検索

キーワード検索

人気のタグ

【全パパママ必見】語彙力アップ!噂の語りかけ育児を徹底解説

高い高いする母子

※本記事は、2025年10月時点での情報を元に執筆しています。

「語りかけ育児ってよく聞くけど、どんな育児方法なの?」

「子供の語彙力を伸ばすのに、語りかけ育児が良いって聞いたけど、難しい?」

語彙力やIQが高くなると、さまざまな場所で話題になっている、語りかけ育児。

そんなに良いなら試してみたいと思っても、具体的にどんな育児方法なのか、分からないという人が多いでしょう。

また、本当に語彙力がアップするのか、実際の効果も気になりますよね。

結論から申し上げますと、語りかけ育児は、様々な研究によって効果が実証されており、誰でも今すぐに始められる画期的な育児方法です。

語りかけ育児とは

やり方も簡単なのに、語彙力やIQの向上、さらには親子の絆を深める効果まで、語りかけ育児では期待できます。

しかし、大事な基本ルールや月齢別のポイントを押さえずに行ってしまうと、語りかけ育児の効果は正しく得られません

場合によっては、子供の「話したい」という意欲を削いでしまう可能性もあります。

そこで、今回は語りかけ育児を正しく理解できるよう、次の点についてくわしく解説します。

  • 語りかけ育児の4つの効果と体験談
  • 語りかけ育児で大事な基本の5ルール
  • 月齢別の語りかけ育児のポイント

なんだか難しそうと思っている人も、ぜひ一度、この記事を読んでみてください。

語りかけ育児の効果や、誰でもすぐに始められるシンプルさが魅力的な育児方法だと、分かるはずです。

さっそく、語りかけ育児について解説していきます。

目次

1.語りかけ育児とは

赤ちゃんと母 

語りかけ育児とは、毎日静かな環境で子供に語りかけ、コミュニケーションや遊びを通して子供の才能の発達を目指す育児法です。

イギリスの言語治療士の第一人者である、サリー・ウォード氏が、20年間の研究を通して考えた育児法で、イギリスをはじめ様々な国で注目を集めています。

やり方は、子供に向き合い、ゆっくり丁寧に語りかけたり、子供の興味に合わせて遊んだりするだけと簡単です。

道具を用意せず、すぐに始められる一方で、子供の発語を促す効果や、コミュニケーションを通じて子供に安心感を与えられる効果など、さまざま効果があります。

実際に、語りかけ育児は、コミュニケーション能力の向上や集中力・IQアップに効果があるとイギリスで実証されており、イギリス政府も推奨しています。

新生児期からすぐに始められる育児法のため、子供の才能を伸ばしてあげたいと考えているのなら、ぜひ今日から実践いただくのがおすすめの育児法です。

さっそく次の章では、語りかけ育児の驚きの効果を解説します。

2.語りかけ育児の4つの効果

語りかけ育児の4つの効果 

語りかけ育児には、次の4つの効果があります。

【子供への効果】

  • 子供の語彙力&IQが高くなる
  • 子供に自信がつく

【親への効果】

  • ストレス解消や孤独感の改善に役立つ

【親子共通の効果】

  • 親子の絆が強くなる

ここでは上記の効果について具体的に解説するので、参考にしてみてください。

2-1.【子供への効果】子供の語彙力&IQが高くなる

子供にたくさん話しかけることには、子供の語彙力やIQを高める効果があると、さまざまな研究で実証されています。

代表的な研究が、2003年に行われた「The Early Catastrophe The 30 Million Word Gap by Age 3」です。

研究では、子供に語り掛ける頻度の高かった家庭は、頻度の低い家庭に比べて、3歳時点で語彙力に3千万語もの差が生まれ、IQも高かったと判明しています。

9歳の時点においても、IQの差は未だにある状態でした。これは、子供に語りかける効果の高さを裏付ける研究結果だと分かります。

つまり、語りかけ育児で定期的に話しかける機会をつくることは、子供の語彙力アップや長期的なIQ向上に、大きな効果があるのです。

2-2.【子供への効果】子供に自信がつく

語りかけ育児を行うと、子供の自己肯定感が高まっていきます。

なぜなら、語りかけ育児を行うことで、子供は「親が話を聞いてくれる」「自分は大切にしてもらえている」と感じるからです。

