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子どもが大笑い!おもしろい昔話22選をジャンル別紹介

小槌

「おもしろい昔話ってどんなものがある?」

「子どもが笑って喜ぶ昔話が知りたい」

子ども喜ぶと思い昔話を聞かせたのに、「つまらない!」と言われがっかりした方も多いのではないでしょうか。

昔話は古くから伝わるものですが、中にはオチがなかったり、子どもが理解するには少し難しく、「つまらない」と感じられてしまうことがあります。

しかし、昔話を聞かせることで、子どもに笑って欲しいという強い気持ちは捨てきれませんよね。

そこでこの記事では、子どもがおもしろいと感じる4つのジャンルに分けて、全22の昔話を紹介します。

1.笑いがとまらない!「ユーモアあふれる」おもしろい昔話

8選

2.声に出して読みたい「ことばやリズム」がおもしろい昔話

6選

3.さあ冒険の旅へ!ハラハラドキドキな「冒険」系のおもしろい昔話

2選

4.ワクワクが止まらない「ファンタジー」なおもしろい昔話

6選

さらに話の面白さが増す“読み聞かせのポイント”を抑えれば、子供の心をぐっと掴むことができるでしょう。

ぜひ最後までお読みください。

1. 笑いがとまらない!「ユーモアあふれる」おもしろい昔話8

ぶんぶくちゃがま

まずは、おもしろい昔話の王道である、笑いが止まらない「ユーモア溢れる」昔話です。

【笑いがとまらない!「ユーモアあふれる」おもしろい昔話8選】

タイトル

子供が喜ぶポイント

へっこきよめさま

絶対に笑ってしまう「おなら」がテーマ。義理のお母さんや柿の実を飛ばすところで大笑い間違いなしです。

ぶんぶくちゃがま

お寺の和尚さんが買った立派な茶釜は、実は化けた狸だった!古道具屋に売られた狸が芸をして活躍するお話。

まんじゅう怖い

「まんじゅう怖い」と嘘をつき、まんじゅうを食べれたことに味をしめ、最後に「次はお茶が怖い」といいます。

飴は毒(みずあめのどく)

水あめを独り占めしていたずるい和尚さんを、賢い小坊主さんが面白い言い訳でやりこめるお話です。

ハチとクモとアリ

拾ったお金を巡りハチとクモが喧嘩する中、現れたアリが”八”文・“九”文と配り、自分は“アリ”金を持ち去ります。

ゆうれいのさかもり

幽霊の絵が売れ喜ぶ古道具屋。酒盛り中に絵から幽霊が出てきて共に酔い、翌朝絵に戻ってくれなくなります。

むかでの医者むかえ

急病人のためムカデが医者を呼びに行くが、足が多すぎて家を出るのに時間がかかるというオチが面白いです。

あずきとぎ

怖い物しらずの兵六がずうずうしくもお化けにぼた餅を食べさせてもらう。オチは子供が好きなダジャレです。

それぞれ詳しく紹介していきます。

1-1. へっこきよめさま 

「へっこきよめさま」は、子どもが思わず笑ってしまう「おなら」がテーマの昔話です。

働き者のお嫁さんが大きなおならをすることで離婚されそうになりますが、大きなおならを武器に活躍します。

お話の中では、義理のお母さんや柿の実を大きなおならで吹き飛ばしてしまうのです。

かわいいおよめさんが大きなおならをするという意外性や、「おなら」の威力に子どもは思わず笑ってしまいます。

【読み聞かせのコツ】

「ぶっ、ぶっ、ぶっぼーん」などの、およめさんがおならをするときの擬音は、溜めてから勢いよく言いましょう!

ぶっ、ぶっ」のところは溜めながら徐々に期待をさせて、「ぶっぼーん」のところは思いっきり勢いよく言うと、子どもの気持ちをぐっと掴めます。

<以下の絵本もおすすめ!>

へっこきよめさま

出典:Amazon

タイトル

へっこきよめさま

出版社

講談社

価格(税込)

