズミカルに読む
学校からの帰り道という日常の一コマを、低学年の子どもの想像力を育むきっかけにしたい方におすすめの一冊です。
| タイトル | ぼくのかえりみち |
| 出版社 | ビーエル出版 |
| 価格(税込) | 1,540円 |
6-2.おやつどろぼう
出典:Amazon
『おやつどろぼう』は、アカーキーがお母さんが隠したケーキを探して冷蔵庫をのぞき、何かががケーキを盗むのを目撃するところから始まる絵本。
おかしな生き物「しましま」からケーキを取り戻すべく、アカーキーが不思議な世界に潜入する様子を描いています。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 冷蔵庫をのぞくと、おかしな生き物がケーキを盗んでいたという突飛な設定が、低学年の子の好奇心をくすぐる
- しましまの歌うリズミカルな歌、お菓子いっぱいの大広間など、子どもがワクワクする要素が詰まっている
冷蔵庫を開けたら妙な生き物。追いかけると、歌を歌い、お菓子をこっそり食べていたなんて、子どもたちのワクワクを刺激してやまないはず。
出典:Amazon
一緒に歌を口ずさんだり、「お菓子美味しそう!」と声を上げたり。ケーキは取り戻せるのか?というハラハラ感もありつつ、夢中になれるお話です。
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 読んだ次の日の朝、しましまが歌っていた歌を娘が口ずさんでいました
- 次の展開はどうなるのかな? とワクワクしながら読み進むことができて最高でした
読み聞かせのコツとして、「次どうなるか」と想像力を刺激したり、歌や挿絵も楽しめるような工夫をしたりすると良いでしょう。
- ページをめくる動作はなるべくゆっくりと行う
- お母さんのケーキは挿絵のどこにあるかなど、イラストについて適宜質問を投げかけてみる
- しましまの歌は、節をつけて読んでみる
低学年の子に、日常のなかにひそむ“もしも”を想像して楽しんでほしい。そんな方におすすめの作品です。
| タイトル | おやつどろぼう |
| 出版社 | 福音館書店 |
| 価格(税込) | 1,320円 |
6-3.おふろだいすき
出典:Amazon
『おふろだいすき』は、主人公の男の子・まこちゃんが、あひるのおもちゃ・プッカを連れてお風呂に入るシーンからスタート。
お風呂からカメやペンギン、アシカ、カバ、クジラが現れ、お母さんが声をかけると、お湯にもぐって消えてしまうというお話です。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 低学年の子のお風呂時間が待ち遠しくなるような、次々と動物たちが現れる展開
- 個性的で人間味のある動物たちとのお風呂場での交流に、「いいな」「楽しそうだな」とみんなで共感できる
お風呂場に突然動物が現れて、お風呂時間を一緒に過ごせたらどんなに楽しいでしょう。クジラは洗うのが大変そうだな、と想像が膨らみます。
出典:Amazon
お風呂ってつまらないという子も、「今カバが出てきたらお湯が全部なくなっちゃうな」なんて想像に、ニヤニヤして楽しめるようになる内容です。
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- まこちゃんに自分を重ねてくれたのかな?子どもたちはひきつけられて聞いてくれました
- 本当にお風呂からカバやクジラが出てくるかも!…と、家のお風呂へ入った時にも想像してしまうような躍動感があります
読み聞かせのコツとして下記を意識すると、次に何か出てきそうという期待感や、動物たちとのやり取りをワクワクしながら聞いてもらえるでしょう。
- お風呂のなかから「何か」が現れる前は、ページをゆっくりめくってワクワクさせる
- お風呂から現れる動物ごとに、個性をつけて演じ分ける
低学年の子に、お風呂時間をもっと楽しく、ワクワクしてもらいたいという方に、おすすめしたい絵本です。
| タイトル | おふろだいすき |
| 出版社 | 福音館書店 |
| 価格(税込) | 1,430円 |
6-4.せんたくかあちゃん
出典:Amazon
『せんたくかあちゃん』は、洗濯大好きかあちゃんによって、子どもや犬、猫、靴などもひっくるめ、家じゅうの物が洗われてしまうお話です。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 色んなものが洗濯されてしまう豪快さや、干されている情景が、低学年の子に刺さる