自己肯定感が高いと、前向きな姿勢で何事にも取り組むことができ、困難が立ちはだかっても、自分を信じて前に進んで行けます

文部科学省では、自己肯定感について次のように語っています。

子供たちの自己肯定感が低く、自分に対して自信がないままでは、必要な資質・能力を十分に育めたことにはなりません。そのため、子供たちが自信をもって成長し、より良い社会の担い手となるよう、子供たちの自己肯定感を育む取組を進めていく必要があります。

出典:文部科学省「自己肯定感を高め、自らの手で未来を切り拓く子供を育む教育の実現に向けた、学校、家庭、地域の教育力の向上

つまり、自己肯定感が高くなければ、自信をもって成長するのが難しくなってしまうのです。

語りかけ育児によって子供の自信を高める行為は、子供のこの先の長い人生を前向きに生き抜く、確かな土台形成につながっていきます。

2-3.【親への効果】ストレス解消や孤独感の改善に役立つ

語りかけ育児は、親の育児ストレス解消や、育児中の孤独感改善にも効果を発揮します。

日中一人で子育てをしていると、言葉をしゃべる機会が減り、無言で育児していた…という人も少なくないでしょう。

今日も一日誰とも話せなかったと、気分が落ち込むこともあるはずです。特に意思疎通の難しい赤ちゃん相手だと、どれだけ可愛い我が子だったとしても、孤独感は増していきます。

しかし、語りかけ育児を行うと、子供とのコミュニケーションが取りやすくなり、日中の落ち込みが徐々に減っていきます。日々の子育てに、余裕も生まれていくでしょう。

語りかけ育児は、子供だけではなく、日々子育てに向き合っている親にもうれしい効果があるのです。

2-4.【親子共通の効果】親子の絆が強くなる

語りかけ育児によって親子間のコミュニケーションが増えると、親子の絆がより強くなる効果も得られます。

語りかけ育児を続けていくと、だんだんと子供の考えや要求が理解できるようになっていきます。

すると、最初は「どのように関わればいいのか」と不安を感じていた親も、子供と向き合う中で、親としての自信が育っていくでしょう。

そして、もっと子供と向き合いたい、愛情をもって接したいと強く思えるようになっていきます。

それと同時に、子供も親とのコミュニケーション時間に安心感を抱き、親をますます信頼するようになります。

その結果、親子の絆が強くなるのです。

3.実際にこんな効果があった!語りかけ育児体験談

手を握る赤ちゃん 

語りかけ育児のさまざまな効果は分かったものの、実際のところ、本当に育児に役立つのか、体験談が知りたいという人も多いですよね。

ここからは、実際にどのような取り組みを行い、どのような結果があったのか、3名の方の体験談を紹介します。

ただし、語りかけ育児の効果には個人差があります。すべての子供に同じような効果があるわけではありません。

我が子はどんな反応を見せてくれるかなと効果を楽しみにしつつ、3名の方の体験談を、語りかけ育児を始める際の参考にしてみてくださいね。

3-1.【ケース1】初めての育児は失敗したくない…!語りかけ育児を試したら、言葉の発達が早いと言われた!

1人目は、語りかけ育児を新生児期から続けてきて、今3歳になる子供を育てている方の体験談です。

初めての子育て。とにかく子供に良い育児方法を試したいと思い、たどり着いたのが語りかけ育児でした。 

新生児期からやっていたのですが、1歳の時点で語彙力が多く、検診では毎回驚かれました。

今でも他の子よりも言葉の発達が早く、伝えるのが上手だと先生に言われています。

中でも自分の気持ちを言語化する能力がとにかく高くて、何を伝えたいのかがすぐにわかり、とっても助かっています。

新生児期から語りかけ育児を続けてきたというこちらの方は、実際に1歳頃の検診で、子供の語彙力の多さを指摘されているようです。

語彙力の伸び方はその子の性格や個性にもよるかもしれません。しかし、実際に様々な研究で語彙力アップの効果は実証されているため、多少なりとも言葉の発達に効果があるのは事実です。

言葉の発達に興味があるのなら、語りかけ育児をぜひ実践してみましょう。

3-2.【ケース2】2人育児で無事にできるか不安だったけれど…子供の集中力や喋りたい気持ちが育っているのを実感!