1,430円

※2025年7月時点での情報です。

1-2. ぶんぶくちゃがま

ぶんぶくちゃがまは、茶釜に化けた狸が芸をするユーモラスでかわいいお話です。

絵本により様々なバリエーションがありますが、たぬきのコロンとした丸いフォルムや、どこかひょうきんな顔は子どもの笑いを誘います。

以下のシーンのように、間抜けなたぬきの様子が可愛くて面白いのがポイントです。

ゴシゴシ洗われて、「痛いのでもっと優しく」という場面

・和尚さんに火にかけられて手足やしっぽがニョキーンと飛び出すところ

たぬきの可愛らしくてユーモラスな様子に、子どもも思わず笑ってしまいます。

【読み聞かせのコツ】

狸が化けた茶釜が火にかけられて、「ぶんぶく、ぶんぶく…」というところなどは小さく、とうとう足やしっぽが出るところは勢いをつけると臨場感がでます。

狸の正体がバレてしまうところは、少し溜めながら臨場感を出すと、読み聞かせの時に盛り上がるのでおすすめです。

<以下の絵本もおすすめ!>

ぶんぶくちゃがま

出典:Amazon

タイトル

ぶんぶくちゃがま

出版社

金の星社

価格(税込)

1,650円

※2025年7月時点での情報です。

1-3. まんじゅう怖い

有名な落語でもある「まんじゅうこわい」は、中国の笑い話が元になっていると言われているお話です。

みんなで怖いものの話をしていると、一人の男が「まんじゅうが怖い」と言いだします。

馬鹿にされた人たちがその男の寝ている部屋にまんじゅうを次々に投げ込むのですが…怖がっているかと思いきや、実はまんじゅうを美味しそうに食べているというオチです。

「怖いのは嘘で、まんじゅうを食べている」ということに気づくと、子どもも思わずニコニコ大爆笑するでしょう。

【読み聞かせのコツ】

ポイントは、まんじゅうを怖がるフリをしながら食べているということをわかりやすくすることです。

まんじゅうを食べるシーンで、「おいしいなあ、いや、こわいなー」や、「あまいなー、じゃなくてこわいなー、ぶるぶる」などとアドリブを入れるとさらに喜んでくれるでしょう。

<以下の絵本もおすすめ!>

まんじゅうこわい

出典:Amazon

タイトル

まんじゅうこわい

出版社

あかね書房

価格(税込)

1,100円

※2025年7月時点での情報です。

1-4. 飴は毒(みずあめのどく)