- 洗濯したあとに、予想外の展開があって子どもたちを飽きさせない
洗濯物が干されている風景は、低学年の子にもお馴染み。この絵本では、驚くほど豪快に何でも洗われ、洗濯紐に吊り下げられる姿は笑いを誘います。
出典:Amazon
雷さまも洗って、目や口、鼻が消えてしまう予想外の展開もあり、低学年の子どもも最後まで、前のめりになって楽しんでくれることでしょう。
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 服や布製品だけでなく、何でも洗ってしまうのには驚き!かみなりさまの洗濯後の姿にもビックリしました
- 「子どもも干しちゃってるよ」「浮き輪見つけた」などと言いながら、楽しそうでした
読み聞かせの際はぜひ、かあちゃんの豪快な洗濯ぶりを楽しめるように、挿絵にも注目できるように、工夫をすると良いでしょう。
- かあちゃんのセリフは明るく歯切れよく、頼もしさを感じさせるトーンで読む
- 洗濯物のイラストも楽しめるように、「何が干されてるかな?」と聞いてみる
低学年の子に、常識にとらわれず、思い切り想像を広げてほしいと伝えたい方に、ぴったりの作品です。
| タイトル | せんたくかあちゃん |
| 出版社 | 福音館書店 |
| 価格(税込) | 1,320円 |
6-5.ベッドのなかはきょうりゅうのくに
出典:Amazon
『ベッドのなかはきょうりゅうのくに』は、主人公の“ぼく”が、就寝前にベッドにもぐりこみ、洞穴探検に出かけるお話です。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 恐竜の世界ってこんな感じかなと、低学年の子の想像力を刺激する丁寧に描かれた挿絵
- 子どもたちが大好きな恐竜の世界に、ふとんをもぐって行けるという世界観
ふとんのなかを進んだ先には、恐竜たちの世界が現れ、恐竜の赤ちゃんを助け、お母さん探しをする展開に。
出典:Amazon
探検の道中、知っている恐竜の名前を呼ぶ子もいるでしょう。生き物や景色が丁寧に描かれているので、じっと夢中になって楽しんでくれるはず。
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 一人で眠るのが怖い夜もぐっすり眠れそう。恐竜好きな子にはたまらない展開です
- 寝る前に毛布にくるまって「恐竜の世界に行けたらな」と言うようになりました
読み聞かせの際下記のコツを意識すると、子どもたちが恐竜の世界に夢中になって聞いてくれるでしょう。
- “ぼく”が焦ったり驚いたりする気持ちを込めて、セリフを読む
- ページをめくったあと、「新しい恐竜いる?」などと挿絵についても触れてみる
低学年の子の寝る前の時間を、想像を楽しむひとときに変えてあげたい方に、ぜひおすすめしたい一冊です。
| タイトル | ベッドのなかはきょうりゅうのくに |
| 出版社 | 童心社 |
| 価格(税込) | 1,540円 |
6-6.わんぱくだんのかいていたんけん
出典:Amazon
『わんぱくだんのかいていたんけん』は、わんぱくだんの3人組が「海底探検ごっこをしよう」と、プールにもぐるところから始まります。
プールにいたはずなのに、いつの間にか海のなかに…。出会ったイルカのマリンと一緒に、冒険する物語です。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- プールから海の世界に冒険に…という、低学年の想像力を刺激する設定
- わんぱくだんの3人がにぎやかに冒険する姿に、男女の区別なく、すんなり自己投影して一緒に楽しめる
わんぱくだんの3人は、ワイワイと楽しそうな雰囲気。低学年の子も一員となって、次はどんな場所に行くのかとドキドキするはず。
出典:Amazon
ファンタジー感あふれるイルカの国に案内される展開は、「行ってみたい!」「プールからホントに行けるかな?」と、子どもたちの想像力を刺激します。
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- プールから海に行けるなんて夢いっぱいの冒険で、子どもたちもワクワク。読んでいて楽しかったです
- 主人公に男の子と女の子がいるので、子どもたちはわんぱくだんの世界にすんなり入っていけたようです
また、読み聞かせのコツとして下記を意識すると、子どもたちに素敵な海の世界を想像させられます。
- わんぱくだんの3人のセリフは、未知の世界に興奮を抑えきれないさまを意識してみる