2人目は、上の子の時は試さなかったものの、下の子が生まれ、語りかけ育児を実践してみたという方の体験談です。

上の子のとき、言葉の発達に少し不安を感じることがあったので、下の子では新生児期から語りかけ育児を取り入れてみました。

2人育児で上手くいくか心配でしたが、夫と分担することでスムーズに行えています。

そして少し長めの絵本をじっと集中して聞けたり、絵本の感想を一生懸命伝えようとしてくれたり、子供の成長を実感しています。

語りかけ育児をしていない上の子のときは、ここまでの集中力や喋りたい気持ちがなかったような気もするので、語りかけ育児の効果でしょうか。

園でも先生の話をじっと聞けて立派だねと褒められるので、続けてきてよかったです。

語りかけ育児によって、子供の集中力や、伝えようとする気持ちがぐんぐん成長しているのを実感していらっしゃいます。

語りかけ育児はとにかく子供が主役です。親は子供の言葉に耳を傾け、子供の興味に合わせて語りかけを行うなど、とにかく子供の意識に自らの意識を合わせる作業が必要です。

こうした親の姿が、子供の「人の話を集中して聞こう」「聞いてもらえるから、こっちも頑張って伝えたい!」という気持ちにつながっていきます。

3-3.【ケース3】赤ちゃんとの会話への戸惑いから一転、語りかけ育児のおかげで親の気持ちが満たされた!

3人目は、生後3カ月頃から語りかけ育児を始めたという方の体験談です。

赤ちゃんが生まれたころは、なんて話しかければいいのかもわからず、戸惑いを感じていました。

無言で過ごすことも多く、赤ちゃんが何を考えているかもわからなくて、不安な日々が続いていたんです。

しかし語りかけ育児を始めてから、赤ちゃんとのやり取りを楽しめるようになり、気持ちが満たされるようになりました

なんとなく赤ちゃんの気持ちもわかってきたような気がして、最近は育児がとても楽しいです!

生まれたころは、感情の伝え方が「泣くこと」しかない赤ちゃん。話しかけても返事は返ってこないので、どのように接すればいいのか分からないという方も多いはずです。

そんなときに語りかけ育児を実践すれば、今何を話しかければいいのかがわかり、育児の不安が薄れていくようですね。

育児をもっと楽しく、気楽に行いたいというとき、語りかけ育児を知っておくだけで気分が軽くなりますよ。

4.語りかけ育児にデメリットはほとんどない!親子の絆を育みたいなら絶対におすすめ

ソファでくつろぐ家族 

語りかけ育児は、子供の語彙力をアップさせたい、親子の絆を育みたいと思う人にぜひおすすめの育児方法です。

メリットが非常に多く、デメリットを探す方が難しい育児法です。

ルールや時間に不安を感じる人もいるかもしれませんが、それほど心配に感じる必要もありません。語りかけ育児のルール

次の章で詳しく説明しますが、語りかけ育児のルールは単純明快です

子供の才能を伸ばしたい、情緒を大切に育ててあげたいと考えているのなら、誰にでもおすすめできる育児法です。

5.語りかけ育児で大切な5つの基本ルール

赤ちゃんを抱く女性 

語りかけ育児で守るべきルールは、次の5つの基本ルールだけです。

ルールと言っても、それほど難しくはありません。数回行えばすぐに慣れるようなシンプルなものばかりですし、一つひとつのルールも覚えやすいです。

それぞれのルールについて解説するので、参考にしてみてください。

5-1.毎日30分、子供と向き合う

語りかけ育児では、毎日30分の時間を作り、子供と向き合う必要があります。30分間子供だけに集中することで、子供は「注目してもらえる」と、自信をつけていくからです。