飴は毒(みずあめのどく)は、日本の民話として親しまれているお話です。

水あめを独り占めしようとした和尚さんに対して、水あめを食べてしまった賢い小坊主さんが上手な言い訳をしてやりこめてしまう、痛快で面白いお話になっています。

トンチの効いた小僧さんと和尚さんとのやり取りが小気味よく、大人をやりこめるところに子どもも笑ってしまうことでしょう。

普段、もっとお菓子が食べたいと思う子どもたちも共感できるシチュエーションだけに、和尚さんをやりこめる小坊主さんたちの気持ちになって笑うことができるお話です。

【読み聞かせのコツ】

小僧さんが和尚さんに水あめを食べてしまった理由を話すところで、「えーんえーん、すみません」と大げさに泣くようにすると子どもがくすくすと笑いだすためおすすめです。

<こちらの動画もおすすめ!>

1-5. ハチとクモとアリ

「ハチとクモとアリ」は、財布を拾ったハチとクモが分け方を喧嘩していた所にやってきたアリが、アリ金を全部かっさらってしまう奈良県の民話です。

このお話は、ダジャレが笑いのポイントとなっています。

お金のわけ前が、ハチだから「8」文、クモだから「9」文、アリだから「アリ金」全部というところが最大のポイントです。

「なんでハチは8文?」がわかり始める、4歳から5歳くらいの子どもにぴったりの内容になっています。

【読み聞かせのコツ】

オチが理解できるよう、「ハチさんは8、クモさんはクだから9、アリさんはアリ金」と分かりやすく教えてあげるのがおすすめです。

子どもも「くだらない~!」と言いながら笑ってくれることでしょう。

<こちらの動画もおすすめ!>

※該当箇所は42:28~47:20です

1-6. むかでの医者むか

「むかでのいしゃむかえ」は、足の多いムカデが医者を呼びに行くお話です。

ある日、カブトムシが急に病気になってしまい、お医者さんを呼ばなくてはならなくなります。

早く医者を呼べるよう、足が多いムカデがお医者を呼びに行くことになりましたが、全然戻ってきません。

ムカデの様子を見に行くと「足が多いから草履をまだ履けていない」というずっこけるようなオチが面白いお話です。

「まだ草履をはいてなかったの?」と他の虫たちに突っ込まれているムカデの姿に、子どもも思わず笑ってしまいます。

「靴を履く」という身近な動作なので理解もしやすく、子どももわかりやすいオチがあるのでおすすめです。

【読み聞かせのコツ】

最後のオチをしっかりわかるように伝えるのがポイントです。

「ぼくの足は百本あるから、わらじを履くのに時間がかかるんだ」の後に、アドリブで「ええええっ!」など驚いてみたり、ずっこけてみるとさらに笑いを誘うことができます。

<こちらの動画もおすすめ!>

1-7. あずきと

ずうずうしい男のユーモラスな姿と、ダジャレのオチが面白いお話です。

お化けが出るという古寺に肝試しにやってきた男が、本堂であずきとぎというお化けに出会います。怖がるどころか言い返すと、「これでもくらえ!」と大きなぼた餅を落とされてしまうのです。

毎晩古寺に通う男のずうずうしさに、あずきとぎも呆れてナスの漬物を投げつけ「これが本当のおもてナスじゃ!」というダジャレを披露し、お話は終わります。

ぼた餅のあまりのおいしさに、毎晩ぼた餅をごちそうになりにいく兵六のずうずうしさと、最後の意外なオチに子どもも笑ってくれるでしょう。

子どもと一緒に最後のダジャレを考えて、楽しむのもおすすめです。

【読み聞かせのコツ】

「ショーキ、ショキショキ」という部分はおどろおどろしく、お化けらしく読むと臨場感がでます。

最後の「これが本当のおもてナスじゃ!」というところは、プンプン怒っているように読むとさらに盛り上がるでしょう。

<こちらの動画もおすすめ!>

あずきとぎのおばけ

出典:NHK「おはなしでてこい あずきとぎのおばけ」

2. 声に出して読みたい「ことばやリズム」がおもしろい昔話6選

大きなかぶ

次は、声に出して読みたくなるような「ことばやリズムがおもしろい」昔話を紹介します。

特に読み聞かせでは、ことばやリズムの楽しさが、子どもを惹きつけるポイントです。

独特の言い回しは、何度も読んで!とせがまれることでしょう。

ことばやリズムがおもしろい昔話は次の通りです。

【ことばやリズムがおもしろい昔話6選】

タイトル

子供が喜ぶポイント

大きなかぶ

「おじいさんがカブをひっぱって、おばあさんがおじいさんをひっぱって」と繰り返しの表現が面白いです。

さるかにがっせん

栗がはじける「パッチーン」や臼が落ちる「ドスーン」などの擬音は子どもが笑いやすいポイントです。

ねずみのすもう

「でんがしょ、でんがしょ」などの印象的な掛け声に、子どもも喜ぶでしょう。

おむすびころりん

おむすびころりんすっとんとん」という言葉はゴロがよく、思わず子どもも一緒に言いたくなります。

はなさかじいさん

「ここほれワンワン」などの定番の台詞は子どもと一緒に言うと盛り上がります。

しょうじょうじの
たぬきばやし

狸の腹包みの「ポンポコポンのポン!」は簡単で覚えやすく、一緒にお腹を叩く真似をすると盛り上がります。

それぞれ詳しくみていきましょう。

2-1. 大きなかぶ

愛され続ける定番の昔話です。

おじいさんが大きなかぶを育てたけれど、まったく抜けないため、おばあさん、孫娘、犬、猫とみんなでひっぱってカブを抜こうとします。

「おじいさんがかぶをひっぱって、おばあさんがおじいさんをひっぱって…」と同じような繰り返しがなんども続くことで、少しずつワクワク感が増していくのがポイントです。

同じパターンを繰り返していくことで、期待感を出しながらお話のリズムを楽しむことができます。

【読み聞かせのコツ】

同じフレーズが何度も出てくるので、リズムや抑揚を付けて読んであげると繰り返しのおもしろさが強調できます。

「おじいさんがかぶをひっぱって、おばあさんがおじいさんをひっぱって」といった繰り返し部分はなるべくリズムを合わせて読むとよいでしょう。

<以下の絵本もおすすめ!>

大きなかぶ

出典:Amazon

タイトル

大きなかぶ

出版社

理論社

価格(税込)