- 海のなかやイルカの国の風景にも注目できるように、「気になるものはある?」と問いかけてみる
身近なものも、友達と一緒だと大冒険につながるかもしれない。子どもにそんな空想の広がりを楽しんでほしい方にぴったりの絵本です。
| タイトル | わんぱくだんのかいていたんけん |
| 出版社 | ひさかたチャイルド |
| 価格(税込) | 1,320円 |
7.物語を通じて「自分ごと化した学び」を得られる絵本6選
最後に紹介するのは、物語を通して、“自分ごと”として学びを得られる絵本です。
読み聞かせを通して、子どもが感じて・考えて・自分のこととして受け止める。そんな成長につながる絵本を紹介します。
| タイトル | おすすめポイント |
ちいさなくれよん 出典:Amazon | クレヨンの姿に、「自分の可能性を信じる強さ」を感じます。 価格(税込):1,595円 |
サイモンは、ねこである。 出典:Amazon | 子猫の言葉が相手の本質に気づくきっかけを与えてくれます。 価格(税込):1,760円 |
しんせつなともだち 出典:Amazon | 届け物がめぐる展開に、「思いやりの心はこうして広がっていく」と感じます。 価格(税込):1,320円 |
しょうぼうじどうしゃじぷた 出典:Amazon | じぷたの姿に、小さくても「自分にしかできない役割」があると気づけます。 価格(税込):1,320円 |
ぐるんぱのようちえん 出典:Amazon | ぐるんぱの姿に、「失敗しても輝ける時・場所が訪れる」と安心できます。 価格(税込):1,320円 |
〈シリーズ〉昔ばなし絵巻 出典:昔ばなし絵巻 | 人生において大切なことを、昔話を通じて自然に感じられる内容です。 価格(税込):各1,018円 |
読み終えたあとに「自分だったらどうするかな」と、子どもが自然に考え始める。絵本には、言葉では伝えきれない“気づき”が詰まっています。
それぞれの絵本がどんなお話なのか、確認していきましょう。
7-1.ちいさなくれよん
出典:Amazon
『ちいさなくれよん』は、折れて短くなったことで捨てられた黄色いクレヨン、「まだ自分は役に立てるよ」と外の世界に出ていくお話です。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- クレヨンが自分を信じて外へ飛び出していくさまが、低学年の子に「自分の可能性を信じる強さ」を感じさせる
- 最後まで物を大事にしてほしいというメッセージ性もある
クレヨンは、靴やおもちゃなどと出会い、身を削ることで彼らをきれいな黄色に。最後は、消えそうなお星さまのために、夜空へ飛んでいきます。
出典:金の星社
きっと低学年の子に、自分の可能性を信じる大切さや、物にも心があり、大切にしてあげたいという気持ちを自然に感じさせることでしょう。
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 黄色いクレヨンの燃えるような使命感に、読んでいるこちらも勇気をもらうような気分でした
- 娘もこの絵本を読んで、「もっと大事にしなきゃね」と言っていました
読み聞かせの際は下記のコツを意識すると、クレヨンが自分を信じて「役に立てた」と感じる気持ちを、低学年の子に伝えられるでしょう。
- 靴やおもちゃにお礼を言われたクレヨンの「よかったね」のセリフに、さりげなく喜びの感情を込める
- クレヨンの夜空に飛び立つ前のセリフには、もっと役に立てるという自信を込めて読む
キャラクターに自分を重ねることで、自分の可能性を信じる大切さを知ってほしい。そんな方におすすめしたい絵本です。
| タイトル | ちいさなくれよん |
| 出版社 | 金の星社 |
| 価格(税込) | 1,595円 |
7-2.サイモンは、ねこである。
出典:Amazon
『サイモンは、ねこである。』は、子猫のサイモンと、ライオンやチーター、トラなど、大型ネコ科動物5人組との対話を描いた絵本です。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 低学年の子に、「あの子とは違うと思ってたけど、似てるところもあるかも」と相手の本質に気づくきっかけを与えてくれる
- 「相手のことをよく見るって大事なんだな」と考えさせられるテーマ性
「子猫と一緒にしてもらっては困る」と5人組は大笑い。でもサイモンに、似ているところがあるよと返され…あれ、実は仲間なの?と予想外の展開に。
出典:Amazon