遊びの時間の中の30分、お風呂に入る前の30分など、時間を取りやすいタイミングを見つけて、試してみてくださいね。

時間の取り方のコツ

30分取るのはなかなか難しいという人もいるでしょう。兄弟がいる場合は特に、一人30分ずつ確保するのは大変です。

その場合は無理のない範囲で行っても構いません。たとえば、兄弟それぞれ20分ずつでも構わないのです。

まずは取れる範囲で時間を作り、毎日続けてみましょう。

5-2.静かで集中できる環境で行う

語りかけ育児では、静かで集中できる環境で、じっくり子供と向き合うことが大切です。 

語りかけている間に、テレビやラジオの音が流れていると、子供の集中力は散漫してしまいます。

大人でも、賑やかな中で集中して話をするのは難しいはずです。テレビで気になるコーナーがあれば会話そっちのけで見てしまいますし、音がうるさくて会話が聞こえないなんてこともあるでしょう。

子供にとってもそれは同じで、静かな環境でなければ、親の言葉に集中するのは難しいです。静かな環境を用意して、語りかけ育児を始めてみてくださいね。

静かな環境づくりのコツ

静かな環境作りのコツはとっても簡単。テレビやラジオ、音楽などを消し、無音の状態にするだけです。

窓の外から車や消防車の音がして子供の意識が向いてしまった場合は、「ブーンブーン、車だよ」「ウーウーカンカン、消防車だね」と語りかけに取り入れてみましょう。

5-3.文章は短くゆっくり話す

子供に話しかけるとき、文章は短く、ゆっくりと話しましょう。

語りかけ育児は、一方的に言葉を浴びせるものではありません。子供に言葉を話して聞かせるものです。

子供が聞き取りやすいように、「これは、くるまだね」「かぜが、きもちいいね」とゆっくり話してあげるようにしましょう。

話し方のコツ

「ブーブー」や「ワンワン」「パタパタ」「ゴクゴク」など、赤ちゃん言葉・幼児語を取り入れると赤ちゃんの聞き取りやすい話し方に自然となっていくのでおすすめです。

また、アメリカで行われた研究「Word Learning in Infant- and Adult-Directed Speech」では、赤ちゃん言葉と、大人と同じ言葉、どちらで話したほうが言語の習得に効果的なのかが調査されました。

その結果、赤ちゃん言葉でたくさん話しかけられた方が、赤ちゃんの注意を引きやすく、言語の習得を促進できるという効果が出ました。

より高い効果を得るためにも、積極的に赤ちゃん言葉を取り入れてみてくださいね。

5-4.子供が主役の時間にする

語りかけ育児の時間は、子供の意思を尊重し、子供を主役にしてあげましょう。子供を主役にするためのコツは、次の3点です。

子供を主役にするコツ

  • 子供の視点に合わせて動く

  • 子供に言葉を言わせない

  • 子供の注意を大人の都合で逸らさない

語彙力を増やすという点に意識が向きすぎると、「この言葉を覚えさせなきゃ」とか「ママって言ってみて!」と言うなど、子供の意思を無視して大人の都合で語りかけてしまいやすいです。