1,430円

※2025年7月時点での情報です。

2-2. さるかにがっせん

さるかにがっせんは、定番でよく知られている昔話のひとつです。

さるに大けがを負わされたお母さんの敵をとるため、かにの子がうす、ハチ、栗、馬のフンの力を借りて、さるをこらしめます。

栗がはじける「パッチーン!」や臼が落ちる「ドッスーン」など盛り上がる擬音や、「はやく芽を出せ柿の種、でないとはさみでちょんぎるぞ」など、声に出して読みたくなるフレーズも多く、親子で一緒に覚えていっても楽しむことができます。

また子どもは、“フン”が何のことを指しているかわかるとその時点で大笑いしますよ。

【読み聞かせのコツ】

かにの「はやく芽を出せ柿の種、でないとはさみでちょんぎるぞ」などの、声に出して読みたくなる部分は、一緒に覚えて親子で言いながら読み聞かせしましょう。

最後にさるをこらしめるところは、うすが落ちる「ドーン」、や栗がはぜる「パチン!」といった擬音をテンポよく元気に言うと盛り上がること間違いなしです。

<以下の絵本もおすすめ!>

さるかにがっせん

出典:Amazon

タイトル

さるかにがっせん

出版社

金の星社

価格(税込)

1,650円

※2025年7月時点での情報です。

2-3. ねずみのすもう

「でんがしょ、でんがしょ」という独特な掛け声が印象的な昔話です

ある日2匹のねずみがすもうをとるところを見たおじいさんは、負けてばかりのやせねずみにお餅をたくさんたべさせてあげます。

お餅を食べて強くなったやせねずみは、ふとったねずみに勝てるようになり、楽しくすもうを取るというお話です。

ねずみたちがすもうをとるときの「でんがしょ、でんがしょ」という掛け声がユーモラスで楽しく、子どもも思わず真似したくなります。

絵本を読んだ後は、子どもと一緒におすもうごっこをしながら「でんがしょ、でんがしょ」というのもおすすめです。

【読み聞かせのコツ】

読み聞かせの時は、「でんがしょ、でんがしょ」という掛け声をリズミカルに読むとより楽しい雰囲気がだせるのでおすすめです。

子どもと一緒に掛け声をいうと、より親子で楽しめます。

<以下の絵本もおすすめ!>

ねずみのすもう

出典:Amazon

タイトル

ねずみのすもう

出版社

偕成社

価格(税込)

1,540円

※2025年7月時点での情報です。

2-4. おむすびころりん

おむすびがころりと穴に落ちて、「おむすびころりんすっとんとん」という不思議な歌が聞こえてくるところから始まる昔話です。

歌に誘われてもう一度おむすびを落としたおじいさんは、不思議な穴に落ちてしまい、ねずみの国に行くことになります。

おむすびころりんすっとんとん」というフレーズは、リズムが良く、思わず子どもも言いたくなる楽しさがあるのがポイントです。

小さなお子さんでも言いやすいフレーズですから、そこだけ一緒に子どもと言って楽しむこともできますよ。

【読み聞かせのコツ】

「おむすびころりんすっとんとん」をなるべくテンポよく楽しく歌うようにすると、子どもがさらに楽しんでくれます。

<以下の絵本もおすすめ!>

おむすびころりん

出典:Amazon

タイトル

おむすびころりん

出版社

あすなろ書房

価格(税込)

1,430円

※2025年7月時点での情報です。

2-5. はなさかじいさん

はなさかじいさんは、おじいさんとおばあさんが、飼い犬の力を借りて幸運を掴む一方で、欲張りな隣人が同じことをして失敗し、最後は良いことをしたお爺さんが幸せになる昔話です。

「ここほれワンワン、ここほれワンワン」や「枯れ木に花を咲かせましょう」といった印象的なフレーズが心に残ります

特に「ここほれワンワン」のところは、犬が宝の場所を教えてくれるという夢がいっぱいのシーンです。

子どもと一緒に、わくわくしながら「ここほれワンワン、ここほれワンワン」と口ずさむとより楽しくなるでしょう。

【読み聞かせのコツ】

印象的なフレーズである「ここほれワンワン」や「枯れ木に花を咲かせましょう」は、普通に読んでもいいのですが、歌うように少し抑揚とリズムを付けると、さらに子どもが楽しめます。