違って見える相手でも、よく見れば似ている部分があり、パッと見だけでは相手を理解したことにならない。そんな気づきをそっと伝えてくれます。
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 娘が読んでもとても面白かったようですが、私にはとても深い絵本のように思えました
- 同じところのある仲間であること、笑い合い絆を持つことの大切さを息子の心に残すことのできた一冊です
読み聞かせの際は、下記のコツを意識すると、違うと主張する5人組と、同じと伝えたいサイモンの視点の違いを、子どもたちに感じさせます。
- 5人組のセリフは、サイモンに対してやや冷めた口調、あきれたような口調を意識する
- サイモンのセリフは、明るくはきはきと、友好的な雰囲気を心がける
絵本を通して、子どもたちに「相手をよく見て、その本質に目を向ける力」を育んでほしい。そんな思いを持つ方におすすめしたい一冊です。
| タイトル | サイモンは、ねこである。 |
| 出版社 | あすなろ書房 |
| 価格(税込) | 1,760円 |
7-3.しんせつなともだち
出典:Amazon
『しんせつなともだち』は、ウサギが雪のなかで2つのカブを見つけ、一つは自分、もう一つは友達のロバに持っていく…というお話。
ロバはウサギからだとは知らずにヤギへ、ヤギはシカへ、シカはウサギへと、“思いやりの届け物”が動物たちのもとをめぐる様子が描かれています。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 登場する動物たちのように「自分も誰かのために動けるかも」と、低学年の子に想像させる内容
- 届け物がめぐる展開に、「思いやりの心は、こうやって広がっていくんだな」と自然に感じさせる
ウサギは、ロバも食べ物に困っているだろうと考え、カブを届けに行きます。自分にできることで助けたいという気持ちからの行動です。
出典:Amazon
小さな親切は連鎖していき、また自分に返ってくるかもしれない。そんな思いやりの温かさを、低学年の子どもたちに感じさせるでしょう。
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 「情けは人の為ならず」がシンプルに伝わってきて良かったです
- 読み終わるとちょっと優しくなれるような冬のお話しです
下記のような読み聞かせのコツを意識すると、動物たちの相手を思いやる気持ちを、子どもたちにじんわりと感じさせます。
- 「〇〇さんはきっと たべものがないでしょう」というセリフは、相手の状況を考慮するように間を取って読む
- 最後のウサギのセリフは、友達の思いやりを感じて嬉しそうな様子をにじませる
子どもたちに「小さな思いやりが誰かの力になり、自分の嬉しさにもつながること」を感じてほしい。そんな思いをもつ方におすすめしたい一冊です。
| タイトル | しんせつなともだち |
| 出版社 | 福音館書店 |
| 価格(税込) | 1,320円 |
7-4.しょうぼうじどうしゃじぷた
出典:Amazon
『しょうぼうじどうしゃじぷた』は、仲間から「ちびっこ」扱いされていた小さな消防自動車じぶたのお話です。
ある日山小屋で火事が起きますが、じぷた以外は対応が難しい現場に、じぷたが出動し、無事山火事になるのを防ぎます。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 小さくても「自分にしかできない役割」があると、低学年の子に気づかせる内容
- 仲間や周りにじぷたが認められる展開に、「自分の良さはいつか誰かに伝わる」という期待感がある
大きな消防車はできないことができたじぷたに、子どもたちは「きっと自分にも得意なことや活躍できる場面がある」とハッとさせることでしょう。
そして、じぷたが火事に向かう姿は、「自分の良さは、行動してみることで初めて光るものかも」と、子どもの心にそっと期待を持たせてくれます。
出典:福音館書店
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- じぷたが、山火事で頼りにされ、大きな仕事をやってのける。そんなストーリーに子ども心がくすぐられるみたいです
- 自分にしかできないことがある、と教えてもらいました
読み聞かせでは下記のコツを意識すると、子どもたちがじぷたに気持ちを寄せやすくなり、最後の活躍に「やった!」と一緒に喜んでくれるはずです。
- じぷたの胸中を表す文は、悔しさや「がんばりたい」気持ちを少し声に込めて読む