しかし、語りかけ育児では「言葉を聞くのって楽しい!」と、子供にポジティブな思いを抱いてもらうのが大切です。

子供が主役の語りかけ育児を意識して、子供の楽しい気持ちを育てていきましょう。

5-5.子供の言葉や行動を否定しない

子供の言葉が間違っていると、訂正したくなりますが、語りかけ育児ではグッと我慢しなければなりません。

先ほども申し上げましたが、語りかけ育児では、子供に「言葉を聞くのって楽しい!」と思ってもらうことが大切です。

そこで言葉や行動を否定してしまうと、子供の意欲が失われるきっかけになってしまいます。

そのため、間違った言葉を言った場合でも、まずは「そうだね」と肯定してから訂正してあげてください。たとえば、次のような会話です。

子供がバナナを指さす

「バナナ」

「そうだね、バナナだね」

上記のように、まずは子供の発言を肯定してから、訂正の言葉を告げるのがおすすめです。 

子供の言葉や行動を肯定するような関わり方を、心がけてみてくださいね。

子供の言葉や行動を否定しないコツ

語りかけ育児を行う際は、子供に触られたくないものや、危険なものなどは極力排除し、子供が自由に動き回れる環境を作っておくと、注意する回数がぐっと減ります。

否定しない環境を作り、語りかけ育児を始めてみてくださいね。

6.語りかけ育児の効果をより上げる!月齢別のポイント

おままごとで遊ぶ母子 

先ほど紹介した5つのルールを守れば、語りかけ育児はすぐに始められます。

シンプルなルールを実践するだけでも語りかけ育児の効果はありますが、月齢別のポイントを押さえれば、より高い効果が期待できるようになります。

月齢別のポイントは次の通りです。該当する年齢をクリックして、各年齢のポイントをチェックしてみてくださいね。

さっそく、月齢別のポイントをくわしく紹介します。

6-1.月齢別ポイント(1)新生児~生後6ヶ月

新生児期から生後6ヶ月までのポイントは、次の通りです。

ポイント具体例
赤ちゃんの気持ちを代弁する
  • おむつ替えの時に「おむつ変えてスッキリしたね」
  • ミルクの時間に「お腹空いたね、ミルク飲もうね」
赤ちゃんの声に反応する「あ~」や「う~」などのクーイングに返す
スキンシップを積極的に行うお腹やほっぺを触りながら語りかける

新生児期から生後6ヶ月までの赤ちゃんは、クーイングができるようになったり、ふれあい遊びが楽しめたりする時期です。赤ちゃんの成長を楽しみながら語りかけを行いましょう。

6-2.月齢別ポイント(2)生後6ヶ月~1歳

生後6ヶ月から1歳までのポイントは、次の通りです。

ポイント具体例
繰り返しの言葉や歌を取り入れる
  • 「いないいないばあ」「とんとんとんとん…」など
  • 「これはリンゴ、リンゴだよ」と単語を繰り返す
親の行動を実況中継する「今洗濯物を干しています」「料理をしています」など
ふれあい遊びをたくさんする赤ちゃんの肌に触れたり、抱っこしたりしながらわらべ歌を歌う

生後6ヶ月から1歳までは、お座りやハイハイができるようになって、視界に大きな変化が生まれる時期です。

赤ちゃんの見える世界の変化に伴い、興味を持つ対象も広がっていくので、語りかけの幅も広くなっていくでしょう。

6-3.月齢別ポイント(3)1歳~2歳

1歳から2歳までのポイントは、次の通りです。

ポイント具体例
行動をよく観察して言葉を添える注目しているものをよく見て「それはリンゴだね」「コロコロ転がっているね」と告げる
正しい文法で話しかける「積み木 それは」ではなく「机の上にあるのは積み木だよ」
新しい言葉は繰り返し話す「これはくるま、くるまだよ」「はじめてみるね、カメラ、カメラだよ」

歩けるようになり、行動範囲も広がって、言葉も出てくる時期です。言葉をどんどん吸収するようになるので、子供に伝えて良い言葉かどうかを考えながら話すようにすると良いでしょう。

6-4.月齢別ポイント(4)2歳~3歳

2歳から3歳までのポイントは、次の通りです。

ポイント具体例
ごっこ遊びを取り入れるおみせやさんごっこやおままごとで、子どもに自由に発想させ、会話を楽しむ
歌や冗談を取り入れて会話を楽しむ
  • わらべ歌で語彙力や言葉への興味を増やす
  • 適度なジョークを加えて会話をユニークに