覚えて一緒に口ずさんでも、親子の絆が深まるのでおすすめです。

<以下の絵本もおすすめ!>

はなさかじいさん

出典:Amazon

タイトル

はなさかじいさん

出版社

金の星社

価格(税込)

1,650円

※2025年7月時点での情報です。

2-6. しょうじょうじのたぬきばや

このお話では、たぬきがお化けのふりをして人を驚かす、お化け寺といわれるしょうじょうじが舞台となります。

そこにやってきた和尚さんが、たぬきたちと一緒にはらつづみを鳴らすというお話です。

はらつづみの「ぽんぽこポンのポン」という響きがかわいくて面白いため、何度も一緒に言いたくなります。

お化けのはずのたぬきたちも、どこかユーモラスでかわいく、思わず笑顔になってしまうでしょう。

【読み聞かせのコツ】

「ぽんぽこポンのポン」はリズムよく言うのが盛り上がるポイントです。子どもと一緒に口ずさんだり、お腹を叩くふりをするとより子どもも笑ってくれます。

一緒にお腹を叩くフリをして遊んだり、腹鼓の音を「どんどこドン」にアレンジするなどバリエーションも楽しめるでしょう。

大だぬき風に「どんどこドンのドーン!」子だぬき風に「ポコポンポン」などアレンジを入れるのもおすすめです。

<こちらの動画もおすすめ!>

3. さあ冒険の旅へ!ハラハラドキドキな「冒険」系のおもしろい昔話2選

一寸法師

子どもは冒険するお話も大好きです。

少し危険があるけれど、自分の力で道を切り開いていく昔話の主人公に憧れ、ハラハラドキドキした気持ちを覚えているのではないでしょうか?

ハラハラドキドキするような「冒険」系のおもしろい昔話は次の2つです。

【ハラハラドキドキするような「冒険」系の昔話2選】

タイトル

子供が喜ぶポイント

いっすんぼうし

小さな身体の一寸法師がお椀の船で川を下るところなど、子どもの冒険心をくすぐる。

ちからたろう

大きな金棒を振り回し、豪快に冒険をするちからたろうのスケールの大きさに子どもも喜ぶ。

それぞれ詳しくみていきましょう。

3-1. 一寸法師

指先ほどの小さな男の子であるいっすんぼうしが、お椀の船に乗って冒険の旅に出るお話です。

普段身近に使っているお椀に乗って旅に出たり、針で剣を作ったり…という世界観に、「自分が小さくなったら、どうなるのだろう?」と想像力が膨らみ、子どもたちがわくわくします。

出てくる道具がお椀、箸、針と身近なため、物を見ながら一寸法師の大きさがイメージがしやすいのもポイントです。

小さな身体でも大活躍するいっすんぼうしを、子どもたちも応援したくなること間違いなしです。

【読み聞かせのコツ】

読み聞かせの時は、指先やお椀を見せて大きさをイメージさせるとより子どもの想像力がふくらみます。

また一寸法師が鬼のお腹で大暴れするところなどは元気に勢いよく読むと、爽快な雰囲気が出せますよ。

<以下の絵本もおすすめ!>

いっすんぼうし

出典:昔ばなし絵巻

タイトル

いっすんぼうし

出版社

EVO出版

価格(税込)

1,018円

※2025年7月時点での情報です。

3-2. ちからたろう

おじいさんとおばあさんの「あか」から生まれたちからたろうが、重い金棒を振り回したり、力比べをして仲間を増やしたりしながら、人々を苦しめる化け物退治をする物語です。

「あか」から人形を作ったら子どもになるという奇想天外な展開や、力比べで戦うなどのバトル好きな子どもにも好まれます

ちからたろうが大きな金棒を振り回し、仲間を増やして悪い鬼を退治する姿に、子どもの冒険心が満たされることでしょう。

【読み聞かせのコツ】

読み聞かせでは、ちからたろうの勢いが伝わるよう、抑揚や勢いを付けて読むのがおすすめです。

特に、ちからたろうの元気に大暴れするところは、勢いよく読むと子どもがワクワクして楽しめます。

<以下の絵本もおすすめ!>

ちからたろう

出典:Amazon

タイトル

ちからたろう

出版社

ポプラ社

価格(税込)