- 仲間の消防車たちのセリフは、自分たちの力に自信満々な様子を意識して読む
「自分の良さもいつかきっと光る」と子どもが自分の力を信じられるようになってほしい。そんな方に手に取っていただきたい絵本です。
| タイトル | しょうぼうじどうしゃじぷた |
| 出版社 | 福音館書店 |
| 価格(税込) | 1,320円 |
7-5.ぐるんぱのようちえん
出典:Amazon
『ぐるんぱのようちえん』は、ぞうのぐるんぱがビスケット屋さんや皿作りの工房など、色々な仕事に挑戦するものの、作る物が大きすぎて失敗…。
落ち込んでいたところで、子どもがたくさんいるお母さんに出会い、これまで作った物を生かして素敵な幼稚園を開く、というストーリーです。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 失敗が続いても力を発揮できる「自分に合う場所」がきっとあると、低学年の子に安心できる内容
- みんなと違って見える部分も、「誰かの役に立つ“特別な力”になりうる」という期待感がある
最後にぐるんぱの作った物が幼稚園づくりに役立つ姿は、「うまくいかないことがあっても大丈夫」という安心感を子どもに与えます。
出典:Amazon
失敗作が幼稚園では“ぴったりの宝物”になる。低学年の子はきっと「自分の変わったところも、誰かを笑顔にできるかも」と前向きになれるでしょう。
実際に読んだ人の感想には、以下のようなものがあります。
- 「失敗は成功のもと」くじけずがんばろう!!と励まされます
- たくさんの失敗から学ぶこともできるし、失敗だと思っていたことが実は必要とされることもあるっていうことを教えてくれます
また、下記のような読み聞かせのコツを意識すると、子どもたちがぐるんぱの気持ちに寄り添いやすくなり、後半の転機がぐっと胸に響きます。
- 失敗シーンは、少し肩を落とすように、しょんぼり感を漂わせる
- 転機となるお母さんとの出会いのシーンは、少し明るい声で読んで、ぐるんぱの気持ちが上向くことを表現する
絵本を通して、子どもたちに「みんなと違って見える部分も、誰かを喜ばせる力になる」と気づいてほしい。そんな方におすすめしたい作品です。
| タイトル | ぐるんぱのようちえん |
| 出版社 | 福音館書店 |
| 価格(税込) | 1,320円 |
7-6.〈シリーズ〉昔ばなし絵巻
出典:昔ばなし絵巻
『昔ばなし絵巻』は、日本や世界の昔話を、現代の子どもたちが“自分ごと”として受け止めやすい形に再構成した絵本シリーズです。
低学年への読み聞かせとしておすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 淡くやさしい色づかいのイラストが、登場人物の心情や物語のテーマに落ち着いて向き合える雰囲気をつくる
- 俳句のような5・7・5のリズムが心地よく、物語を“声に出して読む”楽しさが学びの定着につながる
昔話に込められた「優しさ」「欲ばり」「誠実さ」などのテーマが、低学年でも向き合いやすい語り口で描かれているため、素直に受け止めやすいでしょう。
また、耳に残るリズムや繰り返しの言葉が、子どもの思考を物語に引き寄せ、自分自身の生活や経験に重ねて考えるきっかけを生み出します。
出典:昔ばなし絵巻
また、物語の“気づき”が子どもに届くよう、下記のコツを意識すると、読み聞かせの時間がより深い学びにつながります。
- 5・7・5のリズムを区切ることを少し意識して、言葉の響きが“意味”とともに届くように読む
- ページをめくる前に少し間をつくり、物語の展開や登場人物の行動について考える余白を残す
昔話の教訓を、やさしい絵柄と心地よいリズムで自然に受け止めてほしい方に、ぜひおすすめしたいシリーズ絵本です。
| タイトル |
|
| 出版社 | EVO出版 |
| 価格(税込) | 各1,018円 |
8.まとめ
最後に、この記事のおさらいをしましょう。
この記事では、低学年の読み聞かせにおすすめの絵本をジャンル別に紹介しました。
読み聞かせに定番のものや、一緒になって盛り上がれるもの、共感を呼び、想像力・好奇心を刺激するものなど…。
「低学年の子に何を選んであげたらいいだろう?」
そのような思いに応える絵本が揃っています。
ぜひ、あなたの求めている一冊を手に取り、低学年の子どもたちに「また読んで!」と言ってもらえるような、最高の体験をさせてあげてください!


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