2歳から3歳までの時期は、自我が著しく成長し、イヤイヤ期なども始まる時期です。それと同時に、語彙力も増え、想像力も育ち、遊びの幅が広がります。

子供が楽しんで取り組める、語りかけのアイデアを取り入れるようにしましょう。

6-5.月齢別ポイント(5)3歳~4歳

3歳から4歳までのポイントは、次の通りです。

ポイント具体例
なぜ?どうして?に丁寧に答える
  • 「どうしてだと思う?」と子どもの発想力を刺激
  • 「なぜか一緒に調べてみよう!」と一緒に図鑑を読む
遊びの中で新しい言葉を教える「お空が赤いね」に対して「夕焼けだよ」「太陽が西に沈んでいるんだよ」など、新しい言葉を交えて説明する

3歳から4歳になってくると、会話の内容も大人のように高度なものになっていきます。子供の精神的な発達に合わせて、語りかけの内容も高度にすると良いでしょう。

ここまで説明した通り、月齢別のポイントを意識すれば、子供の才能はより大きく伸びていきます。

紹介したポイントを意識しながら、語りかけ育児を実践してみましょう。

さらに詳しく知りたいなら本がおすすめ

語りかけ育児を提唱した言語聴覚士、サリー・ウォード氏、が書いた『0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児』では、次のような情報も得られます。

  • より細分化された月齢別の語りかけポイント
  • 月齢別に取り入れたい遊びのアイデア
  • 語りかけの時間以外で行いたい取り組み

よりボリューミーに語りかけ育児について知りたいのなら、書籍も手に取ってみてくださいね。

0~4歳わが子の発達に合わせた「語りかけ育児」
出典:Amazon

育児で読書の時間が取れない場合は読みやすいコミック版もおすすめです。

7.語りかけ育児に関してよくあるQ&A

Q&A 

語りかけ育児は、ルールを守り、月齢別のコツを意識すると、大きな効果が期待できる育児法だとわかりました。

ここでは、語りかけ育児に関してよくある、以下の質問にお答えしていきます。

語りかけ育児を始めようか悩んでいるという人は、ぜひ回答を確認してみてくださいね。

7-1.新生児期以降に始めても遅くないですか?

語りかけ育児は、何歳から始めても遅くありません。新生児期から始められる方法ではあるものの、大きくなってから始めても効果は十分に期待できま

なぜなら、語りかけ育児は子供の自己肯定感を上げたり、語彙力を増やしたりする目的で行う育児方法だからです。

これらの目的はどの年齢でも重要な要素のため、何歳から始めても、良い効果が期待できます。

さらに効果を出すためには、6.語りかけ育児の効果をより上げる!月齢別のポイントで紹介したポイントを押さえ、基本ルールと共に実践するのが大切です。

語りかけ育児を知ったその日から、ぜひ子供に試してみてくださいね。

7-2.絵本の読み聞かせでも同じ効果はありますか?

語りかけ育児の時間で、絵本の読み聞かせをしても、効果は十分に得られます。

語りかけ育児で大切なのは、聞くのが楽しいと思ってもらうことと、子供を主役にして自信をつけてあげることです。

子供が興味を持ち、読みたいと思った絵本、楽しいと感じる絵本を読み聞かせてあげれば、語りかけ育児の目的に一致するため、同じような効果が得られるでしょう。

また、絵本の読み聞かせには次のような効果があります。

絵本の読み聞かせ効果

  • 言語能力アップ
  • 読書への興味アップ
  • ストレスの軽減
  • 自己肯定感の高まり
  • 想像力豊かに

絵本の読み聞かせ効果については「【実証】子育てにおいて絵本は効果的|子どもを育てる効果4つ」で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

語りかけ育児の効果に加えて、読書への興味の向上や、想像力の豊かさなども育めると、一石二鳥ですよね。

また、絵本を読み、感想を話し合うようにすれば、語りかけの時間はさらに有意義なものになりますよ。ぜひ語りかけ育児に、絵本の読み聞かせを取り入れてみてください。

昔ばなし絵巻で子供の情緒がぐんぐん育つ!