660円

※2025年7月時点での情報です。

4.ワクワクが止まらない「ファンタジー」なおもしろい昔話6選

わらしべ長者

昔話には、「えっ?そんな展開に?」というように、ワクワクするファンタジーな世界が広がるおもしろいお話もあります。

普通では考えられない展開は、子どもの自由な発想や想像力を育むことにも繋がるのです。

ワクワクするファンタジーな世界が広がる昔話は、次の通りです。

【ワクワクする「ファンタジー」な昔話6選】

タイトル

子供が喜ぶポイント

わらしべちょうじゃ

役に立たないわらしべが、違うものに交換されていく。「次はどうなるの?」と好奇心を刺激します。

きこりのおの

もし自分が物を落としたら…と想像することで世界がより広がります。

ききみみずきん

動物の声が聴こえ、お話できるという子どもの憧れのシチュエーションに、ワクワクすること間違いなしです。

かっぱのすもう

すもうが強いかっぱに勝つため、おじいさんが知恵を絞って投げ飛ばす姿が爽快で楽しいお話です。

あたまのいけ

男の頭に柿の木が生えて、木を抜いたら大きな池ができる…壮大でファンタジーな世界が楽しめます。

うみのみずはなぜからい

海の水が塩辛い理由は不思議な石臼にあった!イメージが膨らむお話です。

それぞれ詳しくみていきましょう。

4-1. わらしべちょうじゃ

わらしべ長者は、観音様のお告げを受けた貧しいけれど真面目な若者が、わらしべをどんどんと交換していくお話です。

家を出て最初に手にしたわらしべがミカンになり、ミカンが絹の布になり、絹の布が馬になり、とどんどん物々交換していきます。

次々にものを物を交換して、最終的にはお金持ちになるのです。

次は何になるのか予想外の展開になるため、子どものワクワク感が止まらなくなり、一緒に楽しむことができます。

【読み聞かせのコツ】

読み聞かせの時は、「次は何と交換すると思う?」「あなたなら何に交換する?」など子どもに想像させると、より楽しみが増すのでおすすめです。

<以下の絵本もおすすめ!>

わらしべちょうじゃ

出典:昔ばなし絵巻

タイトル

わらしべちょうじゃ

出版社

EVO出版

価格(税込)

1,018円

※2025年7月時点での情報です。

4-2.きこりのおの

大切な斧を湖に落としてしまったきこりが、泉の女神に「あなたが落としたのは金の斧ですか?それとも銀の斧ですか?」と聞かれるお話です。

きれいな女神さまが泉から現れるシチュエーションは、幻想的で美しく、子どもの想像力を膨らませることができるでしょう。

正直に答えることで、落としたものをより素敵なものに変えてくれるといういいことがあるというのも、子どものワクワク感を高めることができます。

子どもと一緒に「自分だったらどうする?」と考えてみるのもおすすめです。

【読み聞かせのコツ】

読み聞かせの時は、女神の台詞は優しい雰囲気で世界観が伝わるように読むなど、お芝居を入れるとより盛り上がります。

<以下の絵本もおすすめ!>
きこりのおの

出典:昔ばなし絵巻

タイトル

きこりのおの

出版社

EVO出版

価格(税込)

1,018円

※2025年7月時点での情報です。

4-3.ききみみずきん

こぎつねに親切にしたお礼に貰ったずきんを被ると、動物たちの話していることがわかるようになるというワクワクする設定が魅力的な昔話です。

動物と話したい!というのは、子どもが一度は抱く夢ではないでしょうか?

身近な鳥やウサギなどの動物たちが、何を話しているかを想像するだけで、子どもと一緒に楽しい気持ちになることができます。

動物の話を聞くことで、おじいさんが問題を解決する姿に、子どもも憧れを持つことでしょう。

【読み聞かせのコツ】

動物の声の部分は、「にゃーにゃー」「ちゅうちゅう」など動物の鳴きまねを入れても喜びます。

「どんな動物とお話ししたい?」というように子どもに想像させるとより楽しむことができますよ。

<以下の絵本もおすすめ!>

ききみみずきん

出典:昔ばなし絵巻

タイトル

ききみみずきん

出版社

EVO出版

価格(税込)