語りかけ育児で絵本の読み聞かせを取り入れるなら、昔ばなし絵巻を選ぶのがおすすめです。

日本で古くから愛されてきた昔ばなし。子供の頃に読んだという人が多いでしょう。

昔ばなしには、子供の情緒を育むテーマが込められており、テーマについて一緒に考えられて、感想も言い合えるので、語りかけ育児の時間がより一層深まるのです

たとえば、『つるのおんがえし』には、相手を大切に思いやることの素晴らしさ、約束を守る大切さなどが込められています。

『きつねのかんちがい』なら、「ごめんね」と謝ることの大切さが学べます。

また昔ばなし絵巻は、温かくやわらかなタッチで描かれているため、読んでいてほっこりとした気持ちになれるのが特徴的。

うさぎとかめ
出典:昔ばなし絵巻

お話しの行間もたっぷりとられているため、語りかけ育児で大切な「ゆっくり話す」というルールも、意識しやすくなっています。

ねずみのよめいり
出典:昔ばなし絵巻

絵本の読み聞かせを語りかけ育児で取り入れるなら、ぜひ昔ばなし絵巻を取り入れてみてくださいね。

\昔ばなしで情緒が育つ!/

8.語りかけ育児で一番大切なのは子供に向き合う姿勢

楽しそうに笑う子ども 

ここまで、語りかけ育児のルールやポイントについてお伝えしてきましたが、意識しなければと思うと、どうしても、気を張って疲れてしまう人もいるかもしれません。

しかし、語りかけ育児で大切なのは、我が子にしっかりと向き合おうとする姿勢です。ルールを守ろうと気負い過ぎるのではなく、子供との時間を楽しむことが大切なのです。

最初はうまくいかなくても、「この時間はしっかり子供に向き合おう!」と心掛けていれば、子供は、自分に意識を向けてくれているとうれしくなります。

うれしい気持ちが自信になり、子供の自己肯定感の向上につながっていきます。

さらに、親が話を聞いてくれるという経験が、子供の「もっと話したい」「もっと聞いてほしい」を引き出します。

まずは肩肘張らず、親子で語りかけの時間を楽しむよう心がけてみてくださいね。

9.まとめ

語りかけ育児には、次のような効果があります。

  • 子供の語彙力&IQが高くなる
  • 子供に自信がつく
  • 親子の絆が強くなる

語りかけ育児の効果を最大限発揮するために、次の5つの基本ルールを守るようにしましょう。

  • 毎日30分、子供と向き合う

  • 静かで集中できる環境で行う

  • 文章は短くゆっくり話す

  • 子供が主役の時間にする

  • 子供の言葉や行動を否定しない

さらに効果を高めるのなら、月齢別のポイントを押さえておくのも大切です。
新生児~生後6ヶ月
  • 赤ちゃんの気持ちを代弁する
  • 赤ちゃんの声に反応する
  • スキンシップを積極的に行う
生後6ヶ月~1歳
  • 繰り返しの言葉や歌を取り入れる
  • 親の行動を実況中継する
  • ふれあい遊びをたくさんする
1歳~2歳
  • 行動をよく観察して言葉を添える
  • 正しい文法で話しかける
  • 新しい言葉は繰り返し話す
2歳~3歳
  • ごっこ遊びを取り入れる
  • 歌や冗談を取り入れて会話を楽しむ
3歳~4歳
  • なぜ?どうして?に丁寧に答える
  • 遊びの中で新しい言葉を教える

語りかけ育児は、特別な道具やスキルがなくても、今すぐに始められる育児方法です。

我が子の才能をぐんぐん伸ばし、親子の絆を深めるために、ぜひ今日から取り入れてみてくださいね。

1日5分。親子の“心育て”習慣、はじめてみませんか
寝る前の読み聞かせで、やさしさや思いやりが自然と身につく。
忙しい日々でも、親子で心を通わせる時間が生まれます。
1日5分。親子の“心育て”習慣、はじめてみませんか
寝る前の読み聞かせで、やさしさや思いやりが自然と身につく。忙しい日々でも、親子で心を通わせる時間が生まれます。