1,018円

※2025年7月時点での情報です。

4-4.かっぱのすも

すもうが好きなおじいさんが、かっぱとすもうを取るというユーモラスでわくわくするお話です。

おじいさんがかっぱに勝つために知恵を絞り、頭の皿の水をこぼさせて力を弱め、すってんすってんと投げ飛ばす姿に、爽快な面白さを感じることができます。

かっぱたちが自分の肝を狙っていることに気付いたおじいさんが、お尻に鉄瓶の蓋をはさむところや、おじいさんのしりを「かねしり」と呼ぶかっぱたちとのやり取りはとてもユーモラスです。

子どもが思わず笑ってしまう「おしり」がキーポイントになっているところも、面白く笑えるポイントとなっています。

【読み聞かせのコツ】

かっぱを投げ飛ばす「すってんすってん」は勢いよく読んで盛り上げましょう。

かっぱたちの台詞の後に「カパカパ」など付け足しても子どもが喜びます。

<以下の絵本もおすすめ!>

かっぱのすもう

出典:すずき出版

タイトル

かっぱのすもう

出版社

すずき出版

価格(税込)

420

※2025年7月時点での情報です。

4-5.あたまのい

男の頭に柿の種がひっつき、柿の木が生えてくるというファンタジーな世界観のお話です。

頭から木が生える、木が切られるとキノコが生える、切り株が抜かれると池ができる、という予想外の展開に子どももワクワクしっぱなしになります。

頭から生えた柿の木の実が美味しい、切り株のキノコも美味しい、池には魚がいっぱいいる、という不思議な展開は、子どもの発想力を豊かにしてくれることでしょう。

【読み聞かせのコツ】

おでこに木が生える、という奇想天外なお話ですから、より想像しやすいよう「おでこに生えるなら何の木がいい?」「重くないのかな?」など語りかけて、子どものイメージを膨らませてあげるとより楽しめます。

<こちらの動画もおすすめ!>

4-6.うみのみずはなぜから

このお話は、親切な弟が手に入れた、なんでも欲しいものが出てくる石臼が中心となります。

意地悪な兄がそれを盗み、海の上でおにぎりに付ける塩を出すけれど、塩を止める方法を知らず、海の底に石臼が沈んでしまったために海の水が塩辛くなるというお話です。

海の底で石臼が塩を出し続けているというファンタジーな世界観に、子どももワクワクしてくれます。

まわせばいくらでも欲しいものが出てくるというところも、子どもがワクワクするポイントです。

自分だったら何をだしてもらおうかな?と想像すると、さらに楽しさが増します。

【読み聞かせのコツ】

からい(塩からい)の味がわからない子どもには、ちょっとだけ塩をなめさせてあげるとよりイメージが付きやすくなります。

おにぎりに塩をつけて、「これが塩の味だよ」と教えてあげるのもお話のイメージがつきやすくおすすめです。

<こちらの動画もおすすめ!>

5.まとめ

子どもたちが「おもしろい」と感じてくれる、おすすめの昔話を22個紹介しました。

笑いがとまらない!「ユーモアあふれる」おもしろい昔話8選

へっこきよめさま
ぶんぶくちゃがま
まんじゅうこわい
飴は毒(水あめの毒)
ハチとクモとアリ
ゆうれいのさかもり
むかでの医者むかえ
あずきとぎ

声に出して読みたい「ことばやリズム」がおもしろい昔話6選

大きなかぶ
さるかにがっせん
ねずみのすもう
おむすびころりん
はなさかじいさん
しょうじょうじのたぬきばやし

さあ冒険の旅へ!ハラハラドキドキな「冒険」系のおもしろい昔話2選

一寸法師
ちからたろう

ワクワクが止まらない「ファンタジー」なおもしろい昔話6選

わらしべちょうじゃ
きこりのおの
ききみみずきん
かっぱのすもう
あたまのいけ
うみのみずはなぜからい

昔から語り継がれてきた昔話だからこそ、奇想天外で意外な展開など、子どもの心を掴むポイントがあるのです。

お父さん、お母さんが昔読み聞かせてもらった昔話を、もう一度自分の子どもに読み聞かせしてあげることで、親子の絆も深まります。

この記事を参考に、おもしろい昔話で親子の時間を豊かなものにすることに繋がると嬉しいです。

1日5分。親子の“心育て”習慣、はじめてみませんか
寝る前の読み聞かせで、やさしさや思いやりが自然と身につく。
忙しい日々でも、親子で心を通わせる時間が生まれます。
1日5分。親子の“心育て”習慣、はじめてみませんか
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